WILLCOM FORUM & EXPO 2007

行ってきましたよ。入ってすぐの今までのPHSを振り返るブースで、ちゃんと過去の端末を丁寧に解説していたのが印象的でした。ビジュアルフォンとかTREVAとか黒歴史化してもおかしくないのにw ロカティオなんかもなぁw


その次に現れるコンセプト端末群。一番目を引くのはやはりW-ZERO3フューチャーデザインでしょうね。高機能化を果たしながらもより通常端末にも近いサイズ・スタイルを両立しようとする方向が見えてきます。W-SIMスロットが2つあるのも思わせぶり。色々な付加機能(WI-FI対応・microSD・)を持ったW-SIMのコンセプトモックも展示されていたので、それらを意識したということでしょうか?

次世代PHSブースでも紹介されていた、PC接続用のSIM STYLEのコンセプト。使用時には三叉に開くことで、複数のアンテナとする仕組みです。MIMOを意識した設計ということですかね。

もうひとつ注目を集めそうなのはやはりプラモフォンでしょう。papipoの大人向け・高年齢層向けとしてバンダイがやらないかな。サンプルで展示されていたパーツはミニ四駆さながらで面白そうでした。

また次世代PHS実験局の一般公開が行われていました。ハイビジョン動画の伝送を行ってHDTVに映し出すというデモ。上り・下り共に20Mbpsの速度が出ていました。基地局には三洋のロゴが。ウィルコムロゴの入った移動局(自動車)も展示されています。実際にこれを使って移動した実験を行っているようです。    

それと地味にW-ZERO3向け新高速化サービスの展示もありました。提供されるアプリはやぱりPC向けのMEGAPLUSと同じVenturi Clientです。設定項目もPC向けとほぼ同じ。HTTP・HTTPSFTP通信において最適化がなされ、Word・Excelファイルでも圧縮効果が得られるそうですよ。高速化が効いているときは、画面の右にトルネードマークが出ます(右の画像)。4月23日提供開始です。

あとPIXELAの[es]ワンセグチューナーユニットですが、今度PC接続用のアダプタとソフトがリリースされるようですよ。PCでも使えるとなれば、それなりにまだ救いはありそうですね。私は早々に手放してしまいましたが…


おみやげ。やまけんカフェでもらったみかんジュースと東京水道局が世界に誇る東京水。どちらも講演を聴けば無料でもらえるぞ。あとはアンケートに答えてウィルコムストラップもゲット。本皮製でなかなか良いものです。

ウィルコムがWM6対応端末を今夏発売、専用サイトオープン(impress)

Xということは10台目のW-SIM端末ということになるんですかね。前回のWindows Mobile6の発表会では年内予定でしたが、夏に決まったということで開発は順調なのかな? そういえば[ソフトバンクの東芝・HTCの端末は6月以降夏頃に投入されるとの話でした]から、あわせて楽しみですね。


[シャープ製Windows Mobile 6端末や東芝製音声端末の発売を予告──ウィルコム](ITmedia)
方向ボタンの近くにダイヤルキーが見える… ということは、新型は[es]と同じようなボタンレイアウトになるということでしょうかね?