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門門日日新聞 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017年03月19日 心の余裕 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

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旅行から帰ってTPは最初の休日、まだ旅行氣分が抜けていないまま、新装開店の中華料理屋へラーメンを食べに行きます。・・・学食の味。もう二度と行くことはないでしょう。

イレブン・ミニッツ [Blu-ray]

イレブン・ミニッツ [Blu-ray]

イレブン・ミニッツ。TPが借りてきてくれたDVDを観ました。色んな登場人物たちの11分間をあっちからこっちから、あっちからこっちから描いた映画、何じゃこりゃ?というストーリーでした。緊迫感だけが勝負なのか知らん?

先日、TPが「月曜は祭日やない?」と教えてくれたので思いがけないお休みにジャンプして喜びました。明日もお休み、心の余裕が違います。

2017年03月18日 吸って吸って このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

通販◯活のマキタの掃除機は、何にも吸わない!常日頃から頭に来ていたので、思い切って掃除機を買い替えました、買い替えてやりました。鼻息が荒くなるほどのお値段です。アマゾンから届いてすぐに、コードをつなげて使い始めます。パワーは弱いはずだけれど、想定以上に、吸う。そして、想定通り、軽い。一番驚いたのは、ハウスダストセンサーです。花粉程度のハウスダストがあるときはランプが赤く光っているから、ランプが消えるのをじーっと待ちます。

充電式は、数年経ったらバッテリーを買い換えねばならないから、もうコードの方が良い!高い買い物をした興奮で、買ったものを全力で愛しく思います。カーテンレールから、天井、壁、トイレの床、冷蔵庫も引っ張り出して(家具スベールをつけているので)、窓のサッシ、玄関、電話機、パソコン周り、ありとあらゆるところを、吸って吸って、吸いまくります。吸って吸って、吸いまくっている時間、高い買い物をした罪悪感を振り払うように、元を取りたくて、吸って吸って、吸いまくりました。

2017年03月17日 お土産、失敗。 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

旅行のお土産を抱えて、久しぶりの出勤です。行く前はその遠さに、行きたくないなーと思っていたけれど、行ってみるとやっぱり、ウキウキと楽しくなっちゃう。
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お土産は、どうやら、大きさはちょうど良いけれど、ひと口齧るとボロボロと崩れ落ちて、噛みしめると喉にペタッと張り付いて、水分無しではとても食べられないようなタイプのお菓子らしい。失敗!

それでも土曜日はやってくるから。懸命に働きます。

2017年03月16日 騎士団長殺しがあったんだった このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し。昨日の代休をもらいます。このところ何か忘れてるな、そう思っていたけれど、ハッ、村上春樹の新作を読み終えて無い!そう思い出してから、あわてて上巻を最後まで読んで、その足で近所のツタヤに下巻を買いに行って、読みます。あら、空気さなぎがまた出てきた?主人公を見習って、あたしも食事を作り置きする人になろうかしら、もっとサラダを食べる人になろうかしら、そんなことを考えて、うっとりします。登場する人たちの誰もが、どうせ誰に言っても伝わらないだろうと諦めているのに、機会さえあれば正直に言ってくれることが、読んでいて嬉しい。いつか彼らに会って話しをしてみたくて、たまらなくなります。でも実際にそういう機会が訪れたら、ねぇねぇ、何でこんなとこにひとりで住んどうと?そのシャツ、どこで買ったと?などとズカズカ聞いたら、きっとバカと思われて敬遠されるでしょうか、ハルキムラカミの世界の人たちは。

2017年03月15日 小鳥たち このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

また日常に戻った生活。まだむくんでいる奥さんは旦那さんを駅まで見送りに。海外に旅行に行っとったとか、夢みたいやね、でもこの日常の憂鬱があってこそ、旅行できるもんね、そう励まし合いながら、都会の片隅の小鳥たちは、おつとめ再開です。本来は定休日の水曜日、しかも旅行前は、お勤め先に出社しますとカレンダーに書いていたにもかかわらず、身体が重たすぎるので自宅勤務にさせてもらいます。チャット一本でそう宣言するだけだなんて罪悪感、それでもお休みの間に、大きい問題が無かったこと、同僚の人たちがフォローしてくれていたことを知って、じーんとします。せっせと働いて、晩ごはんは、鍋です。

