ところてん

朝ごパン。おいしいと評判です(我が家調べ)。

早速、私の代理の方を募集するための打ち合わせがありました。

まだ転職するって決まったわけじゃないけれど、ところてんのように押し出される感。今日も思い出づくりに食べたことのないメニューを注文します。それでも、ダメになったらテヘヘって舌を出して仕事を続ければ良いだけのこと。ちっとも恥ずかしくありません。

広島で買って帰ったラーメンで晩ごはん。TPは、来月の少し長めの有給休暇でついに、秋田へ行く旅程を立て始めました。秋田へ行くと、いつの間に?我が家は47都道府県達成されるらしい。「玉川温泉でゴザ」「バスはトイレ付きね」などと旅行隊長はメモを取りながら検索を重ねています。私は寝転んでテレビを観ているだけ。それでも、これまでグッと我慢して手を出さなかっためんぱを、ついにゲットするか?でも弁当を作る習慣がないから無駄になるか?どうする?どうするどうする?悩んでいます。

おかしくなっちゃった

月末しごとでギュウギュウギュウ。これをどうやって引き継ごうか。

転職の可能性があることを上長には事前に伝えています。お給料をガッツリ上げる提案や、せめて週2でもと言ってくれます。じんとします。ただ、まだ本決まりじゃないので、やっぱり無理でしたって戻ってくるかもと言うと、もちろん大歓迎、それが一番いいとのこと。この人との関係性もずいぶん変化したな。最初はパワハラ気味だったけれど、今やすっかり信頼し合えるバディー感すら。それでも、きっと本音では、環境を変えてみたかったんだろう、私は。そして、後押しするかのように普段の業務をガッツリと組んで協力しあっていた方が、実はあと2ヶ月で・・・と教えてくれたので「まさに私も、転職を考えていたところ。それなら、私も安心して辞められます。Mさんが辞めるなら私も残る意味がない」と言うと驚いて「どうして?あれ?それは困ります。おかしくなっちゃった、◯◯さん(私)がおかしくなっちゃった」とのこと。確かに、少しおかしくなっているのかも知れません。たまにはそれも、いいでしょう。

ゴスロリ

今日の朝ごパンは、薄切りパストラミを乗せたマヨトーストです。

「こちらが、マヨを上乗せ、こちらがマヨを下にしいて焼いたものでございます」鼻で笑っているTPに、どっちがおいしかったか、味わって食べてよ。後で感想聞くばい、と言っておいて、茶碗を洗って戻ると「ハムが上にある方を、真ん中で折って挟んで食べたら、おいしかった」とのこと。よっしゃ、それなら私もハム上乗せで作って食べよう。

今日も英会話。今年の初めから通い始めたけれど、一日がつぶれる思いがします。1つめの授業を受けて、ドトールで休憩して、2つめの授業を受けます。2つめの授業の先生は、他の先生と全く違って、どこから来たのか尋ねても「U.S」と答えるだけ。ネトフリを一緒に観る授業にしたそうだったけれど、PCのボリュームがあまりにも大きいし、動画のわからない単語なんて山ほどあるので、テキストを使った授業にしてと言うと「OK」と、テキストをひたすら読ませておいて、自分はスマホをしています。わからない単語でつまづいていると、パソコンでその単語を検索して日本語訳をこちらに見せます。もう辞めよう。ちょうど辞めたかったから、ちょうどいい先生に当たりました。最後に、東京で好きなお店はあるかと尋ねると、ニッコリとしてゴスロリのショップが好きだと教えてくれました。

晩ごはんは、塩豚のスープです。

ホークスがんばれ

何となくすっかり、もう思い出づくりに入っています。この職場を離れる前に、おいしくて大好きな店に行って、噛み締めて味わって。

夜は居酒屋さんのランチは、お手本のように完璧な定食です。しみじみと美味しい。先日入ったばかりのアルバイトの方が、お話しがあると会議室へ。夫と話し合った末、正社員を目指すことにしたのでアルバイトを辞めたいとのこと。せっかく優しく教えていただいたのに、計画性がなくてすみませんと言うので、でもこれからの人生のことを考えたら、フル出勤の方が良いと思うなどとパイセンヅラで言います。

