津波、もう大丈夫かなぁ。
いや緊張した。
奥尻を思い出してすごく怖い。
ドタバタしてるだろうから電話もしづらい。
いやな汗かいちゃった。


んなわけで
昨日の午後、久しぶりの友人が急に遊びにきた。
昼飯は食ったっていってるのを無理やり遅い昼飯に連れ出して
大勝軒でつけ麺食って、うちでうだうだしてた。
そんなところに電話で翌日の仕事が延期の連絡。
二人で顔を見合わせ
お前、明日休めるんだろ?
休めるよ。
んじゃ前みたいに行くか、
ってことになり出発したのは午後6時。
そいつの東伊豆の別荘に泊まり。
以前よく行っていた赤沢温泉がリニューアルしたってんで行ってみた。
ここはDHCに買収されてからなんか急に巨大化していた。
昔よく行っていた建物は宿泊棟になっていて
日帰りの温泉施設は完全に新築されていて驚いた。
でも風呂の雰囲気は前のまま。
もっとでかくなっていて、横幅25メートルの海がズガーンと見える露天は
やはり気持ちいい。
このでかい風呂を二人で貸し切り状態。
もちろん泳ぎまくり。
風呂後、これも新築された小奇麗な居酒屋で閉店まで飲んで
帰ってまた飲んで爆睡。
翌朝、昨晩の雷のドシャブリな天気とはうって変わって晴天の中、
うだうだと起きて、うだうだと朝マック
二人ともこのへんの興味のあるところは行き尽くしていて
どこにも行きたいところがない。
天気が良いので小室山に意味もなくリフトで登って
海の見える最高に気持ちいい芝生でまたうだうだ。
このままうだうだしつづけてもしょうがないので北川にむかう。
北川の直前で海岸からわずか25メートルほどの所に
どでかい船がいる。
なんか変だなーと思って振り返って、えぇっ?
先端が完全に海面から出てる。
うわ、座礁してるよ。
俺の携帯のショボショボカメラではまったくわからんが
ものすごい迫力。
そのどでかい船を今まさにタグボートがワイヤーで引っ張って
救出するところであった。
しばらく車を止めて見物。
タグボートがワイヤーをピンと張りがんがん引っ張るが
まったく動かない。
ちょっと見ていて気が付いた。
これ北川の海っぺりの露天からバッチリ見えるんじゃないかと。
風呂に入りながらこの大スペクタクル劇を見物しようと
露天に行くが、湯船にお湯がはってなかった。
うーむ、風呂に入りたい。
なので、なんとなく熱川に移動。
てきとーにブラブラしていたら町外れの海岸に風呂発見。
波打ち際の露天。
天気良し。
また俺たち以外誰もおらず貸し切り状態。
湯だって潮風に吹かれて冷ましてを繰り返すのが最高に気持ち良い。
画像の仁王立ちの男は座礁した船を助ける為に現れた
救世主でもなんでもなく
風呂でほてった体を海に向かってガッハッハ笑いながら冷ます
フルチンの俺なのであった。
ずーっと入っていたかったが腹がグーグーなので
名残惜しげにあがってまた来た道を戻り寿司屋にむかう。
が、また座礁船の攻防が気になりまた見物。
いっこうに進展はないが、そのうち消防車でレスキュー隊が来たりして
なにやらどんどん騒がしくなって道は渋滞し始める。
しかし船は動かない。
腹が限界になったので後ろ髪ひかれつつ寿司屋へ。
ズババっと食って帰路へ。
伊東で昔から通っている最高に好きな干物屋星のへ。
ここのイワシからし干しは最高にうまいのだ。
だけどここ数年まともにイワシが獲れないので作ってくれない。
納得いくイワシじゃないとここの親父はそれを作ってくれない。
とれなくなってきた頃は店頭にも並ばず
知っているものだけがアレある?って出してもらって買っていた。
お茶出してもらっていろいろ焼いてもらい食べながら世間話。
開きにできるような程よい大きさの質の良いイワシはホントにここ数年獲れなくて
伊東港で今年ついにトロ箱一箱10万の値段がついたんだってさ。
イワシがだよ。
信じられんわ。
超高級魚鰯様。
エルニーニョか温暖化かとか話していたら
イワシでもサンマでも10年くらいの周期で昔から獲れなくなるサイクルがあるんだよ
今はその悪い時なんだよ、と言っていた。
興味深い。
んで、俺の好きなのと味が似てるよってんでサンマの開きと
地物のめざしを買ってきた。
めざしにできる型の小さいのは獲れるんだって。
小田厚、東名突っ走ってそのまま首都高に突入して
小牧楽器に行こうと思ったけど用賀谷町渋滞10kmだったので
あきらめて帰ってきた。
晩酌に買ってきた干物で一杯。
うまい、やっぱうまい。
しあわせ。