さてさて、カナダで迎える二度目の誕生日、 38 になった
表記にもよるが、今年は 06/06/06 だ
ちょっと過去(と未来)を振り返ってみる
30 歳 (パサデナにて) 日常に忙しかったようだ
31 歳 (パサデナにて) 映画 (matrix) を楽しんだようだ
32 歳 (京都にて) 日本で誕生日といえば免許の更新だ
33 歳 (エンスヘデにて) 自分でケーキを持っていったようだ(オランダの常識)
34 歳 (ボルチモアにて) 日常に忙しかったようだ
35 歳 (ボルチモアにて) 海賊版 CD-R を観賞したようだ
36 歳 (ボルチモアにて) 横浜 の 研究 会 からの移動の一日だったようだ
37 歳 (ロンドンにて) 「今だ先見えず」とぼやいている
38 歳 (ロンドンにて) これまでの誕生日について思いをはせている。
39 歳 (エドモントンにて) 日常に忙しかったようだ
40 歳 (エドモントンにて) 「回り道(迷い道?)」の expert だ、と自慢している。
41 歳 (金沢にて) 人生の主導権を取り戻した(か?)
42 歳 (金沢にて) 車を買って、ご機嫌みたい。
小学校の頃、映画の「オーメン」が流行ったりしてて、ちょっと憂鬱だったかな。 あと 1999 年に世界が亡びるという話も当時からあって (もう皆忘れてるノストラダムスって奴だ)、 その頃は 30 代かぁと、漠然と考えていたな。 それくらいの大人なら、そんな混乱も何とか乗り切れるだろうと楽観していたけど
6/16/2006:若者への言葉
勝手に松岡さんからの誕生日プレゼントと思っていた「新シリーズ」 千夜千冊、 予告通り続行
第 1145 夜 、 曰くかくて、「千夜千冊」ともついにこれでさらばかという気になっていたのだが (野球やサッカーの選手たちの現役引退のような気分といえばいいだろうか)、 ところがどっこい、ぼくの隠遁の気配を察知したのか、 みなさんが本気でウェブサイトに愛着をもっていただいているのか、 春先あたりから(まるで蝶々が生まれ出ずるように)、どんどこどんどこ、 抗議の声が襲ってきた。それどころかスタッフからも「継続嘆願状」が差し出された。 「千夜千冊」撤退のお許しが内外から出なかったのだ。
では、どうするか。ともかく早々に再開しなさいということなのだ。 松岡正剛は「千夜千冊」を放棄してはいけないというのだ。 さすがにしばらくはぐすぐず抵抗していたのだが、先日、ついに踏み切ることにした。 こうして今夜になったのである。
スタイルはあいかわらず勝手気儘に進めたい。 好きな書物を選ぶということも、そのまま踏襲したい (ただし毎晩書くというのは勘弁してもらう。好きなときに書くことにする)。
そりゃ当然、『松岡正剛は「千夜千冊」を放棄してはいけない』
だけど、『ぐすぐず抵抗していたのだが、先日、ついに踏み切る』 ところは、やっぱり凄い
流行り廃りが早くて、 粘り 強い ものが見えにくい世の中に、 日々 (じゃなくてもいいのだけど) 続いている「千夜千冊」を見ると、安心する
4/4/2009: 千夜千冊とのシンクロニシティー。