晩ごはんは、麻婆豆腐丼です。タンパク質を強化したくて。それにしても野菜の値上がりが激しい。おそろしくなるほどです。旅して帰ってきた千代もみじちゃんも、ホークス・ロッテ戦を観ています。どうやらホークスを応援しているようです。

 

挟んで焼く

朝ごはんは、おむすびです。広島菜を入れて、旅行がまだ終わっていないかのように振る舞います。

ろうどうして、スーパーに寄って帰って、レンコンにひき肉を挟んで揚げ焼きにして食べます。切り干し大根も油揚げと丸ごと一袋煮てみます。レンコンの挟み揚げをTPは、おいしいおいしいと言って喜んでいます。「そんなにおいしいなら、毎日でも平気?」と尋ねると「うん、毎日でもいい。あ、でもシューマイはきつかったね。最後の方、うぷってなった」とのこと。レンコンの挟み揚げ焼きは、食費の節約にもなるような気がします。他の野菜なら、ナスとかで挟み揚げ焼きしてみようか?イメージは広がります。

ポニョポニョポニョ

パン屋でモーニング。最終日。

横っちょに、銅像?彫刻があります。しみじみと眺めたいような、好きなタイプの彫刻。

バスに乗って、鞆の浦という場所へ。

やがて瀬戸内海が見えてきます。

まだ8時台。観光案内所も開店前なので、街を散策します。

清潔な祠。

清潔な通り。

「鞆城跡」の案内板を見て駆け上がってみると、絶景。

ほんの少し、雨です。

確かに、ポニョもこの街を駆け回ったかも知れない。

そうすけ君もこのあたりに住んでいるかも知れない。

(めっちゃ豪華!)

私は本当にポニョが好き。生まれ変わったらポニョになろうかな。

坂本龍馬を、数日間匿ったという部屋を見学します。

坂本龍馬と同じ空間に今、居る不思議。すりガラス越しの景色って何年ぶりに眺めただろう。じんわりと感動。(よく考えたら我が家の古いアパートもすりガラス)

観光案内所も開いたので、ちくわを買ってその場で食べました。少し歩くと、今度は手作り、作りたてのちくわが売られていたのでまた買ってその場で食べました。作りたての方が格段においしい。

TPが「いろは丸記念館」に入っている間、レジャーシートを出して港をじっくりと眺めます。

TPはなかなか出てこないので、近所をゆっくりと散歩します。

待てど暮らせどTPは出てきません。

また港に座って、待ちます。記念館から出てきたTP「いやー、ある意味すごかった」何だかものすごく、なんちゃって感、すぐ近くにある坂本龍馬の隠し部屋を再現したコーナーもあったそうで、ニコニコしています。

力石なるものをじっと眺めます。

福禅寺 対潮楼。朝鮮通信使も日本で一番美しいと絶賛したとのこと。

何時間でも座っていられそうです。

とにかく、この街は時間がゆっくり過ぎます。

港から、お向かいの島までわずか5分の旅。

その島で降りても良いし、乗ったまま戻っても良い。降りてみます。

海水浴しやすそうな海水浴場です。

海岸沿いの木。名前がわかりません。

船を待つ間、またレジャーシートを広げてごろり。

船で鞆港に戻って、バスが来るまでの時間を、防波堤の縁石に腰掛けて、ゆっくり過ごします。若者数名のグループが来て、目が合うと「こんにちは」と言ってくれます。うれしい。

バスで福山駅に戻り、昼の時間になったので行列ができているラーメン屋さんに入ります。

食べ始めてすぐ、私もTPも、それほどお腹が減っていなかったことに気づき、なんとか食べます。それでも美味しい。

近所にあったら何度も来たい店。荷物を預けていたので、ホテルに戻ってロビーで荷物を整理します。TPが「本当に疲れとうみたい。こんなのまで持って帰ろうとしとった」と、ホテルのソファーに置かれていた、ロビーでの会話は控えめにの、プラスチックの札までリュックに入れようとしたと言うので、ふたりで声を上げずに大笑いします。ハードな旅程でくたびれまくっている夫婦は、しばらく笑いが止まりません。

行きは夜行バス、帰りは新幹線。

レオンと呼ばれながらも最後まで抱え続けた千代もみじも、ようやく帰路につきます。

夜。晩ごはんは軽く、ざるそば。それにしても充実の広島旅だった(一部山口)。次の旅行はいつだろう?さては来月だな?TPが有給休暇が取れるかどうか聞いてきたから。ふふふ。その日を楽しみにして、また明日からもがんばりましょう。

宮島、広島、呉、福山

朝5時起き。誰のせい?

