新宿歌舞伎町のラーメン屋神座

に行ってきました。所用で新宿に出てて、その日は朝から腹がラーメンしか受け付けないと駄々をこねるので。元は大阪道頓堀の人気店が一昨年鳴り物入りで歌舞伎町にオープン。マスコミなんかでも結構取り上げられてたしい。店内は、新宿の一等地とは思えないくらい広くて、ラーメン屋というよりカフェみたいな雰囲気。壁には芸能人のサイン。


私が食べたのは\650の「おいしいラーメン」。白菜たっぷりで、甘味があって洋風のスープ。感想見てるとすき焼き風、と感じた人もいる。んー、入り口のところに「1回目は違和感」「2回目で味の変化」「3回目で病みつき」ってあったんだけど、3回行きたいかどうと聞かれると……いや美味しかったんですけどね。

ディバイデッド・フロント(1) 隔離戦区の空の下/高瀬彼方/角川スニーカー文庫

ディバイデッド・フロント〈1〉隔離戦区の空の下 (角川スニーカー文庫)


とある事情から外界から完全に隔離された戦場で謎の生物群と戦う少年少女の話。最近完結したので読み始めてみた。近未来、思春期の主人公が未知の生命体と戦いながら軍隊生活の中で成長していく、みたいな話はアニメ、漫画、ラノベでは既に市民権を得たようだけど、その中でもこれは特にストレートな話だと思った。変にすれてないというか。この人って元は講談社ノベルスとかで書いてたんですよね。若い作家が同世代感覚を持って読者に語りかける、ってのがラノベの意義だって話をたまに聞くけど、だとしたらこれはラノベじゃないような気がするなあ。「憑魔」とか、その辺の設定はいかにもラノベ的なんだけど、逆にそれをそのまま使っちゃう辺りが。青春物ってのが一番近いか。文章のノリもなんだか7、8年前のラノベを「多分こういう感じなんだろう」と作者なりに咀嚼して書いたというか。だがそれがいい。スニーカーの土壌もあるのかなあ。でも、ヒロインの一人称(この小説は場面場面で視点を変えて書いてる)に時々違和感も感じたりもして、そこら辺が受けつけない人もいるかも。あとは、ラノベ的な設定と話の齟齬とか。あまり未知の能力とかは前面に出てきてほしくないなあ。話のテーマの一つにもなってるんだけど、強固な未知の生命体に貧弱な人類が立ち向かっていく、みたいな路線で行って下さい。それで行くには、敵が少々弱くて絶望分が足りないような気もするけど。


イラストは、絵柄自体は好みなんだけど本文がシリアスな時でもギャグやってるように見えたりするのが難点。口絵の二つ目とか。

監督不行届/安野モヨコ

監督不行届 (Feelコミックス)


実は安野モヨコの漫画って、ちゃんと読むのこれが初めてだったり。「日本のオタク四天王」らしい庵野秀明監督と漫画家、安野モヨコのオタクな新婚生活を面白おかしく綴った漫画。一部創作含む。


「あの」庵野秀明を「カントクくん」っつうキャラクターに可愛くデフォルメすることができた作者の漫画力の勝利。もう40にもなる大の大人が実際にやったらアレなオタク的な所作の数々を、あくまでコミカルに、可愛く描いてます。「あの人にも可愛いところはあるんですよ、誰も知らないだけです」ってやつか。実際の監督がどういう人かは私は知らないけど、それを漫画にして読者を楽しませるってのは、やっぱり作者の腕だと思います。だからこそ、巻末の庵野秀明インタビューは要らない。いや、庵野秀明本人に対しては色々と複雑な思いはあるものの嫌いじゃないし、これが単に庵野モヨコの完全な創作漫画だったらいいのだけど、フィクションとノンフィクションの境界みたいな漫画で登場人物のモデルがリアルそのまんまの姿で出てきて作品について語るってのは……。


あーなんか素直に、こういう生活楽しそうだなあ、結婚したいなあ、なんて思っちゃった自分がいる。前までは他人と一緒に長時間住むなんて絶対にごめんだと思ってたんですけどね。関係ないけど「食卓にビールを」の夫婦なんかもすげー好き。友人はモロ倦怠期の夫婦じゃん、と言ってたけどあの距離感は憧れます。なんつうか、イチャイチャはしてるんだけどベタベタしてない辺りが。

