お茶日記 お茶紀行番組で本場の中国茶を知る

BSデジタルで中国茶紀行の番組があると云うことで少し期待して観てみると腰砕け。それでも気になった点をいくつか挙げよう。
最近は当たり前になった知識かも知れないが、中国で飲まれているお茶の殆どは緑茶であると云うこと。800年前に禅僧が中国での修行の帰りに静岡に茶の木の種を持ち帰ったのが静岡のお茶の起源であるらしい。緑茶の飲み方は、いくつかの茶荘での映像から、グラスに茶葉とお湯が入っていて、それにお湯をつぎ足すという方法。僕はこのグラスを使う方法は工芸茶以外では味の調節が難しいのでやらないのだけど。それと、出されたお茶をレポーターが飲んだとき「熱い」を連発していたこと。どうやら熱湯を注いでいるらしい。
普通、日本の煎茶では、かなりお湯をぬるくしなと渋みばかりが先行して旨味が出ない。しかし、中国緑茶の特徴はおそらく香りにあると思うので、高い温度の方が香りが良く出るのかも知れない。尤も、紅茶や青茶を淹れるように「出来るだけお湯が100度に近いように」と気を付けなくても良い。つまり、茶器を温める必要がないのだ。温めない茶器に沸騰したお湯を注ぐだけで、若干茶器の中でのお湯の温度が下がり、自然と中国緑茶に向いたやや低い温度になるのだと思う。今まで、中国緑茶を美味しく入れることが出来なかったが、良いヒントを得ることが出来た。

気になるサイト

OSと日本語変換とブラウザとオフィス関連以外はたぶんフリーソフトシェアウエアを使っている。ついつい使い慣れたソフトを惰性で使い続けてしまいがちだ。まあ、それでも良いのだけど、時に新しいソフトを使ったときPCの使い方が180度とは云わないまでも、90度くらいは変わってしまうことがある。使い方と云うより、同じことをするときにどんな作業をするか。その作業手順が変わったりする。最も簡単に云うならば、同じ作業をしていても使う時間が違ったりするわけだ。それに、シェアウエアのソフトなどは、案外安いものだし、試用期間もちゃんとあるし、下手なメーカーもののソフトよりも使いよかったりもする。そう云う意味で、どんなソフトが使われているのかということの情報には価値があると思うのだ。

短歌日記

  • 眠れない夜も確かにあるわけでビンとカンとを分別してる

雑誌「短歌研究*1」10月号に掲載された歌。この月は穂村弘が選者だったので飛び上がるくらい嬉しかった(尤も、8月号と同じで最も低いランクだったが)。
しかし、二回送って二回とも掲載となるとちょっと疑惑も出てくる。もしかして、投稿した人の歌のうち一首は必ず乗せてるのではないかと云うことだ。この雑誌、短歌研究者と云う出版社から出ているのだけれど、うちの近くの書店にはなく、首都圏で探してみてくれた日記書きさんがいて見つけられないと報告してくれたし、10月号を見てくれるように頼んだ友人も首都圏の人なのだけど、無い書店があったそうだ。つまり何が云いたいかというと、もしかしたら発行部数がすごく少なくて、読者獲得のために載せてるんじゃないかってこと。その可能性も否定できないと思うと、ちょっとげんなり。
その可能性を否定するために、募集してる「うたう☆クラブ*2」で11月1日から一ヶ月間募集されている栗木京子選の回(掲載は1月号)に短歌日記の皆さんで参加しませんかねえ。グループ活動のネタも無いことですし。ダメですか。でも、密かに参加者募集します。企画の宣伝も歓迎。