七王国の玉座
G.R.R.マーティンの『七王国の玉座』(A Game of Thrones)という小説がある。
これの、ボードゲームというのがあって、アメリカではかなりの人気らしい。最近では拡張セットも出た。人気というか、SF/ファンタジーの読者とゲーマーの層がかぶってるだけなんだろうけど…。
小説もゲームも、なかなか面白いらしい。熊本のゲームショップにも、英語版が若干安い値段で入っていて、気にはなっている。といっても7,000円くらいするけど。
- http://www.fantasyflightgames.com/agotbg.html
- http://ejf.cside.ne.jp/review/agameofthroneboardgame.html
値段はともかく、この手のゲームはやる相手に困る。ゲーマーの中でも、シミュレーション寄りの重いやつ(「地政学マルチ」とか言うらしい)が好きな人を揃えるか、あるいは…、原作が好きな人を連れてきて萌えパワーでなんとか乗り切るか、だ。
そのためには小説を読まねば(勿論未読)…何か間違っているでしょうかわたし…。
ゲームのルールがwebからダウンロード可能なのでちょっと読んでみようかと思う*1。
*1:文脈上曖昧だが、この文の目的語は「ルールを」、である
サンクト練習会
サンクトペテルスブルクの練習と題してゲーム会。
ヴィンチ面白い。手順はウォーゲームっぽいのに軽くてテキトーなところがいい。
サンクトは、ふらり立ち寄ったid:janvierせんせいに負けました…その後の2戦は勝ったよ! 金と運で! やはりゲーム終了時に30ルーブル以上残しとかないとね!
その後、ご飯食べる。id:yuuka_u_uさんid:skoharaさん、二人して、パナソニックの自動パン焼き器を「あれはすごい」「便利」「楽しい」「これがパン? とか思う」「いくらでも食べられる」と、こぞって大絶賛。レーズン投入機能などが重要らしい。
「それってクロワッサンとかも作れるんですか?」と聞いたら、「あぁ…生地までは作ってくれますよ」と言葉を濁していた。知らずに素で聞いたのだが、クロワッサンは弱点っぽかった。
『ソラリス』,『人間は考えるFになる』
- 作者: スタニスワフレム,Stanislaw Lem,沼野充義
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2004/09/20
- メディア: 単行本
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今月は余計な本はやめとこうと思ったが、本を手にとってそのスクエアな造本と装丁を見たら*1フラフラと欲しくなってしまった。
スクエアというかあんまりハードカバーの本を手に取らないので、角背というのが珍しいだけかもしれない。しかしページが開きづらい…。
- 作者: 土屋賢二,森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/04
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
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これはなんとなく。ざっと読む。多く鳴るものを持っている人には多く響くでしょう。後ろの小説の代わりにあと2回対談してほしかった。
ブクログ
http://pi.jugem.jp/tana/tana.php?ac=mutronix
いや、充実させるかどうかは不明ですし、「オレもこの本が好きだー!」とつながる気もあんましないですけども…
ぱっと見、ISBNに書影がついて一覧できるだけで、何の新味があるのか、と思った。トップページに「この画期的なツールは所有欲を満たします」ということが書かれてあって、これも、「…なんで、所有欲?」という感じがする。
しかし実際に自分で、本棚を作ってみると、あぁこれは所有欲なんだなぁ、と、なんとなくわかる。いま自分の手元にない本が、ISBNという一意の番号=存在証明を伴って、書影付きで、棚に並んでいる、という状況は、もうほとんど、自分の本棚を持っている、といってしまっていいような気分になる。あくまで気分だけど…。
<ある>ということがほぼ確実で、欲しければだいたいいつでも手にはいる本の表紙が並んでいるのを眺めるのと、今ここに座って自分の部屋の本棚を眺めるのと、…どれくらい違いがあるだろう?
そういういうことを、「所有欲」という言葉で言っているのだと思う。
(だから、自分にとって、すでに手元にある本を並べる意味はない)
後は、その本が読みたくなったら、今までの「管理費」をアマゾンに払えばいいのだった。