昼休みのオルガン

Asakoさんからの情報で、オルガンを聴きに行きます。みなさんごいっしょにいかがですか?


9/29(水)11:30、
東京オペラシティ2F「くまざわ書店」(なぜか、紀伊國屋が閉店になり、27日オープン!だそうです。)入口集合。
(京王新線(都営地下鉄新宿線乗り入れ) 初台駅東口下車 徒歩5分以内)
参加予定 Asakoさん mameさん(検討中?) こぐ

東京オペラシティ ヴィジュアル・オルガンコンサート
第15回 2004.9.29[水] 12:00 ─ 12:45 開場11:45(予定)
[演奏]マリー=クレール・アラン
[曲目]J.S.バッハ

終演後オプション。地階イングリッシュパブでfish&chipsなどのおひる、
と思ったら、展望階ほか、お店たっくさんあるんですね!ということで、おひるは参加者のご希望にあわせて。

20年の時限装置

たしか'85年。大晦日の夜、仕事を終えてから、21時ころ開演の音楽会に行きました。場所は五反田だったかな。
山下洋輔鼓童のジョイント。小編成のフロントに和太鼓の重低音と拳打ち肘打ちのピアノというのは凄い迫力です。
晦日ということもあり、真剣勝負の演奏の合間、余興みたいのもふんだんにあって楽しめました。


管奏者が2人、舞台中央に歩みだして、ぷっぷかぷっぷか掛け合いを始める。なんだなんだ?
やがて、なんだかききおぼえのあるリズムとイントネーションが現出。
これは、これは、「デン チューデ ゴザルゾ」「デン チューデ ゴザルゾ」と吹いているのか!!
和太鼓がこれに応じ、「ドン ドコドドン ドコドドン ・・」 
なに、このリズムは!?と思ったところで、フロントが静かに奏でだすメロディーは!
言わずと知れた、ラベルのボレロに突入。


なぜこんなことを思い出したのかというと。
昨日コメント欄にて、Asakoさんがオペラシティの五嶋みどり公演きっぷを偶然入手したとのこと。
どれどれ、と見てみたら、1/16は山下洋輔ではないか。


組曲「ジャズマン忠臣蔵」(初演)作曲:山下洋輔/編曲:松本 治/構成:筒井康隆

実は二十年前に一度予告編としてやったことがあるが、

というのが、私の見た殿中とボレロであったのか!?


いや、完全な予告編は別の公演であったのかもしれません。しかしあの大晦日のひと幕が、今回の大作の伏線のひとつであったことはまちがいなさそうです。
20年を経た時限装置が起爆することになるのでしょうか。

追越しの側方間隔

おのひろきさんからあてにされちゃいましたー。

確か交通事故の判例なんかには,自転車は 1 m くらいは,左右にふらつくものだから,自動車での追い越し時には十分な幅を空ける義務があるとかっていう話があったように思います.

追越しの時、追越される車両との間にとるべき間隔について、法令や判例が具体的な数値を示しているわけではありません。


道路交通法 昭和35年6月25日法律第105号

第28条第4項 前三項の場合においては、追越しをしようとする車両(次条において「後車」という。)は、反対の方向又は後方からの交通及び前車又は路面電車の前方の交通にも十分に注意し、かつ、前車又は路面電車の速度及び進路並びに道路の状況に応じて、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。

「できる限り安全な速度と方法で」とはどういうことか。現行法制以前の判例が参考になりそうです。


東京高裁判決 昭和33年3月5日

自動車運転者が、足踏式二輪自転車で通行している者の傍らを追い越そうとする場合には、警音器を吹鳴して注意を喚起する必要のあることはもちろんであるが、その者にあまり接近して進行するときは、たとえ、こちらから自動車を衝突させないまでも、足踏式二輪自転車に乗っている者は、自動車の速力による風圧や、震動、過度の精神的緊張等によって平衡を失い、倒れかかって接触することもあるから、自動車運転者たる者は、このような事態が発生しないように、同車との間隔に十分の余裕を保持して進行すべく、もし、前方からくる車とすれちがう等の関係上、その間隔を保つ余裕がなければ、一時停止して対向車をやり過ごす等、事故の発生を未然に防止すべき業務上の注意義務がある。

追い越される自転車との間に十分な間隔をとれなければ、自動車は一時停止しなければならないこともある、という考え方です。
警音器吹鳴の必要に関しては、現行法制との間に齟齬があるように思います。


自転車レーンに関する所見は、また改めて。


翌日付につづく。

全集の方法

江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)
「屋根裏の散歩者―江戸川乱歩全集〈第1巻〉」光文社文庫、2004年。ISBN:4334737161
上掲「心理試験」所収。光文社文庫版乱歩全集は、15年ほど前の講談社文庫版にくらべ、底本ごとの主な異同が付されるなど、解題が格段に充実しています。
ほぼ完全に初出順収録。著者自らによる解説とともに読んでいくと、時代背景や著者の境遇などとも併せ、それぞれの作品の味わいもまた新たなり。


なぎのさんも最近「怪人二十面相」を読まれた由。
光文社文庫版では、「大暗室」とともに第10巻に収められてます。初出順だから、少年探偵団と耽美小説みたいのが混在しちゃうんですね。


でもこういうのの刊行って、なんで1巻から順にいかないのかな。順に読みたいのにね。