前回、ミナモア開業後のまちづくりとして「公共交通機関利用促進を基本としたまちづくり」的なことを書き、主に広島市郊外&都市圏全体の交通(≒JR)について書きました。 今回は、市内交通(≒広電)です。交通網整備は、よく「幹と枝葉」で表現されます。市内交通を考えた場合、確実に言えるのが、幹=広島駅~紙屋町八丁堀~西広島ですね。また、紙屋町八丁堀~広島港も、幹に準ずる軸と言えるでしょうか。 そういう、「幹」となる部分については、人口100万人を超える都市ならば、普通は地下鉄(大量輸送機関)なり、悪くても新交通システムのような中規模輸送機関を整備するものです。 が、広島の場合、諸々の事情があり、やむを得…