♪これは好きテンですか?オブじデット♪

5月5日、子供の日
泉こなたの誕生日。以上。(えー……。)
……誕生日ネタに興味があるヒトは、自分で、Wikiなり何なり調べてみて下さい。(笑)


そんなワケで、特別企画。
私情で四月末に編纂できなかった、四半期恒例の、例のアレ。
うにうに。さんが「今、好きなキャラ」を、厚く(「熱く」では無い)語る、ひととき。


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♪第一位 : 高木ハツ江。(『今日の料理ビギナーズ』)♪


おにぎり、から、稲荷寿司。
ローストビーフ、から、ビーフ・ストロガノフ。
和洋中を問わず、あらゆる料理のエキスパート・スキルを、ビギナーに伝授する万範の鉄人。
……なのですが。
娘婿のマコトさんを弄り、娘のトシ子の尻を急ッ突き、二人の孫には甘々。
母としては、女としては、地味に、ドSな、今時のお婆ちゃん。(笑)


♪第二位 : 小早川凛子。(『ラブプラス』)♪


ハツ江さんの邁進により、永久殿堂候補の地位が地味に危ぶまれつつある、ボクのカノジョ。
つーか、『NEW……』が、様々な意味で、アレだったので。
知らない内に、佐々木万里、か、長倉侑子、に、取って代わられるのでは無いか、とか。(笑)
「青春の1ページ」編で、地味に、ボクの中での好評の株を下げつつある、リンコなのですが。
知れば知るほど底の浅い、しかし、だからこそ使い勝手が良い、22cmフライパンみたいな女の子。
何かヤるには大き過ぎて、でも、何をヤるにも小さ過ぎて。
だが、それが良い。


♪第三位 : セイバー(青、第四次)。(『Fate / Zero』)♪


云わずと知れたエクスカリバーの使い手、女体化アーサー王
冬木が焦土と化す以前の、まだ衛宮士郎が素直だった頃の、切謂が元気だった頃の、青セイバー。
ヤってる事も、立ち居振る舞いも、云ってる事も、前作(第五次)と相変わらずのヘタレなのですが。
なんだろう。
川澄綾子さんとの一体感が半端無い、奥底から滲み出る、凄まじい闘気。
シローに対しては「……あー。」って感じで、モニターのあっち側から静観してた感がありますが。
キリツグに対しては「何なのコイツ、絶対に許せない」って、川澄さん自身の本心が。
言下に滲み出ていて、それが、セイバーの役所と合致して、演劇的な意味で、深い。


♪第四位 : 鳴上悠。(『P4』)♪


初志貫徹。
最初ッから無口で、最初ッから無感情で、最初ッから天然ボケで、最初ッから巻き込まれ属性で。
仲間との交友や、ペルソナ覚醒で、どう変化するのか、……と、思ったら。
最後の最後まで、ずっと、そんな感じでした。(笑)
決してヘタレでは無い、けれど、何となく漂う、残念感。
「良いヒトなんだけどねェ……」で終わってしまうタイプの、悲しき万能キャラ。


♪第五位 : 松岡春。 (『君と僕。』)♪


優しいヒトです、うざったい程に。
女の人からして見れば、評価が「スキ」と「キライ」で二分大別される気がする程、徹底的に、聖人君子。
オトコ目線で見れば「こんな奴、絶対に居ねェ」の一刀両断だと思いますけれど。
善意にブレが無く、そこに一切の悪意が絡まない、甘食みたいな作品世界観ってのも、今時、珍しい。



♪第六位 : ニャルラトホテプ。(『這いよれ!ニャル子さん』)♪


まぁ、土台、2008年前後のラノベブームにカマけて押し売りされた系譜の一翼であり。
既存9巻にして、他の作品と同様、アニメ化を期に暗礁に乗り上げた典型の一つなのですが。(笑)
ファンは大騒ぎだけど、思ったほどに数字(金)が動かない、みたいな。
……なのですが。
アスミスの秘める潜在的カオスを、もっとも顕著に具現一体化したキャラクター、と、云うか。
声優とキャラの一体感、と云う意味では、近年、稀に見る最適な布陣。
ィャ、むしろ、なんで、このカオス声優に『ひだまり』のゆのっちを一任したのかって話ですが。(笑)