電撃文庫 新作ハードカバー4ヶ月連続刊行

http://d.hatena.ne.jp/Idle/20050312#1110608208
私も電撃hpスペシャル確認しましたが、うえお久光がハードカバーってのはなんとなくイメージ違うなあ。あくまでなんとなくだけど。高畑京一郎有川浩と来たら壁井ユカコとか或いはかどちんとか、そこらへんの面子で行くのかと。


ƒ‚ƒmƒOƒ‰ƒtより

次号ドラゴンマガジン5月号より【秋田禎信新連載】スタート!

ソースは富士見メールマガジン。タイトルは「愛と哀しみのエスパーマン」。……どこにいくんだ秋田禎信


スレイヤーズVSオーフェンは1,890 円(税込)
http://www.chara-ani.com/ditails.asp?prdid=K12503007

滝本竜彦がBSアニメ夜話「新世紀エヴァンゲリオン」の回に出演

http://www.boiledeggs.com/chojin/takimotoinfo4.html
この人はむしろ望むところだろうけど、今さら宮村優子を引っ張り出してくるのは……


http://www10.ocn.ne.jp/~comic/より

岡本倫『エルフェンリート』が週刊連載に復帰&地上波にてTVアニメ再放送決定

http://www.s-manga.net/mens/yj.html
最近進みが遅いんで、週刊連載に戻ってスピードアップしてくれるのは嬉しいけど、7巻以降なんだか迷走してるようにも感じられるなあ。何巻だかのあとがきで、「ラストは連載が始まる前から決めています」みたいなことを言ってたし、あまりダラダラと続いてほしくないというのが本音。


http://www10.ocn.ne.jp/~comic/より

ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館帰国展「おたく:人格=空間=都市」


誘われて、普段寄りつきもしない恵比寿まで行ってきました。森川嘉一郎が主催したオタク展の凱旋展示。15時頃現地に到着したのですが、土曜で、しかも13日までの展示ということもあってか、受付のお姉さんに「ただ今2時間待ちとなっております」とか平然と言われる。これはコミケで並ぶオタクの姿をLIVEで再現してるんだよ!とかわけのわからない理屈で自分を納得させ、「オタクを見る人はこちらです」という声に引率される。並んでる人を見回してみると、比較的女性が多かったのはなんとなく意外。カップルが多かったから男の方が連れてきたんだろうか。


中に入ると、待っていたのは天井から吊るされたアニメやエロゲーのポスター類、レンタルショーケース秋葉原コミケを再現したミニチュアなど。展示物の説明はあまり詳しいものではなく、「考えるな感じろ」を地で行ってる感じ。まー狭い空間にひしめき合うオタグッズは、分からない人にもなんとなく妙な空気を伝えてはいたんじゃないかと。ミニチュアは手が凝んでて面白かったなー。つうか、部屋に飾りたい。普段自分のいる空間を俯瞰してみるとこんな風に見えるのかーと。それが正しいかどうかはともかく、こういう視点から秋葉原コミケを見て、それを他人に分かるように再現できる主催者・森川嘉一郎は素直に凄いと思った。「オタクの個室」を紹介する展示一つとっても、二段ベッドの下にエロゲキャラの抱き枕、上にボーイズラブ系キャラの抱き枕が置かれてたりする統一感のなさっつうかカオスぶりはわざとやってんのかなあ。一つ一つの個室単位では嗜好を統一した方が分かり易いんじゃないかと思う。それは個別の展示も同じなんだけど、でもなんかあの雑然とした感じには圧倒されるものがあるというか、ああ、やっぱりこれをアートとかいうのはなんか違うよな、という思いを抱かせてくれました。


一番面白かったのはこれ。日本人の性欲は異常。
http://www.galge.com/galge/nomember/sbp/topics/05/03/04b/09.html


http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/index.html
http://www.galge.com/galge/nomember/sbp/topics/05/03/04b/index.html