Synergyを試した 2

懸念だったキーボード問題。東プレのREALFORCEMacで利用したい。

http://www.geocities.jp/mac_scripter/index.html

とりあえずはこれで使えるようになったが、いくつか使えないキーがある。というかアンダーバーってどうやって打つの?困ったな。
と、思っていたが、どうやらMacでしか使えないと思っていたソフトウェアの代替フリーソフトを発見したため、別にWindowsで良くないか?という結論に固まりつつある。んがぐぐ。

パプリカ

そういえば、こないだマッドハウスの「パプリカ」を観た。「千年女優」の今敏さんが監督。原作は筒井康隆
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/
劇場は9割入りくらい。僕は原作未読。
ストーリーを考えるというよりは、とにかくジェットコースターのようなアニメだった。裸。最後のシーンの馬鹿馬鹿しさ*1はジェットコースターのしめとしてあまりに相応しい。
偶然読んだSFマガジン2007年1月号に今監督のインタビュウが掲載されていた。その中でも今さん自身、ストーリーは骨子のところ以外細かくは気にしなかったというようなことを書かれていた。*2なのであらすじを読んで、ストーリーに深遠な何かを求める人はがっかりするかも(笑)
予断だが、久しぶりに林原めぐみを堪能した。僕の中では大塚明夫山寺宏一コンビには完全に攻殻のイメージが・・・。あと昆布つゆの人(江守徹)演じる乾精次郎は微妙に合田一人っぽい。
「スキャナーダークリー」の予告編を観たが、未だ観に行くか悩む。原作を読もう。

*1:映画の最後ではなく、クライマックスシーンの最後。

*2:手元にないので曖昧です。

熱帯の自然

ルフレッド・ウォーレスの「熱帯の自然」を幾分前に読み終わった。

熱帯の自然 (ちくま学芸文庫)

熱帯の自然 (ちくま学芸文庫)

進化論についてというよりは博物学的な興味でもって読んだ。前半が博物学で後半が進化論といった感じ。前半は読んでいて純粋に楽しい。こういうのを読むともっと図版が欲しくなるところ。後半でダーウィンの進化論を踏まえて色彩における進化論について動植物を例に語られる。細かいことよりも博物学の何から自然淘汰による進化論が創出されたのかが興味深い。
残念ながら人類の知性の発達と自然淘汰の関係について触れているらしい「生物学の領域におけるいくつかの間道(バイパス)」と「地理的変化の指標としての動物の分布」という面白そうな2編がこの訳本ではカットされている。
予断だけれども「ダーウィニズム」という言葉の提唱者がウォーレスだったという話には5へぇ〜。*1

*1:新妻昭夫さんの解説によればダーウィンの死後、ウォーレスによって「ダーウィニズム」と題された著作が発表されている。本当にウォーレスが言いだしっぺなのか僕は知らない。