岡山〜高松へ

kumata2008-08-21

もう一ヶ月も前になりますが、ちょっと旅行に行ってました。
もともとは直島メインだったのですが、ちょっと拡大してしまいまして...


一日目東京〜倉敷〜高松
新横浜を7時半頃ののぞみでまずは岡山、そこから山陽本線で倉敷へ。
大原美術館へ行く。
レオン・フレデリックの「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」という絵画がとにかくスゴい。タテ161.0×横1,100.0(cm)ともの凄い迫力なのだが、その巨大なキャンバスの1ミリたりとも無駄な空間はなく、キリスト教のもとの神と人間の物語を表現している。
この作品はなんと25年もの歳月を費やして完成したという...いやいや、コレを見ただけでもなんかもうお腹いっぱいという感じだ(笑


さて、この大原美術館のあるエリアは、倉敷美観地区と呼ばれる伝統的な建造物群保存地区でして(正しくは倉敷川伝統的建造物群保存地区)、この日も川には遊覧する小舟が見えた。その他、野球日本代表チームの監督星野仙一記念館やきびだんごの店などもある。
この日は曇り空の下だったが、晴天であればとてもキレイな地区であろう。
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昼食は駅ビルでざるうどん。美味いし麺が長い。


高松へは岡山から瀬戸大橋線快速マリンライナー。快速というかそこらの特急よりも速い。ちょっと爆走すぎ。
なんかアイドルの卵...じゃないそこらのアイドルよりかわいい女子高生とかが居たり(笑
しかし電車で渡る瀬戸内海は残念ながら雨。


高松駅到着...そして僕にとっては四国初上陸。
駅構内にMARK X Zioが展示してあったりもしたが、駅を降りると、サンポート高松シンボルタワーが目につく。という事で早速上ってみる。ランドマークプラザ?のように店がたくさん入っているので、やはりそちらにも行ってみる。まるでココは海浜幕張か?と思ってしまう。
そして、明日はフェリーで直島へ行くので、ちょっと高松港の偵察に行く。
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その後、親父がいいとこだよと言っていた栗林公園へ。
ちょっと前までは薄曇りだったはずの空が晴れて来て、とにかく暑い。小一時間ほどぐるっと歩いてみたのだがとにかく暑く、大きな蓮の花も残念ながらまだ開いていなくて、あまり写真は撮れず。
午後6時前で空はまだ明るいうちにいったんホテルに向かった。
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とにかく暑いので、部屋に入ってすぐシャワー浴びようと全裸に。
が、ここでハプニング発生。
窓から商店街を歩く人の顔が確認出来るじゃないか!ということは...
商店街の人に全裸見られたかも!
まぁいいですけどね。


夕飯は商店街にある中華料理屋で。
そして地方都市の夜は早いのね。まだ8時前だと言うのに商店街は人がまばら、いやほとんど居ないとも言える。
写真9



二日目高松〜直島〜岡山
外は快晴、直島行きのフェリー出港まで少し時間はあったが、高松駅サンポート高松の全景を撮っていなかったのでちょっとばかし撮影。
そして、フェリーに乗ってからは甲板から高松方面や瀬戸内海の島々を撮影。揺れがほとんどなく風が超気持ちいいので、フェリー最高と言えますね。
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直島(宮浦港)到着、そして町営バスで地中美術館まで。途中停留所「ベネッセハウス」あたりからの眺めがものスゴくよくて、美術館の帰りはここは歩こうと決める。バスは民家の脇をかすめたり、急に上り坂になったりとターマックラリーを思わせる細い道を突き進む。
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ここ地中美術館安藤忠雄設計の美術館で以前から興味はあったのだが、水樹奈々サンがやたら「直島はいいよ〜」と言ってるので、ついに行く事が出来たという感じ。
しかし、ここではカメラ持ち込み及び撮影禁止という事で、館内の様子は撮影出来ず...しかもバス停留所があるチケットセンターにて持ち物を預けるので、そこから歩いてしばらくの距離にある美術館の全景を撮影する事も出来ず。もっとも、上空からでないとその全貌は確認出来ないのだが。
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さて、ここのメインとなるのはクロード・モネの4つの睡蓮になるが、この絵画をただ見るのではなく、この地中に埋まっている建造物に入り込む自然光のみで見るということに意味がある。それはまったく建築家安藤忠雄のエゴであるような気もするが、この採光にすぐれた展示室が提示する白壁と絵画のバランス自体は心地いいものであった。
ウォルター・デ・マリアの作品は彫刻というか建築というか、またジェームズ・タレルの作品は非デジタル・メディアアートというのか?いわゆる体験ものなんだが。
建築はアートなんだろうか?
地中美術館のアート作品については公式ウェブサイトhttp://www.chichu.jp/index.htmlへ)


昼食は直島の食材をふんだんに使った...タコ焼きです(笑


直島を後にし、フェリーで岡山県玉野市 宇野港へ。
そして岡山へ。
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とにかく暑いのでやはりホテルの部屋に入ってすぐシャワーを。
地上8階から駅前を行く人々を見るのもまたおもしろい。
夕飯は駅ビルでにぎり寿司御前。寿司の他に天ぷらや刺身はわかるのだが、まさかグラタンもあるとは思わなかった。


夜の岡山駅はなんかあんまり好きじゃない雰囲気。とりあえず階段に座り込んでギター引かれると通れないからそこんとこよろしく。あとダンス自重しろ。


あ、そうそう夜はDS持っていってたから、FF3やってました。



三日目岡山〜姫路〜東京
朝7時、路面電車と徒歩で後楽園へ。
まだ人もまばらな日本三名園に、けたたましい鶴の鳴き声が響く。
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しかし暑い。まだ朝も8時前だというのに日差しがキツイ。
日陰が少ない公園だが、なんとか竹林のあたりで涼んでみたり。
例によって、きびだんご屋とかもあります。
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後楽園の南、川を挟んで見えるのは岡山城
別名「金烏城」というらしい、漆黒のフォルムにゴールドがアクセントになっており、非常に見栄えはよく...武士というよりは忍者を想像させる。
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岡山をあとにし、向かったのは姫路。途中相生で乗り換えたのだが、三石〜上郡あたりかな?やたら駅と駅の間が長い。そしてウネ!(有年)読めないわそんなん。相生から姫路までは確か野洲行きの電車。これって大阪行くの?野洲って滋賀だよね?
空腹と共に姫路到着。昼食はなんと駅地下で屋台風焼きそば!350円でお腹いっぱい!
明石焼という手もあったけど、昨日タコ焼き食ってるのでちょっと自重。
タクシーで姫路城へ。
美術館巡りの次はお城巡りだな。
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姫路城の敷地の広さはかなりのもので、駅から真正面にあたる桜門をくぐってから本丸までは30分ほどかかる。そして城全景を写真に収めるのもまた苦労するという感じ。
黒の岡山城に対し白の姫路城(通称:白鷺城)。コチラは世界文化遺産ね。
7階建ての天守閣を上ってみると、中は意外なほど涼しい。ところどころに窓や鉄砲用の隙間(いわゆる弁ってヤツ?)があり、風通しもいい。
また、戦国時代に使用したとみられる鎧も展示してある。
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帰りは姫路駅まで徒歩。後楽園で桃のソフトクリームを食べれなかったので、再び駅地下に行きソフトクリームを食べる。急に食べたので頭が痛い(笑
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姫路から新大阪までJR神戸線。確か新快速敦賀行きで、これもまた爆走気味。そしてのぞみで新横浜まで戻ってきたのである。もちろん車内ではDS版FF3ですよ。



移動時のメインBGM...栗林みな実:BUT, metamorphosis