モネの大きな展覧会が大阪中之島で開かれています。 過去何度も取り上げられた画家であっても、学芸員の方々はご自分の切り口で作家を検証すべく新しい切り口の見解を共有しようとされます。今回も、使い古された連作を、今までとは違った表示に苦労された跡が見られ、会場を通して美の情熱に包まれていました。 モネ ~連作の情景~ @大阪中之島美術館 初期の、大人に気に入られたい気持ちと、その違和感から自分を見つぃけ出したい抗う気持ちが入り混じった作品から展覧会は始まります。硬いようで早くから彼のオリジナリティが現れているところが面白い。これは後述もしますが、結局、「眼」によるもの、それ以上それ以下でもないという…