金星は見えていましたが、透明度が悪く、水星は肉眼では見えませんでした。
双眼鏡で確認しました。
ε Aurを撮った後、帰宅しましたが、曇られました。
ST-8300Mのテスト
ST-9との比較は、同じ構成にするのが意外と手間だとわかったので、パスさせてください。
#主にST-9には、CFW-9をくっつけているためです。
で、とりあえず、binning無し、binning、2x2、3x3で撮ってみました。
M5付近で、50mmレンズ(F2.8)、露出1分、SDSS z' filterです。
バックグラウンドは、ステライメージ6で、自動にして、表示のレンジは同じに合わせてあります。
ビニング無しの画像で、フォーカスを追い込めていないのがバレバレなのはとりあえずおいておいてください。
これをみると、2x2ビニングが良さそうですね。
ファイルサイズもビニング無しの1/4ですし。
ビニングあるなしで、ADUが同じがどうかはよくわかりませんでした。
DSIの評価でやったのと同じように、露光を変えて撮って、グラフにしてみればわかるかもしれません。
同時にACPでの撮影もしてみました。
設定を変える箇所が多かったので手間取りましたが、ちゃんと撮れました。
スクリプトを使った自動撮影のテストもしたいのですが、フィルターフォィール無しの場合、ACP plannnerでどうやって設定したら良いのでしょう??
ADU
Mirametrics社のwebに、Crude Estimation of the Gainってのがありました。
- signalを変えた画像を何枚か撮って、biasを引く
- signal(count)とばらつき(標準偏差)を測る
- ばらつきをX軸、signal(count)をy軸にしてグラフを書いて、傾きがgain
正確に測るのは、いろいろ考慮しないといけないことが多そうですが、実際の値でなくて、ビニングありと無しで違うのかどうかを比較するだけなら簡単に出来そう?
ちなみに、調べていたらQSI583では、ユーザーが、0.5/e-と1.5/e-を選べるようになっていました。
ビニングした時の対応用ですね。
ちなみに、QSI583、フィルター取り付け位置が近くできるので、光学系のF値にもよりますが、1.25インチのフィルターでOKというのを謳っていますね。
いや、実際のところ、2インチサイズのフィルターって高いし、ST-8300用の36mmのフィルターって、互換性低いし。
ちなみに、うちは、50mm角フィルターを使っています。
フォーカスリングの固定
ST-8300Mに付けているカメラレンズ、フォーカスリングが軽いような気がしています。
ピントを追い込んだら、触って動かさないように、固定してしまいたいのです。
#うちのレンズ、良いガラスとか使ってないので、温度にはそれほど敏感でないと思います。
テープでもいいのですが、なにかもっと、スマートな手はないですかね?
#オーストラリアで撮影したときは、ガムテープで止めました。
Cマウントのレンズなんかでは、固定用のネジがついているものの多いようですが。