蓮舫氏、LED照明切り替え補助も

産経新聞


蓮舫節電啓発担当相は8日の記者会見で、電力需要が高まる夏に向けた節電対策として、蛍光灯や白熱球に比べて消費電力が少ない発光ダイオード(LED)照明への切り替えに補助を検討する考えを明らかにした。

LEDでも上原春男氏が発明して製品化した「熱のでない蛍光灯」でも、そういった省エネ製品を新たに普及させるのに賛成ですねぇ。
ただし値段が問題。
補助がつくとして、現在の蛍光灯製品と同じくらいの価格で買えるようにならないと。

さすが香川

しっぽくうどん、元気の源に 業者ら釜石で3千食提供へ
2011年4月8日朝日新聞


 東日本大震災の被災者らに「しっぽくうどん」を振る舞おうと、うどん店主らでつくる「本場さぬきうどん協同組合」(86業者)などが7日朝、岩手県釜石市の避難場所へ向けて高松市を出発した。9、10日の2日間で計3千食を準備しているという。


 同組合は1995年の阪神大震災でも被災地でうどんの炊き出しを行った。出発式には浜田恵造知事も姿を見せ「被災地は依然、食料が不足している。みなさんの温かいうどんで元気を分けて、勇気づけて下さい」と激励した。


 同組合の大峯茂樹理事長は「野菜たっぷりのしっぽくうどんで、おいしさとぬくもりを届けたい」と意気込みを見せた。組合員11人がトラックなど計4台で出発。材料のほか水やプロパンガスなども用意し、被災地での補給や供給は受けないという。

常に徹底して饂飩ですね。そんなに好きなのか…

ちゃんぽんで元気に…長崎の料理人が被災地支援

長崎名物・ちゃんぽんで東日本大震災の被災者を励まそうと、長崎市の新地中華街の料理人ら14人が7日、出発した。


 8日午前には宮城県気仙沼市に到着し、同市の避難所3か所で計1000杯を作る予定。


 大震災の発生後、中華街の料理店や商店などでつくる長崎新地中華街商店街振興組合が「自分たちも何か支援できないか」と企画。2週間かけ、受け入れ先の調整や材料の調達を行った。


 麺やスープ1000食分、キャベツとモヤシ約120キロのほか、タマネギや豚肉、イカなどの材料や調理用のコンロなどをトラックに積み込み、料理人6人らはバスに乗り込んで出発した。


 同組合の劉済昌理事長(61)は「私たちにできることはちゃんぽんしかない。栄養があり、温かいちゃんぽんを食べて、元気になってほしい」と話していた。


(2011年4月8日13時31分 読売新聞)

長崎からはちゃんぽん…各地の名物を生かした支援ですか。
けっこうご馳走ぜめですね。

吉村昭 覚悟の死

2006年7月に亡くなった作家、吉村昭さんの妻で、作家の津村節子さん(82)が、夫のがん発病や闘病生活、死に至るまでをつづった私小説「紅梅」を7日発売の文芸誌「文学界」5月号に発表する。最愛の夫を失った悲しみを作家の目で見つめた作品は、話題を呼びそうだ。


 「紅梅」は、原稿用紙240枚。舌がんと判明した吉村さんが、親しい知人にすら病状を伝えぬまま、同年の新年の日記に「これが、最後の日記になるかもしれない」と書き、闘病中に「いい死に方はないかな」とつぶやくなど、気丈に死の不安と闘う姿を描く。また、胸に埋め込んだカテーテルポートを自ら引き抜き、覚悟の死を遂げた様子も克明に記されている。


 文学界の舩山幹雄編集長は「震災で多くの方が亡くなられた今、人間の命について考えさせる作品を読んでほしい」と話している。


(2011年4月6日 読売新聞)

吉村昭さんの作品には今回の災害に関係したものがあるそうで…

三陸海岸大津波 (文春文庫)

三陸海岸大津波 (文春文庫)

今度読んでみようと思います。

クイーンズライク、日本支援ライヴを開催

oops!


結成30周年を迎えた米プログレッシヴ・メタル・バンドのクイーンズライクが、東日本大震災の被災者支援スペシャル・イヴェントを開催することがあきらかとなった。


 このイヴェントは、4月14日にシアトルのハード・ロック・カフェにて行われる。アコースティック・ライヴのほか、フロントマンのジェフ・テイトが手掛けたオリジナル・ワインの販売もあり、希望者はワイン・ボトルにサインしてもらうことも可能だという。なお、アルコールを扱うイヴェントのため、入場は21歳以上に限られる模様だ。


 12枚目となるスタジオ・アルバム『Dedicated To Chaos』のリリースを今夏に控えているクイーンズライクは、6月にジューダス・プリーストとのカップリングによるUKツアーを開催。そして8月には、結成30周年を記念した全米ツアーをスタートさせる予定だ。

いやー、懐かしいな。日本ではかなり人気がありましたね。

クイーンズライクがどの音楽ジャンルに属するか、て話は昔も話題になっていたんですけど、プログレという位置づけになったんですね。

元オアシスのリアムが日の丸バックに熱唱!