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WBCが全勝でここまで来ているとは!!でもあたしが観ていなかったから勝ったんじゃないかと心配しながらも、イスラエル戦を観ます。あら?小林って坊主の方が格好良くない?やっぱりマッチやね、平野!興奮しながら、それにしても白いごはんはやっぱり美味しいと思います。

2017年03月14日 しろいごはん このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

何とまあ。飛行機では「逃げ恥」の1話〜3話まで、ドラマのリストにありました。TPと一緒にせーのでボタンを押して観始めます。というのも、あたしはネット動画で音声加工されているものを無理やり観ただけだし、TPは観たことがないところ。同じところで吹き出して笑ったり、キュンキュンしながら観終わって、仮眠して早朝に成田に到着、むくんだ身体を引きずるようにバスに乗って東京駅から中央線に乗って電車を乗り継いで帰ります。途中、かのやで立ち食いうどん、やっぱり、おだしは美味しい。無事帰りましたと、大分のTP家、福岡の門家に電話。大分のTPママはとても興味を持って色々と聞いてくれて、心配してくれていた様子。福岡の門家では、あら?まだ帰ってなかったと?今日ね?へ〜、何日か前に帰っとったかと思った、とのこと。でしょうね、と思いました。

それにしても、一週間ぶりに帰る我が家の匂いは、安心する匂い。氣絶するように、畳の上で寝てしまいます。ゴロゴロと起き出して、今日はセブンイレブンのおそうざいにしましょうと言うことになって、冷凍からあげなど買ってみます。結構美味しい!

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白ご飯は、やっぱりおいしい、しみじみと、じっくり。

2017年03月13日 伝えてくださいと言われて このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

場末の風情がある宿は、シャワーを使うとあっと言う間に排水が詰まって足元がプールのように水が溜まってしまう宿だったっけ。震える思いで、とにかくぐっすり眠ったら朝がきました。最寄り駅からモノレールに乗って、セントラル駅まで。早速、リュックをコインロッカーに預けます。今回は暗証番号でもなく、まさかの顔認証でした。ロッカーの横にある機会でタッチパネルを押すと、どこから撮られているのかよくわからない、とにかくTPの顔が一瞬で3回、撮影されていました。その後で指紋を登録。本当にこれで荷物を取り出せるのか心配しながら、ガパッと開いたロッカーに荷物を預けます。

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駅の中のフードコートで朝食。TPはカヤトースト7.95、私はまたお粥5.9リンギットにしてみました。TPが立ててくれた計画では、今日は青い色が特徴のモスクへ行くらしい。電車に乗って40分、シャーアラム駅に到着しました。あぁ、もし最終日じゃなかったらこの路線のひとつひとつの駅で降りて、ゆっくりと歩いてみたいような、郊外ならではの景色、クアラルンプールの中心地は狭すぎて、狭いところに高層ビルが並びすぎていて、その外側をどうしても見たくて。それでもまだ草原の中の団地やら、沼地の近くの建売住宅やら、世界中が建売住宅の近郊都市になるんじゃないかと思うほどの街並み。駅前から、ガイドブックに書いてある通り、タクシーに乗って、ブルーモスクへ向かいます。見たことのあるような景色、これは、福岡から日田に向かうときのような、ちょっと違うかしら、車で菊池温泉の方に向かうような景色、緑の中に舗装された大きい道がある景色です。

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ブルーモスクは、どういうわけか日本人にとても人氣があるらしい、というより、日本人の人たちがツアーで周るルートに入っているらしい、イスラム教の寺院だそう。到着した瞬間に、無愛想な女性から、女の人はこっち、と手招きされて、頭から水色のポリエステル、身体には青色ポリエステルマジックテープで止める羽織もの)を被せてもらって、しばし入場を待ちます。あたしは秘かに、ヒジャブと言う、イスラム教ならではの頭巾を被ると、この丸顔の横が隠されて、もしかするととても似合って、可愛くなるんじゃないかと期待していました。水色の頭巾を被って振り返ると、TPが腹を抱えて笑って、笑って笑って、写真をぱちぱちと撮ってくれます。撮りながらまだ笑っているので、嬉しくなって写真を見せてもらうと、まさかの頭は丸いまま、さらに丸さが強調されて、丸さが爆発して、笑うしかありません。ふたりであははっと笑って、それでも案内して下さる係の男性から説明を受けて、連れられて、モスクをめぐります。


