教科書検定 3学会の会長が基準の見直し求める - NHKニュース(2015年5月11日)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150511/k10010075731000.html
http://megalodon.jp/2015-0512-1153-57/www3.nhk.or.jp/news/html/20150511/k10010075731000.html

先月公表された、新しい基準による中学校の教科書の検定で、「政府の統一的な見解に基づいた記述がない」などの意見で一部の記述が修正されたことについて、教育学など3つの学会の会長が声明を発表し、「教科書がそのときどきの政府の見解に左右されてはならない」として、検定基準の見直しを求めました。
先月、結果が公表された中学校の教科書の検定では、去年改定された新しい検定基準が初めて適用され、「政府の統一的な見解に基づいた記述がされていない」などの意見がついた合わせて5点の教科書の6か所の記述が修正されました。
これについて、大学の研究者などで作る日本教育学会と日本倫理学会、それに日本哲学会の3つの学会の会長が声明を発表し、文部科学省に提出しました。声明では、「教科書は児童や生徒がみずから考え判断する知性を育む教材であり、政府見解を浸透させる媒体ではない。そのときどきの政府の見解に左右されるようなことがあってはならない」などとして、検定基準の見直しを求めています。
日本教育学会会長で、共栄大学藤田英典教授は「教科書に載せる内容は学術的に判断されるべきだ。今後検定が行われる高校の教科書で不当な介入が行われないか注視していきたい」と話していました。
一方、文部科学省は「検定にはさまざまな意見が寄せられており、その1つと受け止めている」と話しています。

安保法制の全条文 与党合意 戦闘参加 厳格基準示さず - 東京新聞(2015年5月12日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051202000110.html
http://megalodon.jp/2015-0512-0939-08/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051202000110.html


自民、公明両党は十一日、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認をはじめとする新しい安全保障法制に関する与党協議で、関連法案の全条文に最終合意した。政府は十四日に関連法案を閣議決定し、週内に国会に提出する。集団的自衛権の行使を禁じてきた憲法解釈を変更した昨年七月の閣議決定を法制化する与党協議では、日本が戦闘に参加する基準は厳格化されなかった。経済混乱の際に集団的自衛権を行使する可能性も排除しなかった。

沖縄知事 27日から訪米 辺野古反対「生の声」届ける - 東京新聞(2015年5月12日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051202000126.html
http://megalodon.jp/2015-0512-0939-44/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051202000126.html

沖縄県は十一日、翁長雄志(おながたけし)知事が今月二十七日〜六月五日の日程で米国のワシントンとハワイを訪問すると発表した。米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設に反対する意向を米政府に直接伝えたい考えだ。翁長氏の訪米は昨年十二月の知事就任後、初めて。 
翁長氏は十一日夕、県庁で記者団に「辺野古には基地は造らせない。米側に(沖縄の)生の声を聞いてもらわないといけない」と訪米の目的を強調した。
ワシントンでは国務省国防総省連邦議会シンクタンクなどを訪れ、米政府高官や上下両院の軍事委員会に所属する議員と会談できないか模索している。ハワイでは昨年十二月に就任した日系三世のデービッド・イゲ州知事と会談する方向で調整している。
県は、米軍基地を抱える市町村の首長に同行を呼び掛けており、名護市の稲嶺進市長が意欲を示している。
翁長氏は訪米に先立つ今月二十日、日本外国特派員協会(東京)で記者会見し、辺野古反対の姿勢を国外に向けても鮮明に示す。

戦後70年 「平和」考えよう 宇都宮 ピースバス16日に開催:栃木 - 東京新聞(2015年5月12日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150512/CK2015051202000160.html
http://megalodon.jp/2015-0512-0940-19/www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150512/CK2015051202000160.html

「宇都宮平和祈念館をつくる会」の時代から続けられてきたピースバスは、今回で三十一回目。ガイドを務める佐藤事務局長は「今や産業と教育の中心地となっている場所で戦争の痕跡を見て、戦争と平和を考え、何が今起きているかを考えてもらえれば」と参加を呼び掛ける。
先着四十人。資料代として五百円が必要。申し込みは、十二日までに佐藤事務局長=電028(621)8778=へ。

第25回宇都宮市内戦時遺跡めぐり『ピースバス』運行
http://www7b.biglobe.ne.jp/kuusyu1945-7-12/bus/bus2011.html
開催日時:平成23年(2011年)5月21日(土)9時30分〜16時30分(雨天決行)
● 集合;9時30分 宇都宮市役所前 バスは宇都宮市の配車によるものです
● 参加費:500円=資料代、保険料を含みます(※中学生以下無料)
● コース・日程
10:00市役所出発〜八幡山下司令部跡見学(※地下壕内部一部崩落により壕内見学が出来ません。外部よりの見学と説明になります)
〜第14師団司令部跡〜第66連隊赤煉瓦庖厨棟跡(中央女子高校構内)
〜大谷資料館前にて昼食(希望者時間内資料館自由見学)〜大谷資料館前にて昼食
(希望者は時間内に資料館自由見学)〜大谷景観公園〜大谷戸室山地下 キ―84戦闘機(疾風)エンジン工場跡〜旧陸軍駒生射撃場跡
〜一向寺(戦災犠牲者ご位牌安置)
〜浄鏡寺(旧市役所前にあって空襲で焼失した天然記念物のけや木で作られた薬師如来像安置)
〜松ヶ峰教会、旭屋倉庫
宇都宮市中央生涯学習センター前下車。元枝病院門柱戦災記念碑―戦争犠牲者追悼黙祷―自由解散

<過労死>裁量労働の男性認定…東京の労基署 遺族側が立証 - 毎日新聞(2015年5月12日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150512-00000003-mai-soci
http://megalodon.jp/2015-0512-0940-48/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150512-00000003-mai-soci

証券や国債などの市場情報を提供する東京都内の会社でアナリストとして働き、心疾患で亡くなった男性(当時47歳)について、三田労働基準監督署(東京都)が過労死として労災認定していたことが分かった。男性は仕事の進め方などを労働者の裁量に委ね、実際の勤務時間とは関係なく一定の時間を働いたとみなして給料を支払う「裁量労働制」で働いていた。労働時間が重要な判断材料になる過労の労災認定で、労働時間が不明確な裁量労働制の勤労者が過労死と認定されるのは極めて異例。

辺野古移設でオバマ大統領「柔軟に対応」は誤報 NHKが誤訳 - 日本報道検証機構(2015年4月30日)

http://gohoo.org/15043001/

NHKは、29日午前0時59分から総合テレビでアメリカ・ホワイトハウスの日米首脳共同会見の中継を放送。午前1時14分過ぎにオバマ大統領の発言として「沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います」と同時通訳した。しかし、29日朝放送の「NHKニュースおはよう日本」で、正しくは「沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した」だったとしてお詫びと訂正をした。日本報道検証機構NHKに確認し、回答を得た。NHKのウェブサイトには、誤訳があったことは記されていない。