Movie Walker 4月5日(火)10時41分配信

英国ロック界の大物がずらりとそろってロンドンで行われた4月3日のチャリティーライブは大盛況のうちに幕を閉じ、15万ポンド(約2千万円)以上の義援金を集めたと英ガーディアン紙ほかのメディアが伝えている。


ライブの発起人である元オアシスのリアム・ギャラガーは、現在のバンド、ビーディ・アイを率いてこの日のトリを務め、日本国旗をステージ正面のスクリーンに大写しにして、日の丸をバックに熱唱した。また、プレス・アソシエーションが伝えるところによれば、ビーティ・アイは、この日の最後の曲となったビートルズのカバー「Across The Universe」をコンサートの前日に録音したそうで、バンドの公式サイトでダウンロード販売し、その売り上げも日本の震災支援のために英赤十字社へ寄付されるという。


チャリティーライブの前に様々のメディアから取材を受けたリアムは、「僕たち(英国のロックミュージシャン)は常に日本とは強くつながっていて、日本のファンにも親愛の情を持っている。震災の映像を見て、みんな心を痛めている。このコンサートで日本の人々を助けることができたらと思う」とMTVニュースに語っていた。また、チャンネル4ニュースに出演した際には、同局の取材班が現地で撮影してきた震災直後の仙台の映像を見せられ、言葉を失って無言でうつむく場面もあった。【UK在住/ブレイディみかこ

オアシスは自分の趣味とは畑違いなので聴いたことがなくて、ネットに転がっている面白エピソードしか知らないんですけど…
今度聴いてみるかな。

東北の原発 電源確保が課題

NHK


7日の地震では、東北地方の一部の原子力発電所原子力関連施設で、外部電源が一時すべて使えなくなりました。安全装置である非常用の発電機が動き、核燃料の冷却などが想定どおり行われましたが、先月11日の東日本大震災以降、東北地方は停電が起こりやすい状況となっており、万一に備えた電源の確保が課題になっています。


青森県にある東北電力東通原子力発電所では、7日夜の地震のあと、2系統ある外部電源が停電ですべて使えなくなりました。東通原発は、当時、定期検査中で運転していなかったため、問題になるのは、燃料プールに保管されている核燃料の冷却でしたが、非常用の発電機が想定どおり働いて冷却機能が維持され、大きな問題には至りませんでした。ただ、外部電源が復旧したあとの8日午後2時前、非常用の発電機に油漏れが見つかって、3台の発電機すべてが使えない状態になり、結果的に外部電源のみという状態になりました。


このほか、7日夜の地震では、青森県六ヶ所村にある日本原燃の再処理工場でも、外部電源が一時すべて使えなくなったほか、宮城県女川原発でも、4系統ある外部電源のうち3系統が使えなくなるなど、先月11日の東日本大震災以降、停電が起きやすい状況になっていて、万一に備えた電源の確保の課題が浮き彫りになっています。

昨日は少し肝を冷やしましたけれども、地震だけならなんとか非常用電源が作動してくれるということで東北電力GJなんですけれども、どうも脆弱さが原発界全体に漂っていますね。
原子力発電が事故った時の深刻さに比べると、あまりにも普通の強度しかないように思えて仕方ありません。
非常用電源の種類や燃料も二重、三重のバックアップ体制を作っておいてほしいし、それは様々な災害・トラブルを想定して各種の被害から分散しておいていただきたいと思います。
さらにいうなら普段から電力会社同士で非常用の装置を融通しあう取り決めをしておいてほしいと思います。
非常用電源を持ってきたけどプラグが合わないとかアホかと思います。
そういうものは全国で統一しておくのが当然じゃないかと思いますし、政府の装備としても共通の非常用電源、燃料、輸送機械を備えておくべきです。既にあるかもしれませんが。
電源のプラグが合わないから使えません、なんてのは戦時中に兵器工場や兵器メーカーによってネジの穴サイズが異なっていて統一的な整備ができずに非効率極まりなく、標準化された装備を持つアメリカに負けました、というエピソードとそっくりそのまんまです。
70年近くたっても何の進歩もしていない。工業規格が常識になって久しいのにまだそんなレベルなのかと呆れます。
明らかに日本における文化的劣等性を示す話だと思います。

東通原発、非常用電源に不具合

TBS


宮城県震度6強を観測した7日夜の地震で、青森県東通原発では外部からの電源が一時、ストップしましたが、その際に起動した唯一の非常用の発電機で不具合が見つかっていたことがわかりました。


 7日夜の地震発生時、青森県東通原発では運転停止中でしたが、外部からの電源が一時、ストップし、使用済み燃料プールの冷却を非常用電源に頼る事態となりました。


 原子力安全・保安院によりますと、非常用の電源はディーゼル発電機など3台がありましたが、このうち2台は定期検査中で使えなかったうえ、起動した1台には外部電源の復旧後に不具合が見つかったということです。


 外部電源の復旧が遅れていれば、電源車だけが頼りになる事態でしたが、電源車が実際に使えるかどうかについて原子力安全・保安院は次のように説明しました。


 「(Q.プラグがつながるということを確認しているのか)それをこれからきちっと確認していく」原子力安全・保安院の会見)


 一方、宮城県にある女川原発地震発生後、5回線の外部電源のうち1回線しか使えない状態になりました。この際、バックアップの非常用発電機2台のうち、1台は使用できない状態だったということです。


 原発の安全に欠かせない電気の確保が綱渡りだった形で、原発の安全が改めて問われそうです。(08日20:49)

東北電力とりあえず切り抜けたわけですが、頼むぜホント。
まだ危機管理としては弱いですね。
事故の現場を見れば、コストを気にする部分じゃないでしょう。
出来る限り分厚いバックアップをしてほしいものです。