なみかわみさきの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2016-12-03 「この世界の片隅に」。

[]「この世界の片隅に」。

しかし今年は例年になくたくさん映画を観た。下記の通り。まだまだ少ないって言われるかもしれないけど、以前は1年に1本も観ないこともありました。



あと、まだもしかして都合があえば、『聖の青春』と『海賊と呼ばれた男』を観てみたい。

映画に行けなくてあとでDVDを買ったやつは、邦題オデッセイ(ぉ*1 と、ズートピアあたり。ズートピア大人でも元気がでるしいい話でしたよ。食わず嫌いの人におすすめしたい。

それと、気になるけど結局見に行ってないやつはかなりある。

この中で一番よかったとかはあんまり決められない。どれも、演出とかにいいところがあるし、観るきっかけもさまざまで。全く事前情報なしで時間があったから映画館に寄ったとかもあるし、みんながTwitterで感想を流すからそれにいっしょに共感したくってあわてて見に行ったやつもあるし。

ただこれだけはいわしてください。『この世界の片隅に』は号泣した。もう、からだの水分と塩分がもっていかれました。その後しなしなになってたくらい。

すずさんの絵とか描いてみたいけど、描き方によったらネタバレ全開になる。

いやでも、ほんとなんか最近感情の部分使ってない人とか、見に行って、さながらデトックスみたいに号泣すべきだと思う。いろいろ考えさせられることや、考えないといけないこともあるけれど。

こどものころ、だいたい小学校の図書館においていた『はだしのゲン』。さいしょは、細かいこと、深いことを気にしないで、ただその粗筋のすさまじさに圧倒されながら、読みふけった人も多いと思う。『この世界の片隅に』には、それとおなじものがあった。21世紀のはだしのゲンかもしれない。


あっ、あと、親子で見に行くとして、えっちな要素は、キスするくらいはあります。あと遊郭の地域が出てきます(直接の描写はないですが)。ご参考まで。


ああー、話し出すときりがなくなるし書きすぎるとネタバレになるし、ああっっていう状態。でもあとひとつ。もしもまだ、いまは、『原爆ドーム』と呼ばれている建造物について、いまのかたちしか知らないというのであれば、ぜひ、本来のすがたについて調べておいてほしいです。

*1:やっぱり原作も読めば読むほどなぜ「火星の人」にしなかったのかと小一時間(略)

2016-12-01

Linuxデバイスドライバプログラミング」の本について。

Linuxデバイスドライバプログラミングという本がぼったくり価格になっている件

ツイッターフォロワーさんが、「Linuxデバイスドライバプログラミング」がぼったくり価格になっていることを教えてくれた。

http://www.sbcr.jp/products/4797346428.html

書籍情報はあるけど、ネット書店ではほぼ在庫が無く、いわゆる中古では、価格4500円を大幅に超える値段付けがされている。

書籍情報サイトでは、この本は2008年初版で、その後2011年にFedora16(!)で動くサンプルが更新されている。


先に結論を書く。著者の平田さんのツイッターに再版および復刊計画がある*1とのこと。

https://twitter.com/yutakakn/status/794579810433437696

拙著を紹介してくださり、ありがとうございます。数年前に廃刊(絶版)となりましたので、現在新品は販売していません。しかし、復刊する予定があり、裏で進行中です。詳細が決まりましたら、改めて報告します。


以下は上の情報を知らなかったのでいろいろ書いたおまけ。


オライリーLinuxデバイスドライバ本について

それでたしかこの手の本でオライリーとかあったよねと思って。

そうそうこれ。2005年に第3版の邦訳が出ていて、

http://www.oreilly.co.jp/books/4873112532/

オライリー本家で英語版の新しい版がないかなーと探してたけど、フォーラムに、

http://support.oreilly.com/oreilly/topics/will_there_be_a_4th_edition_of_linux_device_drivers

こんな話題があって、どうも4thはまぼろしらしいとのこと。ふむ。

ちなみに、3版の英語版はこちらで読める。

https://lwn.net/Kernel/LDD3/


もしも「日本語で読めること」に価値があるとしたらば

話をもどして、この2冊の本のレビューを読んでいると、どちらかといえば「Linuxデバイスドライバ 第3版」は「日本語がわかりにくい」といった感想が目立った。

翻訳をされた方は、その時点でのベストを尽くされたと思うし、翻訳が悪いというつもりは無い。

ただ、やはり「最初が日本語の文章」か、「最初が日本語以外の文章」かだと、後者の「最初が日本語以外の文章」のほうが、読みにくい。

もしも、すらすらとわかる日本語に翻訳されているとしたらば、それは、現時点では「翻案」が含まれていると考えられる。もしかしたら、「翻案」することによって、最初に文章を書いた人が伝えたかったことが、変わってしまうかもしれない。