ブルーモスクのツアーは、中国の旦那さんと日本人の奥さん、その娘さん。あたしたち日本人夫婦、イタリア人カップルの3組で周ることになりました。靴を脱いで歩くタイルの道、イタリア人カップルは世界中のたくさんのモスクを訪れたそう。中国と日本の娘さんは、ガンガンに動画を撮りながらも無口な様子。途中で彼女に「暑いね」と言うと、「日本人?」と聞かれたので、うんとうなずきます。そこからふたりで、この色きれいとか、あれ何だろうね?などと小さい声で、付かず離れず、少しずつお喋りします。彼女は中国に住んでいると言うので、いつから?と尋ねると「ゼロ歳6ヶ月から」と細かい情報を教えてくれて、今回はマレーシアに転校したお友達を尋ねてきたけれどこれからオーストラリアに行って、これから家族で1ヶ月の休みを過ごすそう。あのね、あれはね。本当は彼女のお母さんとお喋りすべきなのに、つい女の子とふたりで対等にお喋りしています。

ブルーモスクのツアーが終わると、それまで中心的存在だったイタリア人カップルはサーッとタクシーの乗って去って行きました。残された私たちは、ぼんやりとお土産ショップに入ったりします。ガイドをしてくれた人が、この先のミュージアムに行ったらと言われたので、素直に向かいます。バイバイと手を振って、女の子一家と別れます。

ミュージアムと言われたところは、赤毛のアンのマリラのような女性が出迎えてくれたガラスの展示場、入った瞬間に、イスラム教とは。そのことを英語で、熱心に説明されます。イスラム教信仰する人が今、世界中から受けている印象、メディア報道、それは真実ではないのです、世の中には色んな宗教があります、キリスト教イスラム教仏教、どうしてだと思う?まさかのクエスチョンが来たので、人はそれぞれ違うからだと思いますと答えると、正解、そう言われます。クイズもあるんだとヒヤヒヤしながら、彼女の英語に耳を必死で傾けて、説明を受けます。イスラム教に関して説明を受けることに同意はしていないけれど、そういう流れになっているので。彼女は、とにかくイスラム教は今、世界から誤解されている、でも私たちは絶対に人殺しなんかしない、一日に何度も祈るのは、見たものをリセットするため、触った汚れを落とすため、聞いたことを洗い流すため、このことを日本の人たちに伝えてくださいと熱心に訴えかけます。そこから先が長くて、先に入っていた日本人のグループは半分キレながら出てくるほどの長さ、説明の途中でまたクイズ、数十分も続く説明、さすがに「次の予定があるんです、もう行かねば」と言うと、予定って何?とのこと、ランチですと答えて、ようやく、開放されました。複雑なことを複雑に受け止めながら、複雑にさよならを言ってモスクを後にします。

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クアラルンプールの都心に戻って、お昼ごはん。シンガポールもそうだったけれど、ここマレーシアも、どこもかしこも工事中。工事中の歩道、工事中の建物の横を抜けて、工事中でもうレストランは無くなったかと諦めたところでやっと、ガイドブックによると本格的マレーシア料理を食べさせてくれるレストランを見つけました。


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歩いてツインタワーへ。見上げるのが大変なほどの高さ、もうその高さは異常だとすら思うほどの高さ、そしてデザインの完璧さ。輝くステンレス。次、どこへ行こうか、あまりの暑さにぐったりと、TPとの意見も分かれます。TPは2階建てバスに乗って周遊したい、あたしはピーター・ホーというデザイナーのショップに行ってみたい。暑くて元氣が無くなったあたしに、TPは、ヨシ、思い残すことないように門ちゃんが行きたいとこに行こう、そう言ってくれて、願いが叶いました。夢のような空間で、ゆっくりと商品をひとつひとつ見つめて、赤い花柄の肩掛けバッグ、買おうかどうしようか悩んで、おそろいのポーチと一緒に買います。まさしく、思い残すこと無し!

