コスト関連メモ。
会社は、僕らの「働き(動きではない)」を、貨幣へと変換する関数(あるいは、うちでの小槌)である。
故に、関数を理解するのと、関数をブラックボックスと見なして扱うのとでは、全く成果が異なってくる。
「売り上げ」の向上金額×純利益率=「コスト低減」金額×100%。
たいていの場合、同じ工数を掛けて改善するなら「コスト低減」にスポットをあてる方がいい。
マンパワーはすべての原動力。
改善によって余力を生み、その余力を改善のために再投資するコトが必要。
マンパワーはメンタル的な要素で能力の発揮度が全く変わってくるので、メンテナンス(=手法や情報の提供など)が鍵になる。
「ほんの少しの速度改善」×「ある程度の疲労度改善」の組み合わせ(どちらかだけでは成立しない)が、莫大なコスト低減効果を生む。
この点は、日本語入力関連の「全体改善&個人向け最適化」(どちらが欠けても成立しない)アプローチが、直接的なメリットをもたらす。
コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)
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メモ。
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この技術が一般量産レベルに降りてくると、カラー分野でのペーパレス化に拍車がかかる……と。
あと10年、かなぁ。
あと、電子ペーパーの応用分野として有力なのは、【電子ブックリーダー】なんて課金モデル依存のものではなくて、もっと事務寄りの【試し刷りプリンタ(プレビュープリンタ)】のほうが売れると思う。
紙として出力するプリンタの代わりに、「プリンタインターフェース付き電子ペーパー」に対して印刷コマンドを投げる。
端末はパソコンから見るとUSBプリンタに見えるようにして、プリンタドライバを同梱しておく。
端末ではイメージを(PDFだと処理が重くなるので)PNGとして保存して、それを再生できるようにする。
端末のボタンは「最新/電源」「過去」「未来」「リスト/復帰」の4ボタンで充分(書き換え時以外は電気を食わないから、「電源」はいらないのかも)。
……要するに、「原稿確認用の液晶画面付きFAX(↓)」の液晶部分を電子ペーパーに・モデム部分をUSBプリンタインターフェースにしたようなもの。
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こっちも10年とか、そのくらいで。
端末をUSB OTGかUSB数珠つなぎで連結すると、USB OTGなら見開き2ページ固定、数珠繋ぎならNページ見開きで表示できるようにしないと、実用にはならないかも知れないけど。
……なるべく単純な機械にして、「ふつーは見なしプリンタ機器として使います。たまにPNG画像ビュアとして使う人もいますけどね。」という感じで使えてしまうほうが、応用し甲斐があるのかもしれない。
けん盤配列関連メモ。
下駄配列スレッドにおいて、「、」「を」の打ちにくさに関する話と、それが打ちにくくは感じないという方の話とが出ていた。
お互いに「自分が気に入った、下駄配列という名の入力規則」を使っていても、受ける感触が異なる……と。
同種の話は、月配列系&飛鳥系(この場合は配列変更に向かう)や、あるいはDvorak系(この場合は小改定や異版への移行に向かう)でもたびたび目にしてきた気がする……のだけれど、同様のことが下駄配列においても、同じように言及され始めているというのは、とても興味深いとところ。
この「打ちにくさの度合い」に関する話、飛鳥カナ配列であれば「片手同時打鍵に続く連続的なシフト」の絡みに、かなり似た話があるような。
私は、片手同時打鍵の範囲内で連続シフトを使うのは「どうやっても無理」と感じていて、この部分は非連続シフト(=NICOLAなどの操作方法と同じく、毎回親指キーも放す)で処理しています。
……で、一方でtomoemonさんはこの処理を難なくこなしていらっしゃる。たぶん、Rayさんも同じく。
このあたりはまさに、「指の運動機能の差」とか「快適だと感じる操作の差」という、きわめて個人的な差異によって【どう操作するのが自分にあっているのか、というところが異なってくる】と言う以外に、説明のつけようがない……と、そう感じています。
ここで打ちにくいところをどうするか……けん盤配列スレッド的には、
- 打ち方を変えて、自分だけの最適化を追及する。
というよりも、
- けん盤配列を小改定して、なるべく多くの人にとっての適切解を探す。
とするほうが、盛り上がるのかもしれません。
けん盤配列の面白いところは、なんと言っても
- 文字入力のルールそのもの(=小さな世界)を変えて、自分のみではなく「ほかの人にとっても」よりよい環境を提供できる余地がある(その成果の一つが、今の下駄配列の姿になっている……と)。
というところにあると思います。
飛鳥スレッドではかつて、そういうコメントが付くたびに(?)Rayさんが配列改定をしまくっていましたし、月配列スレッドでは、利用者間で個々に開発成果を公開ししつ、いまでも新しい配列を模索しているはずです。
そういった方向に走るか、あるいはそのままの配列で馴染むまで使い続けてみるか……というあたりは、全て利用者さんの意向次第で決まるはずですので、あるいはいろいろとテストしてみる必要/価値があるのかもしれませんね。
物欲メモ。
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- BD-RE(BD版の-RAM)に記録可能。
- 内部記録用の「DRモード」を、変換せずに光ディスクへと記録可能。
らしく……特に後者は「どーせできない」のだと勘違いしていたのでショック。どんだけ調査する気が足りてなかったんですか>私orz。
たかが4万円をケチった代償は、激しく激しく大きかった……アアドウスレバ。
#「安いBD-RW対応デッキ1台+大量のBD-RE」=「高いBD-RW対応デッキ1台」なので、安いBD-RW対応デッキの存在は「BD-RWを売る気満々の価格戦略」なのだと思う。BD-REの価格は「初期のVHSテープの価格」と似たようなものだし、今後がんがん下がってくると思う。