新しい版を出してほしいけど……

あれだけ強気な値段をつけても買い手がいるかもしれないってことは、それなりに、読みたい人がいるってことだと思うので、ぜひとも新しい版を出してほしい。情報が古い*2本が、ぼったくりになるのがなんだかなあって思うんですね。こういう”資料”は、図書館で借りたい。

ということで、SBクリエイティブに要望を出す前に、すでに話題があったかもしれないと思ってTwitterを見たところ、2014年くらいに、同じような質問をして、「新しい版は出ない」っていう回答があったそうです……。うーんざんねん。

(→この後平田さんのツイートを発見した)

*1:記事公開時「絶版および復刊計画がある」と書いていましたが再版の間違いでした。平田さんにご連絡いただき修正しました。

*2:情報が枯れているのもある程度参考になるけど

2016-11-18

[]カクヨムの「第1回カクヨムWeb小説コンテスト」受賞作の書籍化について

結局投稿しなかったカクヨムの第1回分、受賞作品が12月から書籍化するので、読んでみようと思ってますが、べたな一覧表が見つからなかったのでメモします。

コンテスト結果発表

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_001/result

大賞受賞作品一覧
部門作品名著者
ファンタジー部門誰にでもできる影から助ける魔王討伐槻影
SF部門横浜駅SFイスカリオテ湯葉
ホラー部門僕の妹はバケモノです鹿角フェフ
現代ドラマ部門ヒーローは眠らない伊丹
現代アクション部門勇者のクズロケット商会
恋愛・ラブコメ部門平安時代タイムスリップしたら紫式部になってしまったようです中臣悠月
ミステリー部門うさぎ強盗には死んでもらう唐間ネロ
特別賞受賞作品一覧
ジャンル作品名著者
恋愛・ラブコメ愛原そよぎのなやみごと雪瀬ひうろ
恋愛・ラブコメI'll have Sherbet九曜
恋愛・ラブコメ憧れの魔法少女の正体が男でした。山田絢
ホラー家の納屋にダンジョンがある―God in the abyss of despair―止流うず
ファンタジー異世界に来たけど至って普通に喫茶店とかやってますが何か問題でも?風見鶏
ファンタジー医療魔術師と呼ばないで!もう…限界ですはな
現代アクションヴぁんぷちゃんとゾンビくん空伏空人
SFEje(c)tBObeMAN
ファンタジー御伽噺を翔ける魔女碧檎
恋愛・ラブコメおめでとう、俺は美少女に進化した。和久井 透夏
ホラークトゥルフ神話 探索者たち 〜鈴森くんの場合〜墨の凛
SF黄昏のブッシャリオン碌星らせん
ファンタジー食べるだけでレベルアップ!〜駄女神といっしょに異世界無双kt60
ホラー常夜ノ国ノ天照モロクっち
ファンタジー始まりの魔法使い笑うヤカン
ファンタジー豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたいグルグル魔
ファンタジーマワル廻スロットガチャと異世界物語 〜奇妙なメンバーとの冒険譚?〜時野洋輔
ファンタジー山本五十子の決断如月真弘
ファンタジー勇者のパーティで、僕だけ二軍!?布施

書籍化の予定

はてな記法amazonを使っただけなんで、類似タイトルが出てくる可能性あり。

「ヒーローは眠らない」は、amazon検索するとひどいことになったので外してます。

一覧表
発売日レーベル部門作品名著者
2016/12/24ファミ通文庫ファンタジー部門amazon:誰にでもできる影から助ける魔王討伐槻影
2016/12/24カドカワBOOKSSF部門amazon:横浜駅SFイスカリオテ湯葉→柞刈湯葉
2016/12/24カドカワBOOKSホラー部門amazon:僕の妹はバケモノです鹿角フェフ
2016/12/15富士見L文庫現代ドラマ部門ヒーローは眠らない伊丹
2016/12/24カドカワBOOKS現代アクション部門勇者のクズ→amazon:勇者のクズ1ロケット商会
2016/12/24角川ビーンズ文庫恋愛・ラブコメ部門amazon:平安時代にタイムスリップしたら紫式部になってしまったようです中臣悠月
2016/12/24角川スニーカー文庫ミステリー部門amazon:うさぎ強盗には死んでもらう唐間ネロ→橘ユマ

特別賞の人の情報もちらほら出てるんですけど、まあまずは第1弾だけ。

これで第1弾出版作品の予約ができる。楽しみ。

紙の本への”逆輸入”への期待

いまでもカクヨムで読めるしあえて買うの? っていう時代かもしれないんですけど、なんとなく本になるってことはそれなりに編集さんとやりとりしてるんじゃないかなあと思うんです。あと、紙のほうを先に読んであとからカクヨム版見て違いにニヤニヤしてみたい。

某所で本が売れないとか本屋がこのままの業態じゃ危機っていう話もあって、じゃあ本がまったく売れないかっていうと、そうでもないと思う。なんかそのヒントが、今回の受賞作書籍化にあるような気がして。