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いよいよ残り時間も少なくなって。デパート地下の喫茶店でお茶をして。

セントラル駅に戻って、コインロッカーでTPの顔認証で解錠された箱から荷物を取り出して。電車に乗って、クアラルンプール空港へ行って。25歳の頃、このクアラルンプール空港で乗り換えてインドへ行ったっけ。そのときはどこまでも続く熱帯雨林を、何時間も飽きずに見つめていました。

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今日、熱帯雨林の遠くに高層ビルやらタワーやらがちらっと見えるし、夜景の明るさもある。もう帰らなければならないだなんて。まだ何にもしていないような氣がする、まだまだ見ていないもの、感じていないことがあるように思える、でも帰りの飛行機に乗らなければ、また日本に戻ってお仕事をしなければ、飢え死にするしかない労働者は、素直に飛行機に乗って、小さい窓から小さく手を振って、バイバイ、またねとさよならをします。夜の10時半に出発した飛行機は、朝の6時に成田に到着するようです。時差とかよくわからなくなったままで。

2017年03月12日 お人形みたい・・・!! このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

クアラルンプール行きのバスに乗るためのピックアップバスは、6時半集合、6時45分出発です。集合場所まで歩いて15分ほどなので、朝の5時過ぎに起きて5時50分にホテルをチェックアウトします。昨日泊まったホテルには、ビュッフェ形式の朝食がついていたけれど、8時から開始なので泣く泣くあきらめます。後ろ髪を引かれる思いで宿を出ます。

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危ない!まだ日の明けない街は、街灯を頼りに歩いていると歩道に当然のように空いている穴にズボッと落ちそうになります。恐る恐る、集合場所の旅行会社の前に向います。朝6時過ぎに到着、まだ早いのでコーヒーでも飲みたいと開いている店を探します。

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昨日、無料バスで街を一周したときに入りたかったカフェが開いていました。コピオコソン、通じたけれど砂糖入りでした。コーヒー1杯1.5リンギット。40円くらいです。作業台の上にはマレーシアの人たちがよく食べている定食用のごはんを包んだ油紙の三角すい型のものが山積みになっています。早朝だと言うのに、お客さんはひっきりなし。これからみんな、お仕事へ行くんだろうか、それとも早起きが習慣になっている人たちなんだろうか。甘いコーヒーを飲みながら、どうぞ無事にクアラルンプールまで到着しますようにと祈ります。

6時20分。集合場所へ行ってみると、若い男性がひとり、待っていました。すぐに、ボロボロの大型バスがやってきました。若い男性は、旅行会社に入って、店内のおばさんにチケットを見せてバスに乗り込みました。私も念のためおばさんにチケットを見せると、大型バスに乗れとのこと。あら?ピックアップバスは、バスじゃなくて、普通の車だと聞いていたけれどどういうことなんでしょう?恐る恐る乗った瞬間、バスは出発します。45分出発までまだ15分もあるのに、どういうことなんだろう?TPが、違うバスに乗ったんじゃないかと言うので恐ろしくなります。すぐに、昨日降りたバスターミナルにバスが到着したので、運転手さんにチケットを見せると、どうやらこのボロボロバスでクアラルンプールまで行くとのこと。店のおじさんは4時間で着くと言っていたから、7時半出発で11時半にはクアラルンプールに到着するはずです。

うとうとして目を開けると、バスターミナルを7時半出発のはずなのに8時を過ぎてもまだ出発していません。でも金縛りにあったように動かない身体、TPも爆睡、ひたすら眠り続けます。いつの間にかバスが発車したかと思ったら、すぐに休憩になってしまいます。まだ8時過ぎ。バスの運転手さんは食堂で朝ごはんを食べています。これは、絶対に、4時間じゃ着かないね。

再びバスは出発してしばらく走ると、またサービスエリアで休憩になってしまいます。何分停車するかもわからないので運転手さんに尋ねると、5分くらいとのこと。それから、交代のドライバーを待っているとジェスチャーで教えてくれます。もう交代!?と思いながら、売店でカットされたマンゴーを買ってみます。カリカリとして美味しい、2リンギット

どれだけ休憩したでしょうか。やっとバスは動き出しました。朝早く起きたから、眠たくてたまりません。グウグウ、グウグウと眠っては目を覚まし、眠っては起きを繰り返すといつの間にか旅行会社のおじさんが言った到着時刻まであと少し。ふと窓の外を見ると「クアラルンプールまであと173キロ」の標識が見えました。あはっ、あと173キロだって!TPに言うと、全力の苦笑いを返してくれます。あははっ、ノロノロ運転のオンボロバス、これから少なくともあと2時間はかかりそうです。