なぜか今日も宮島へ行かねばならないから。

路面電車とJRを乗り換える時間で街を散歩して、

セブンで買った朝ご飯を食べて、

デジャブ?

よかった、今日はタプタプです!これぞ厳島神社です。

おや?フグやない?フグがおる!

たっぷたぷ。

やっぱりフグやない!?係の方に尋ねると、やっぱりフグだそう。

これでこそ、厳島神社。それにしてもフグまで見られるだなんて。何匹もフグを見て、大きい魚の尾っぽに噛みついて縄張りを守る格好良さも目にします。

屋根の架替え工事も行われています。

やっと宮島に来られた。たっぷり散歩して、

またフェリーに乗って広島駅に戻ります。「お前はレオンか」とかTPが言っているので誰のこと?とキョロキョロと見渡します。

さてさて今日の予定は?

広島駅から歩いて、広島城や公園を巡ります。

TPはアオサギ菅田将暉)が気になる様子、写真を撮っています。

スーパーにも立ち寄ります。

 

 

 

これほどのことがありながら、それでも未だに、どれほど平和が難しいものなのかがわかるし、亡くなった方々はどれほど、当たり前の一日を過ごしたかっただろう。

私が生きていること。

お好み焼き屋さんの行列に並ぶこともできる。

焼き上がるのを楽しみに待つこともできる。

お腹いっぱいで、電車に乗って、お次は呉です。

これほどの大きい戦艦なら、負けるはずないと思う気持ちもわかります。

実物の潜水艦に入ることができるコーナーで、元自衛官だか現役自衛官だかの方に「あのベッドは、どれくらいで慣れるものなんでしょうか、頭ゴチンとぶつけそうで」「へ?どれくらい?どれくらいって言われてもなぁ、ま、慣れますよ。慣れます。いつの間にか」そこから、コンパクトな作りが、この頃は実際に家具や家電にも参考にされているということを教えて下さり、聞きたがりのレオンは満足します。

呉からは、今日の宿のある福山を目指します。電車の本数が少ないので、途中で40分待ったりします。でもよく考えると、40分なんて何さとも思います。

少しだけ心配なのは、長い時間、電車に乗っている子どもや若者たちは、ずっとイヤホンをして、ゲームをするか音楽を聞いています。長い時間、電子音だけを聞き続けるって、頭がどうにかなっちゃったりしないのかしら?

わ、びっくり。3時間ほど電車に乗って、日も暮れて、駅に降りたらお城がドンと見えています。

びっくり。古めかしいビジネスホテル。

びっくり。とってもコンパクトなお部屋。それでも潜水艦のベッドよりは広いし天井も高い。

早朝から移動、移動でくたびれたので、スーパーで買ったお惣菜で晩ごはんです。

窓から、地元のひとたちが自転車に乗ったり歩いたりするのを眺めるのが好き。今日も一日、千代もみじを連れての旅行だった。明日はいよいよ、いつもの古いアパートに帰りますよ。でもその前に、ポニョのロケ地みたいな、参考にした場所みたいなところに行くらしい。ギュウギュウだね!

宮島じゃない

いっぱい夢を見ました。夢で良かった。カーテンを開けると、岡山県。「あ、あの石!前に来たときに見た!」

岡山でたくさんのひとが降りて、バスは広島に向かいます。

サービスエリアで買った助六弁当。

広島駅に到着すると、TP旅程でギュウギュウの旅がさあ、始まります。まずは満員電車に乗って、

岩国へ。「え?岩国?山口県よ!」と言ってもTPは「でも広島のガイドブックに乗っとったけん」岩国といえば宇野千代!どれだけ宇野千代を読んだことだろう、どれほど救われただろう、たくさん笑わせてくれて、人生に希望を与えてくれた作家。

下関のばーちゃんじーちゃんが、錦帯橋にお花見につれて来てくれたことを思い出します。

錦帯橋の裏側の方は、あまり来たことがない。

鵜(う)たちがいます。

錦帯橋のお手洗いに貼ってあった案内のちらしで、宇野千代のお墓と生家が、歩いて行ける距離にあることを知ります。行ってみよう!

