今の日本に移民を受け入れる資格は無い


巧妙な利権確保家や詐欺師は、弱者と博愛を利用する。宗教、外国人問題が良い例だ。これらを利用する者にとって、反対する者は差別主義者や弾圧主義者となるから非常に都合の良い隠れ蓑でもあり、絶対確実な利権となる。


移民1000万人受け入れ提案も同じ流れといえる。如何に矛盾に満ち、時代に逆行した提案だとしても、「私は差別主義者を許さない。移民受け入れ反対者は差別主義者に過ぎない」の言葉で自らを正義として正当化出来、計画の遂行を阻止するものを悪と認定させ、更には私服も肥やせる。これほど、卑劣且つ旨い話はないだろう。


このような策略に対しては、冷静に彼ら主張の矛盾点を一つ一つ崩すしかない。


外国人犯罪率の急増に対する具体的な提案が、全くない。
既に現段階でも外国人犯罪が問題化しており、増加の一途を辿っている。
この点について、フランスを参考にすると、日本の将来が見えてくる。フランスは嘗てモロッコ宗主国であった。更には、地理的にモロッコから近いこともあり、モロッコ人が大量流入しているが、昨今のモロッコ人による大暴動や集団凶悪犯罪は、地理的な近さ(罪を犯しても直ぐに祖国へ逃げられる)と、宗主国であるフランスに対する歴史的怨念に負う部分が多きい。
外国人として現在、日本国内では中国人・韓国人が殆どを占めており、1000万人受け入れになった場合は、両国人が大多数を占めることは避けられない。これら国家は、反日で地理的にも日本に近い。両国人のモロッコ人以上の日本に対する偏狭な反日思想を鑑みるにあたり、将来の日本の混乱はフランスの比ではない。
インド人がイギリスで大暴動を起こさないのは地理的要因が有り、トルコ人がドイツで大暴動を起こさないのは歴史的怨念が殆ど無いからだ。北朝鮮が日本国内で堂々と日本人を拉致できたのは、何故か。


※古代日本は渡来人を受け入れた。今の日本も受け入れるべきだ。
古代日本の社会状況と現代日本の社会状況を同一に語る点で、そもそも説得力が無い。
古代渡来人が現代の中国人・韓国人の先祖という立証も出来ない。その中でも大勢を占めた百済人は朝鮮人ではなく、日本本土の日本人と同一民族だった。高句麗新羅の渡来人は実際には戦争による人質や捕虜であり、要因が異なる。漢人に関しては更に少なく、古代だけ漢人の移民が特に多かったとの立証は出来ない。古代の漢人は、明治時代の欧米人程度の存在だったと思われる。
何よりも、現代日本は中国・韓国よりも遥かに住みやすい国家を作った。移民を受け入れ日本を改悪する必要が有るのだろうか。


※労働力確保の為に必要。
年金問題が深刻化しているのであれば、高齢者の雇用を創出する必要がある。日本は途上国と違い高齢者でも働ける産業が充実しているだけではなく、優秀で勤勉な人材が多い。
更には、フリーターやニート等の潜在失業者数も含めた失業者数は800万人にも上る。
日本国内で此れほど余剰人員がいるにも関わらず、外国人受け入れを声高々に叫んでいる人々の魂胆が分かってくる。彼らは、日本人よりも外国人が大切なのだろう。


※人口維持の為に必要。
日本は山国で既に人口過密であり、これ以上の環境破壊を防ぐためにも食料自給率向上のためにも人口を維持する必要は全く無い。極論で言うならば、日本の人口は6000万人位が妥当といえる。
人口=国力との定説も正しくない。大量消費社会がこのまま続くとも思えず、仮に破綻した場合は、その時は人口よりも優秀な人材がキーパーソンになる。
軍隊にしても労働力確保にしても同じだが、例え半分以下の6000万人になったとしても、全てが精鋭揃いであれば、倍の人口以上の国力は保てる。人口=強国でないのは過去の歴史も証明している。
人口維持の為に、古来受け継がれた和の精神や勤勉性、正義感等の日本人の気質を薄める必要も無い。



ドイツは欧州最大の移民受け入れ国だが、2008年現在の移民総数はドイツ総人口の約10%。ドイツにおける移民者は総じて貧しく、過酷な格差社会の要因となっている。ドイツで極右勢力が台頭しつつあるのは、異常な数に膨れ上がった外国人犯罪と途上国特有の閉鎖的家族社会への反発に由来する。移民に甘かったドイツは、外国人テロリストの隠遁先ともなっている。
ドイツを鑑みるにあたり、世界に誇るべき格差も差別も無い平和な日本を捨てても良いのだろうか。
欧州諸国の移民政策失敗の要因は、結局は植民地政策の代案としか考えていなかったからだろう。簡単に言うなれば、海外ではなく、国内に植民地を設け奴隷を扱っていたに過ぎなかった。日本は欧州諸国に習い、国内に奴隷を生ませたいのだろうか。


嘗ての大日本帝国時代なら、移民も問題なかっただろう。皇民化政策は例え移民であろうとも日本を愛し守る国民を育てた。矛盾に満ちた侵略国家である現代のアメリカや中国も同じくだ。こういった国家であれば、移民でも感化できる。移民先の国家に忠誠と命を掛ける人間を育てる事が出来るからだ。
だが、現代日本はどうか。日本人か否かも怪しい反日分子が、文化人気取りで日本を叩く。政治家やマスコミは日本よりも諸外国の意見を尊重する。国民は国民で、愛国心が希薄だ。
この様な状況下で移民が日本を愛せる訳がない。仮に移民の祖国と戦争になった場合、そこまで行かなくても政治的に対立した場合は、彼らは躊躇なく日本よりも祖国に靡くだろう。愛国心教育が無い国家は、日本以外に殆ど無いのだから。
アメリカ、中国、ロシアに適わない愛国教育を行っている欧州諸国でも日本より愛国心が充分浸透している。その欧州が脱落したとの事実を、冷静に分析する必要がある。


アメリカや中国の様に過度な愛国心が無いどころか、世界的にも稀な愛国心の希薄な日本。
欧州諸国のように移民を奴隷として酷使する勇気も冷酷さも無い日本人。
「今の日本は移民を受け入れるべきではない」は間違いだ。
「今の日本に移民を受け入れる資格は無い」が正しい。


私益の為に、日本を改悪せしめようとする破壊せしめようとする売国奴を、許してはならない。