そこからは窓の外の標識に目を凝らし、あと何キロを確かめながらそこまでかかった時間をメモにつけて、計算して。どうやらこのバスは時速73キロ位で移動しているらしい。すると、到着は13時半だな。TPは、いつ着くともわからない街に到着することを夢見るかのように、ガイドブック片手に昼ごはんに行きたい店、今日泊まりたい宿などをチェックしています。あざす、あざすです。

海外を旅行するときにいつもよくわからないのは、行きたい都市の郊外にバスが到着することです。今回もどこに到着するかわからない。もう何時でもいい、とにかく無事に到着してくれればと思っていた頃、ようやく都会っぽいところでバスが停まったので尋ねると、中心地近くの鉄道駅だそう。あわてて降ります。

ここが、クアラルンプールか。少し埃っぽくて、高層ビルもあるけれど、そこかしこに、ゆるみもあって。明日の夜には日本行きの飛行機に乗らねばならないから、空港までの電車の時間を調べて、切符を買って、トイレへ行きます。マレーシアのトイレはどこもビシャビシャだから、洋式よりも和式の方が良いと今さらながらに氣づきました。洋式はもう、水をぶちまけたようにビシャビシャ、これまで中腰か、運良くペーパーがあれば拭いて用を足していたのです。和式の方がよっぽどマシ!和式なら何の問題もないのです。この発見は、今後また東南アジアを訪れることができたらそのときに活かそう。

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クアラルンプールの中央駅は、横浜のような都会、ユニクロやらH&Mやらが入る駅ビル、人も多く、田舎者はただ圧倒されるばかり。それでも駅を出ると、博多駅前みたいな雰囲氣で安心して、TPが調べておいてくれたビリヤニ屋さんへ。賑わうお店、ひとつずつ土鍋で炊き上げるビリヤニ、TPはマトン、私はシーフード。マンゴーラッシーとチャイ、そして地元の人たちが飲んでいるステンレスカップの「水」を私ももらってみると、店の人はちょっと驚いた顔をしています。旅行者は地元の水を飲まないのかな?ひと口飲んでみると、ぬるま湯、どうやら湯冷ましを飲んでいるようです。これなら安心、もう昼の2時を過ぎているのでビリヤニを餓えた子供のようにガツガツと食べて、これから最後の晩までどうするか話し合って、駅に荷物を預けてバトゥ洞窟へ行くことにしました。

駅ビルに戻ってデパートの案内所で、コインロッカーって和製英語なんじゃないだろうかと心配しながら、ロッカーはどこですか?とリュックを見せると、コインロッカーと答えが返ってきて、場所を教えてもらいました。暗証番号式らしい。戸惑って警備員さんにも助けてもらいながら何とか荷物を預けます。荷物を預けるって良いやない!これまで、荷物を預けたいから最初に宿探しをしていたけれど、これからは駅に荷物を預けてから観光したり街を歩いたりして、それから落ち着いて宿を探せばいいかも知れない。嬉しくなって、モノレールに乗って、バトゥ洞窟へ向かいます。

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乗り換えて到着した駅を降りると、小雨が降っています。目の前には切り立った崖と巨大な観音様、そしてそびえ立つ階段。雨はだんだんと強くなってきて、屋根のあるところで少し休んでみると、あら?あらあら?私はどうやら、熱中症みたいな症状、身体は冷え冷えとしているのに汗はダラダラと止まらず、目の前が暗くなって意識が遠くなって、全力で倦怠感、もう一歩も動けない感じになってきました。雨宿りを兼ねて参道の食堂に逃げ込みます。とにかく、温かい飲み物を。ノンシュガー、ノーミルクの紅茶を頼むと案の定、砂糖入り、2リンギット。テラス席に座って、TPとスコールのような雨を眺めます。ゴロゴロッ、ピカピカッ!雷まで落ちてきます。観光客の人たちは、スマホで動画を撮り始めます。身体に染み入るような温かい紅茶、砂糖入りがかえって良かったかも知れない。くたびれ果てて口も利けずにいると、雨が小ぶりになってきました。TPがくたびれ果てた私を心配してか、もう戻ろうか?と言ってくれたので、ひとりで登っておいでよと答えます。目を輝かせて、イソイソと洞窟の入り口へ出発したTP。洞窟は大好きだけれど、今登ったらあの階段を転げ落ちて死んでしまうでしょう。ひとりで、紅茶を少しずつ飲んで回復を待ちます。

