交響詩篇エウレカセブン
いまさらー。ですが。観ました。やっと終わりました。
正直あまりのめりこめないままに終わった一年間でした。4クールあればいつかはレントンを好きになるとか、何かしらの思い入れを持つようになるだろうと思ってたけど、ならなかった! GEKKO STATEの面々にすら思い入れをもてなかったのは自分でも予想外です。
というか、最後のほうの盛り上がりのところで私の頭がついていけなくてポカーンとしてる内に終わった感があるのがいけない。私の頭が悪いのがいけない。ですので、どなたか「ばか!エウレカはこんなに面白かったんだよ!」という解説をしてください。エウレカセブンを解説するオフを開催してください。
というわけで、私がどのへんで「???」となっているのかを羅列。羅列ばかりしているとバカになります。
- デューイ死ぬと世界が滅びる理由がわからん。あの身体に埋め込まれていたのはボダラクの坊主と同じだということはわかる。
- くだんの限界は時間が経過したら来ちゃうもの。でもそれをスカブコーラルは眠ったりして止めてた。そこに攻撃きちゃうからくだんの限界おきちゃう。と、途中までは思ってたんですけれども。ちがう? このへんからして間違ってる?
- エウレカが司令クラスターになることでくだんの限界を阻止できるんじゃ……? いつのまにかエウレカが司令クラスターにならないことで何かを止めてることになってた。バカでごめんなさい。全然わからない。
- デューイのまわりにいた子ども達は結局のところ、被差別の難民の子ども達だったってだけ? 能力者とかではないの?
- レントンとエウレカと子ども達が家族になったという実感がわかん。どこが? どのへんが? 確かに子ども達は成長したけど。ぼくら家族なんだ!みたいなことを言われれば言われるほどにうそ臭さが。(これは解説しようがないか)
- 半分どこいったの? くだんの限界はそれでもいつか時間の経過によって起きるの?
- そのハートは本当にそれで視聴者感動するの?
好きだったところや前向きに気になるところも。
おねがいマイメロディー
同じくやっと観ました。面白かったーーーーーーーー。一年通して面白かった! 最終回前の告白できたらイイナ!あたりからの数話はちょっとテンション落ちたけど、でも基本的に毎週爆笑でした。まいめろー。
それにしても、最終回とその前あたりはすごかったなー。
元々ハリーの存在とかメタ方向に進むことの多いアニメでしたけれども、まさかそうくるとはー!という、な! いやぁ、すごいよ。タクトが重たくなたからって、腕力をつけるんだよ? マイメロがだよ? 一年も修行するんだよ? そのあとドアあけたら世界滅んでてギャーで「いっつもーげんきー♪」で、アレだよ? やーすごい。びっくりした。すごすぎる。
このアニメのすごいところの一つは、ミキちゃんのポエムが爆笑せずにはいられないレベルで毎回仕上がっているという点だと思うんだけど。その歌詞のおかげで最終話は泣きながら爆笑するという貴重な体験をしてしまいましたよ。か、奏ちゃんが歌いだしたーーー。マナちゃんも泣いてるー泣きながら歌ってるー。・゚・(ノд`)・゚・。 ってなってたらインモラルですよ。もー。たいへんだよ!
泣いたと言えば、最終回前話のパパとママもよかったなぁ。バクが葛藤する*1ところも良かったし、なんてったってクロミが良かったよ。ぬいぐるみの自分じゃダメだって本当はわかってるなんて、そんな寂しいこと言うなよ、えらいよクロミ。えーん。号泣でした。柊先輩が自分をとりもどすときに、クロミがいて本当に本当に泣いた。
何が何やらさっぱりわかりませんね。いいの。とにかくすごかったの。マイメロはネタアニメですけれども、でもそれだけじゃないんだぜ。歌ちゃんが白キュアになってぴちぴちボイスでライブスタートして柊先輩半裸で「まだしも…!」とか言って葛藤するんだぜ(ますます伝わらない)。
ああ、これからまた一年観ることができるなんて、なんて幸せなんだろう。今観ているアニメを一本だけにしろといわれたら、迷わずにマイメロを選びます*2 *3。
『終末のフール』伊坂幸太郎
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
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滅亡にむかいゆく世界を描いている小説といえば新井素子の『おしまいの日 (新潮文庫)』ですけれども、どちらも個々人を描いているのに、こんなにも違うもんかーと思いました。伊坂はやっぱり人類そのものの、というか、普遍的な希望を書く作家なんだなぁ。
同じマンションに住む人々を書いていて、ちょっとづつリンクしている手法はいつもの通りで安心感。もう一押しなにかあってもよかったなーとか、欲を持ってしまったり。
子どもが病気の彼が一番面白かったです。