図書館からかりたのとか

空ノ鐘の響く惑星で〈2〉 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で〈2〉 (電撃文庫)

 「空ノ鐘」二巻と三巻を読む。ぎゃーす。面白すぎる。王国モノとしても面白いし、ボーイミーツガールとしても良品。
 一巻は異世界から来た少女リセリナのターン。抱きついたり、頬舐めたり、耳に齧り付いたり・・・。そして二巻三巻は男だと思ってた幼馴染で高位の神官少女ウルクのターン。顔を赤らめたり、婚約を詐称してみたり、一晩中祈ってみたり、主人公のためにルールを破ってみたり。そして傾いたかと思ったら再度リセリナ登場ヽ(´∀`)ノ。
 そういえば、どこかで「パンプキンはツンデレ」との声を聞いたが、パンプキンはどう見てもどう読んでも男。こいつがどのようにデレるかは興味があるところ。(ただの勘違いの可能性の方が大きいけど)
戦う司書と黒蟻の迷宮 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と黒蟻の迷宮 (スーパーダッシュ文庫)

 あまり好きではないはずなのに、何故か読み始めてしまったシリーズ。文章としての完成度は高めなのか?とにかく最初の方よりかは大分読みやすくなった。
 物語は望まないのに持ってしまった男と望んだのに持てなかった男のお話。結構いいお話。あいも変わらず戦いのシーンに緊迫感と言うか臨場感は無いけど、そんなのは問題ではない。
 とりあえずどうにも違和感があったのが「無限に生み出される蟻」ってとこ。流石に無限は受け付けられない。不二家みたいにシュークリームの中に宇宙を見出したんじゃあるまいし、無限はダメです。
戦う司書と神の石剣 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と神の石剣 (スーパーダッシュ文庫)

 ミポさん萌え。信じるのは幸せなことです。一途なのは幸せなことです。幸せになろうとしている人にとっては、より幸せなひとを見るのは不幸せなことです。
哀しみキメラ (電撃文庫)

哀しみキメラ (電撃文庫)

 とりあえず読んでみた電撃大賞金賞受賞作品。とにかく微妙な印象の作品。
 主人公が一人、その仲間が三人、プラス大人一人がメイン。それに主人公の幼馴染、仲間の妹が
サブ。書き出してみたらこれだけキャラがいれば十分な気がしなくも無いけど、それぞれの書き方が薄いせいなのか、狭い世界での出来事みたいで、物語の大きさと描かれる話の大きさのギャップが激しい。あと、ある程度シリアスにしようとしたのかアレゲな描写もあるけど正直ラノベでそれは凹む。
MITチームの調査研究によるグローバル企業の成功戦略

MITチームの調査研究によるグローバル企業の成功戦略

 これもよく調査されてるなぁとは思うけど、

そう、成功することは選択することなのだ。
===中略===
全地球規模の競争の中で成功したいなら、重要なのは“選ぶ”ことであり、唯一かつ最善の戦略を探すことではない、確実なものがあるという幻想こそが、グローバル化の真実を見誤らせる最も危険な罠なのだ。

・・・、イマイチ納得がいかない。というか、題名からして間違ってる気がしなくも無い。それに、確かに不景気の中にも成功している企業はあるけれど、それは極々一部でベースが下がってしまえば、個々が上がっていても雇用とか社会にとってはそれほど意味が無い。
 うーん、各々が負けないように努力することで・・・、っていってもなぁ。こうなってくると没落して行った企業の詳細が知りたくなる。何故、利益が出ないのか?何故シェアが取れないのか?特にこの本で取り上げられていた液晶や半導体での技術の流出なんかについて具体的な調査が知りたい。
 あとアパレル業界が多く取り上げられてるけど、これは中国の影響力が強い業界ってことで取り上げたのかな?人件費に勝る中国に対して、成功している企業はこんなやり方で対抗してますよ、って事なんだろうか?

ポー詩集―対訳 (岩波文庫―アメリカ詩人選)

ポー詩集―対訳 (岩波文庫―アメリカ詩人選)

 久々に読んだポーの詩集。高校時代に読んだのだから8年ぶりくらいか・・・。The Ravenとか当時より落ち着いて読めた気がする。本当にステキな本だ。