しばらく休んでいると、インド人の店員さんが遠巻きに、心配そうに近付いてきてくれました。目が合うとニコッと笑って、「あなたは登らないの?」と言うので、くたびれたから、夫がひとりで上がっていると答えます。ふーん、という反応の後で、中国人?と聞かれたので日本人と答えます。30歳くらいだろうか?可愛らしい顔の店員さんは、私の顔をじーっと見た後でプッと吹き出して「あなたの顔は、人形(ドール)みたい」と言います。

ドール。。。お人形。・・・わ、わたしが!?・・・。お人形みたいって言われた、お人形みたいって言われたと心は飛び上がりそうになるけれど、ふふっと笑ってみせて、そこから、その店員さんがこの国に来た経緯のこと、この国のことを聞いたり教わったり、尋ねられたり答えたりします。話の途中で、子供は?と聞かれたのでいないと答えると「それは悪いことを聞いた、でももしあなたの子供だったら、ドールみたいな子だって思ったから」とのこと。・・・ドール、またドールって言った!もうこれは、TPが洞窟から出てきたらすぐに報告しよう、すぐに報告しよう、そう思っていると、何歳?と聞かれたので年齢を言ったところ、みるみると青ざめるように引いて、引き潮は遠くまで、はるか彼方に、私は決して若く見られるタイプじゃないし、むしろ年相応なら良い方で、年上に見られることの方が多いけれど、そこまで?と言うほど引いていって、そこから会話が続かなくなってしまいました。

永遠とも思えるほどの沈黙が続いた後、TPが参道の階段を降りてくる姿が一瞬見えたような氣がしたので、あっ、戻ってきた!と席を立って、手を振って別れます。TPらしき人は階段を降りかけてまた戻って、写真を撮って別の入り口からまたどこかへ消えて、戻ってきてまた写真を撮って、ゆっくりと階段を降りてきました。

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ひとりで洞窟探検したTPは、デジカメでたっぷり撮影した写真を見せてくれようとしてくれているけれど「ねえねえ、お人形みたいって言われた!」と話しの後半は置いておいて、真っ先にそのことを伝えます。へ?誰に?良かったやん、それよりさ、みたいに写真を見せてくれるので、写真を眺めてみました。
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ひとしきり写真を見せられて、もうひとつ、階段を上らずに入れる洞窟があるとのことで、そちらへ入ってみます。張りぼてのお人形がたくさん、ラテン系とも思える陽氣な涅槃像まで。写真に撮って、有名だという洞窟には入れなかったけれど、こちらの洞窟に入ることができただけでも良かった、心からそう思います。

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またモノレールに乗ってセントラル駅で荷物を取り出してまたモノレールに乗って、今晩泊まりたいホテルがある街まで。日も暮れてきました。賑やかな街で降りるて歩いていると、いきなり客引きの人たちに囲まれます。マッサージ、マッサージ!マッサージ、マッサージ!何軒も連なるマッサージ店。首を横に振って断りながら、ゴミだらけの歩道、ベシャベシャした道を歩きながら、地球の歩き方に「清潔極まりない」と書かれていたホテルへ。受付の人たちは何かを言い争っています。もう、どんな部屋でもチェックインするつもりだったから、部屋を見せてもらってすぐにチェックインしたけれど、あらためて部屋に戻ってみるとシャワールームはカビだらけ、変な臭い、傾いたテーブル、ガタガタのベッド。もういいね、ここに決めようって言っとったもんね、TPとそう言い合って、窓からの景色を眺めます。

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眺めるも何も、外からの喧騒がまるでほとんど外にいるかのように、鳴り響いています。

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夜の9時。どうしてこの国では、夜が遅くなってしまいがちになるんだろう。晩ごはんを食べに外へ出ます。すぐ近くの夜市、大賑わいの露天食堂街で、マレーシア料理をあれこれ注文して。

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どうしても一度、食べてみたかったドリアンも食べます。ねっとりして、少しスパイシーな感じもあって、クセのあるチーズのような匂いで。もうこれで思い残すことはない。そう言いつつ、もう明日東京に戻るだなんて考えられない、まだまだ旅行していたい!そう思わずにいられません。客引きまみれのマッサージも受けてみて、お陰でぐっすり眠れそうです。今日はお人形って言われた、どんなお人形だろう。可愛いのだったらいいな。それにしても、あー、まだ全然、全く、全然、旅行し足りない!!!