秋田書店、景品水増し
漫画雑誌等を発行している秋田書店が、女性向け雑誌で景品を実際の当選者数より多く雑誌に表示したり、架空の名前を載せた例もあるとして、消費者庁は、景品表示法違反(有利誤認表示)として、8月19日、再発防止の措置命令を出すことにしました。
景表法は、本来独占禁止法の不公正な取引方法の特別法の一種として制定され、不当表示と不当景品を禁止して、消費者の商品選択の自由を保障しようとするものです。
今回の件は、会社組織で、数年間にわたり広範囲に行われたこともあり、消費者庁の行政処分の対象となったものと思われます。
また、本件の発端として、やはり内部告発があったのではないかとの一部報道がなされているようです。