一生太らない食べ方

                               米山 公啓氏
 食事をすることで栄養分を吸収し、血液中のブドウ糖の量が増えると今度は視床下部の満腹中枢が働き、「ふう、お腹がいっぱいだ」となります。食欲にブレーキがかかり、食べることをストップするのです。このとき、脂肪細胞からレプチンとペプチドホルモンが分泌され、ブドウ糖と同じように満腹中枢に作用して食欲を抑制しています。

 早食いが過食の大きな要因。「やせる」ホルモン・レプチン。レプチン欠損症による重度の肥満者にレプチンを投与すると、マウスと同様に体重が減少。これらの実験結果は、体重増加を抑制するシステムを血眼になって探していた多くの研究者を驚かせました。

     満腹中枢を刺激するヒスタミン 

花粉症などのアレルギーに関連するヒスタミンも肥満に関わる体内物質です。

ヒスタミンもレプチンと同じように、食欲の抑制や消費カロリー量の増減に関わっています。

 また、ヒスタミンは消火器で重要な働きをします。ヒスタミンが消火器で分泌されると、唾液や胃酸などの分泌をコントロールして満腹中枢を刺激するのです。よく噛んでゆっくり食べることでヒスタミンの分泌が盛んになります。ここでもゆっくり食べることがポイントとなります。

     ムスクリンが多いと太りやすい 

ムスクリンは、運動や姿勢を保つのに必要な骨格筋という筋肉が分泌するホルモンです。

骨格筋には体内の糖分を調整する働きがあります。そこで、肥満のネズミを調べたところ、骨格筋からムスクリンが多く分泌されていることがわかりました。

絶望の中国

 大気汚染問題、農民問題、格差問題、シャドーバンキング問題―。

山積みする課題に抜本的な解決策は見いだせず、中国国内には絶望感も漂う。

習近平体制発足から1年。こうした課題にどう立ち向かうのか。

 汚染で奪われる生存。
世界最悪の格差。6月に来日した北京の大学関係者は、「中国こそ世界最悪の資本主義国。もう誰も共産主義など信じていない。1人当たりGDP、社会保障、大学進学、格差を示すジニ係数のどれも世界最低の水準」と語った。

 難局打破の「政左経右」で強まる中央集権、言論弾圧、異見排除。

大気汚染に黙って耐える市民、230万人がネット書き込み監視。

アポロ計画

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 アメリカのアポロ計画は、11号が月面に到着した後も続けられ、17号まで打ち上げられていました。

日本では全く報道されていませんでしたが。その中で、アポロ14号の搭乗員だったエドガー・ミッッチェルは、月に宇宙人がいること、そして、地球に来ていることを証言しています。

  私たちは、宇宙的な視野で、今の地球人類の行く末を見つめることになり、このとき、この日本列島に誕生した天皇という特殊存在についても、その位置づけがはっきりします。