東芝(6502)の上値抵抗ポイント
2007年の新年の第一番の銘柄が日立(6501)だとすれば、東芝(6502)は新年度の第一番の銘柄にふさわしいと思っています。
http://d.hatena.ne.jp/nakane2007/20070326/1174894455
でふれたように、この銘柄はどこで買うか、だけが問題であり、いまは目標値とか、テクニカルを変にこだわるところではありません。
少しでも市場の動きを感じるためにも、注目されるとよいと思います。
大きなポジションでなければ、少し買って見ておく、がベターでしょう。
842円を取ってくると一度吹き上がってきます。
ドル円抵抗ポイント到達
今年の相場を語るときもっとも重要なのはドルの動きとなるのでしょう。
今日は長期。月足ベースでのチャートを持ってきました。
この様な長いレンジで動きを見るとよく今の位置が分かります。
118.50円は中期、短期での上値抵抗ポイントですが、さらにこの上には120円という上値抵抗ポイントがあります。
個人的は、この金利差が急速に縮まらないとはいえ、ここからドルを仕込んでいくという気はありません。
金利という意味でいうのなら、ユーロの押し目はあってもドルの押し目は手を出したくありません。
ただ、今は118.50以上ですので、ドルは強いレンジにいます。
しかしそのトレンドは目先の天井を探しているトレンドに思えます。
ドル円テクニカルチャート月足
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世界経済の中心はドル以外ない
1996年以降、NYダウはドルと共に上昇してきました。
ドルは明らかに以前より強く株価上昇への相関度を強めてきています。
ドル円&NYダウ 週足
これは当たりまえの話ですが、世界の経済が金利差によってコントロールのされている印です。
このチャート上にいったいどれだけのテコが潜んでいるか分かりません。
グリースパンはそれを知っていて、この地雷をどう取り除けば良いか、解決できないまま引退したと考えています。
市場はみなさんがご存じのように、一定の情報を持つものだけの不公平な、アンバランスな環境となっています。
たとえば、ゴールドマンは誰かの発言でNYが急騰すること知っていますし、国内株式は、格上げ情報だけが重宝されます。
その種の情報を取れる人は十分に儲かります。格上げの翌日にはすぐに現金化するこでどんな相場にも耐えていけます。
それ以外の情報は、泡と消え、役に立ちません。
特殊な情報を取るか、情報が織り込まれる株価をテクニカルに分析するか、その方法しかないのです。
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