広島原爆国際民衆法廷を自身の思想と利益の為に利用する行為

mensch2006-07-16


日本?の市民団体が、原爆を落としたアメリカを相手取り国際民衆法廷を開いた。だがその実、原告の殆どが在日朝鮮人の方々や帰化人、及び彼らに関連した市民団体だ。
強制連行させられた先の広島に彼らが住んでいた時に被害にあったとの捏造を未だに声高々に叫ぶ行為は問題だが、朝鮮民族特有の何かあれば賠償と謝罪を求める姿勢は日本人も少しは見習うべきだろうか。


今回の広島原爆投下に対する彼らの主張は確かに正論だが、その原告の構成、そして強制連行等の歴史見解を見るにあたり素直には応援できない事も確かだ。ドイツではホロコースト産業が今も盛んで、ナチスを糾弾しユダヤ人を保護すれば何らかの恩恵を受けることが出来る。日本も同じく在日朝鮮人であれば、相手がアメリカ政府であれ日本政府であれ、その肩書だけで誰も敵わない様な状況だ。
アメリカに謝罪を求める行為は確かに必要だが、本来であれば、日本人が最初に率先して行うべきものではないだろうか。


主催する湯浅一郎氏は極左思想で大の反米家でもある。氏の言われる通りアメリカの覇権主義は許せない事だ。であるならば、中国も同じく恐るべき覇権国家だとの事も訴えるべきではないだろうか。
中国国内での少数民族に対する民族浄化や法輪効に対する血の弾圧は、湯浅氏にとってどうでも良い問題なのであろうか。これだから、極左が望んでいることは平和などではなく、単なる共産思想の普及に過ぎないとの浅はかな動機が分かってしまうのだろう。
私は、アメリカも中国も問題国家だと思っている反覇権主義者だ。だからこそ、彼らよりは世界情勢を冷静に分析する事も出来る。
反米主義者の多くは共産主義の普及の為に平和という上辺だけの偽りの表現を利用しているに過ぎない。そして、その思想は反日反米の一部の在日朝鮮人の利益と一致している。
少し、彼の発言を取り上げてみたい。


「21世紀は平和な社会にしたいと考えていたが、 私たちの運動の力が弱いせいか、再び戦争の 世紀へと突入して行くように思えます。 この間、思うのは一番悪いのはアメリカではないかということ。 原爆を最初に使い、ベトナム戦争では枯葉剤湾岸戦争では 劣化ウラン弾を使った。今回はバンカーバスターをつかった。 戦争ごとにアメリカは兵器を開発している。今後、イラクへの 人道支援にも取り組んで行きたいのでご協力頂きたい」「冷戦後、アメリカだけが世界でどんな分野でも世界一でなければ ならないという認識が広まっているのではないか」


確かに氏の言われる様にアメリカは自国の利益だけを優先する覇権主義国家だ(最も国家とは自国民を第一に考えるものだが)。だが、少なくとも現代のアメリカは民主主義国家を軍事攻撃する事は無い。対照的に中国はどうだろうか・・・。
中国は今、朝鮮半島や台湾を狙っており、日本の領土も狙っている。氏の偏った発想では到底、世界平和が訪れる事も無いように思えてしまう。


極左在日朝鮮人の利益の為だけに、原爆投下という歴史的惨事が利用されようとしている現状は如何なものだろうか。今回の原爆国際民衆法廷反日思想を持たれた在日朝鮮人の方々や極左勢力によって自身の思想をばら撒くための道具として利用されないことを、そして違った方向に持って行かれないことを祈るばかりだ。
純粋さを欠いた裁判はそれこそ、原爆で亡くなられた何千何万の人々への最大の冒涜ではないだろうか。


asahi.com 国際民衆法廷 250人が「傍聴」2006年07月16日


8.6ヒロシマ平和へのつどい2006