宇野千代さんのお墓を見つけて、水をかけて祈っていると、後ろ側で存在感のある男性がじっとこちらを見ていることに気がつきます。会釈して通り過ぎようとすると「あの、宇野千代さまの!」「あ、はい、ファンです」「そうですか!どちらから」「東京から」「東京の、どちらから」「◯◯です」「えっ!怖いところでしょう」杉作J太郎似のひとは、月に一度は花を買って供えるとのことで「見ててください」と言うので、見ていることに。花受けのカップを抜いて、横っちょに捨てる。「見ててくださいよ」新しい水を入れて花を戻す。自分が買ってきた花は下の方に加える。「見ててくださいよ、こうしてお経を唱えるんです」とJ太郎。「ジャムジャムギャムギャム」どうですか!と振り返るので「いいですね!」と答えます。TPは、J太郎を見ている私を見ていてくれただろうか。

宇野千代さまの、生家へ。

懐かしい映像を、同じようにファンであろう女性と一緒に見て、同じところで声を上げて笑います。

「ここは天国ですか!」庭に問いかけます。

係の方に「骨董屋さんで先生のお顔に似ているって言われて、買い求められたんです」との観音様が大胆に。庭のお手入れ大変ですか?と尋ねると「はい、中まで入って、草抜いて。夏は虫が出ます」だからこその美しさ。これまで出会った庭の中で、最高峰の場所だと感じます。

私も庭がほしい。せめてもの、鉢植えで売られていた「千代もみじ」を購入します。550円。バスに乗ると、みんくるちゃんがいます。払下げかな?

あ、この電車に乗ったら下関のじーちゃんに会いに行けるのに。不孝者だ、私は。自分ばっかり楽しんで。

急な宇野千代生家訪問も追加されたので、TP予定はギュウギュウです。電車に乗って宮島口へ。フェリーに乗って宮島へ。

名物のあなごめしと、焼き牡蠣を食べます。

私にとって宮島は、修学旅行だけでなくじーちゃんばーちゃんたちとも来た、大切な思い出の場所。特別な感覚のある、大好きな場所。TPと一緒に来られてよかった。

ところが!何と言うことでしょう。厳島神社は、カラッカラです。どうやら、引き潮の時間帯らしい。そこからはもう、がっかりしてため息が出て、写真も撮りたくないし、口も利きたくない、こんなの宮島じゃない。

厳島神社を後にして、TPはアオサギ菅田将暉)などを写真に撮っています。「明日、満潮の時間にまた来る?」うんとうなずきます。なにさま?でもタプタプじゃないと来た意味がない。

そこからは「はよ帰ろう」と言う私と、裏手をもっと歩きたいというTP。

裏手の千畳閣にはでっかいしゃもじがあります。

明日来るなら、もう引き潮に足をつけることもできないだろうから、裸足になって入ってみます。

楽しい。

足の砂をはらうのに、いつもリュックに入れているレジャーシートを取り出すとTPは嬉しそうに笑います。明日もまた来られるかと思うと、2倍楽しい!

帰りは、高速船で直接、広島の平和記念公園へ。

イサム・ノグチのデザインしたという橋を過ぎて、

今日の宿にチェックインします。(2名1泊7000円)

ホテルの部屋で、こうしてお座敷を広げたかったのです。

午前中から連れ歩いていた、千代もみじも、この部屋に馴染んでいます。水をやります。「初日に、鉢植え買うって。前から思いよったけどやっぱり門ちゃんって・・・」え?何か言った?今日はくたびれたので、もうお風呂入ってビール飲んで寝ます。TPは夜の散策に出かけている様子。パソコンを開くと、転職するかも知れない先からメールが届いています。そうだった、私、しごとのことを考えなかったのは久しぶりです。いい夢が見られそう。