♪第七位 : 折部やすな。(『キルミーベイベー』)♪


スタンスとしては、滝野智片桐姫子、相生祐子、そんな感じ。
らきすた』では日下部みさおになっちまう気もするですが、不遇の度合いで云えば白石みのる、か。(笑)
ショートカットのバカキャラ+百合、どこにでも居る、普通の「萌え」四コマ漫画には王道のキャラクターなのですが。
かなり、堅牢強固です。
白鳥隆士より強靭、綾崎ハヤテより頑丈、殺し屋にガチで絞められても、決して死なない。
ゴルゴ13に狙われたぐらいでは、そうそう簡単には生命を落とさない、それぐらいの猛者。


♪第八位 : 宮川あつし。(『リコーダーとランドセル』)♪


身長180cm、絵に描いた様なイケメンフェイス。
そして、置鮎龍太郎さんのイケメンボイスで喋る、小学五年生。
……で、釘宮理恵さん(…が演じる、宮川あつみ)を姉と呼び、慕い、甘える。
なんか、もう、ものすごいスペック高いです。色々な意味で。


♪第九位 : 龍可。(『遊戯王5D's』)♪


ゲームでは、ピケルとクランとクリボー軸で、こっちの攻撃を完封するロック&キュアバーンなのですが。
原作では、ほぼ、一度もデュエルをしたコトが無いと説明しても遜色が無い、日和見キャラ。
兄の龍亞は、事ある毎にデュエルして、敗北で余計な恥を掻きつつも成長していくワケなのですが。
片や、ほとんどデュエルしない妹の龍可は、いったい、何がどうなって。
初期のヤサグレのロリツンから、終盤の素直なロリデレへとシフトチェンジするのか、と。(笑)
再放送が本格的に軸に乗り、十六夜アキやシェリーよりも、龍可の変遷が気になる次第。
……まぁ、フォーチューンカップ編からダークシグナー編が終わる頃には。
また、連敗苦勝の絶対王者にして実態は只の無職、ジャック・アトラスが返り咲く気もしますケド。



♪第十位 : パンダさん。(『しろくまカフェ』)♪


アニマル横町』のイッサにしても、そうなんですけれど。
やっぱり、パンダってのは、力押しのパワーキャラなんですねぇ。(笑)
コレが、ただの、動物シリアスギャグアニメだったら「ふーん」で終わる所ですけれど。
何だろう、いわゆる、声優補正?
出演声優のラインナップを見れば、コレが、実写版『テルマエ・ロマエ』ぐらいの無謀だと分かる。
イッサには出せないシュール・リアリズムが、なかなか、深い味を出してます。
中国の新華社通信から、イチャモンが付けられないコトを祈る。(笑)


   ※   ※   <総評。>   ※   ※   


『咲』二期が始まったと思ったら、いきなり、ラスボス級の悪役に立ち回った「素足の雀神」宮永咲
純情な少年天使ピットに「バトりまくりなさい!」とイケナイ誘惑を嗾ける、戦女神パルテナ様。
チマタの海賊ブームの終焉も気にせず、悠々と、自分の信念と海路を邁進する厚意の宇宙海賊、加藤茉莉香。
ガキの頃は只のウザキャラだったのに、爺さんになったら超イケメンの武漢と大化した、フリット・アスノ
万能潜水艦ノーチラス号の片隅にて、海底に咲く一輪の花、看護婦イコリーナさん。
ドリル少女ミリムとの知られざる因縁に翻弄される「錬金の奇跡」ユィット & ヴァンテ。
通天閣」開業100周年記念、炎のお好み焼き職人、キュア大阪さんキュアサニー)。


いつもは、数合わせの10人をゴリ押しで並べるのに苦労しないコトも無い『好きテン』なのですが。
今季は、逆に、10人に絞り込むのに苦労した、……と云う、意外な展開。
つーか、オトコ(イケメン)キャラの比率が、地味に高くなったなァ。
美少女とか「萌え」とか云っても、結局、どの作品でも似た様な女の子しか登場せやんしね。
変化球狙いのゾンビネタが、複数作で発想のブッキング(どっ被り)、とか、世も末だと思いまス。(笑)


来期の変動、そして、年度末の『好きテン・オブじイヤー』が、かなり気になる動向ですが。
個人的に、来期(2012年7月期)を先進的に見て、もっとも気になるキャラクターは。
ポポロクロイス物語』のピエトロ王子、だったりしまス。(え?)
……相変わらず、深夜よりも早朝の方がコア向けアニメに強い、関西地方ローカル局