ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

うわっすべり

 まず、お断りしておきます。「私はへそ曲がりです!」
 何が気に入らないって、なんだ、この年々騒ぎが大きくなってくる「ハローウィン」騒動は?!なんでこの国でハロウィーン「ごっこ」をしなくちゃならんのか。全く思想も、考えもなんもない。なあにがトリック・オア・トリートだっつうの!?トリートしてみろよ。
 ガキの頃、わが家ではクリスマス・ツリーを飾り、イブには枕元に靴下をおいて寝た。いったいあの絵本に書いてあったサンタクロースはどこから入ってくるっていうのか、なぜってうちには煙突ってものがないじゃないか。だから、窓の鍵をかけちゃいけないと思っていた。そのくせ教会の日曜学校のお芝居をサボって逃亡しようとした。あの時のあの引きずり出された舞台の上での無言の立ち往生はその後この歳になるまで後を引いている。
 幼稚園で黒いとんがり帽子を作って黒いマントを翻して帰ってくるとか、渋谷の交差点で馬鹿騒ぎをするとか、山手線の車両を占領して馬鹿騒ぎをするとか、事態は国を挙げてのノーターリンの様相を呈している。
 この国はなんでも単なる人まね、単なる上っ滑りのてんこ盛りで、訳もわからんで主をたたえるゴスペルなんてぇのを真似しているんだけれど、その実、誰一人キリスト教徒がいない集団だらけだし、そのくせ市民の中に「声明」グループなんてできちゃいない。
 何しろ民主主義だって、一体全体何を持って民主主義というのかすらわかっちゃいないまんまだ。金さえ動き、輸出大企業だけが儲かりさえすれば、その後どんなにインフレが進行しようが、バブルとなって大爆発をまたぞろ起こして、はじけて年金の原資がどこかへ行っちゃおうが、知ったこっちゃない。とにかく当面儲かればそれで良いと暗躍するアベシンゾーの手にまんまと乗っちまう国民なんだから、諦めるしかない。
 株価が一挙に700円上がったら「夢のようだ!」といったその辺の爺は大馬鹿野郎だ。
 そろそろ立冬だよ。「立冬まんじゅう」とか、立冬・万歳パレードとかやらねぇのか、その辺の幼稚園は。君らはデズニーランドか?

試写会

 珍しく試写会の案内をいただいた。私が尊敬する映画監督松井久子の最新作。
「何を怖れる-フェミニズムを生きた女たち」ドキュメンタリー映画
上野千鶴子、樋口恵子、池田英里子、井上照子、加納実紀代、桜井陽子、中西豊子、田中喜美子、田中美津、米津知子、高里鈴代、高橋ますみ、滝石典子
 松井久子監督は異文化の中で認知症を患う日本人戦争花嫁を描いた「ユキエ」、認知症となった姑と介護をする嫁の葛藤を描いた「折り梅」そしてドウス昌代原作「イサム・ノグチ」を映画化してきた。彼女が一貫して描いてきたのは女性。そしてここに70年代から女性を取り巻く環境を考え続けてきた女性たちを記録に残す大作。
 試写会があります。

2014年11月10日(月)
17時開場 17時半上映
参議院議員会館講堂 千代田区永田町2-11-1
地下鉄永田町出口1 国会議事堂前出口3 溜池山王出口8
入場無料(入り口で係員が入館証をお渡しします)
問い合わせ先 福島みずほ事務所 03-6550-1111
       (株)エッセン・コミュニケーションズ 03-3523-0211

 官邸前で叫びにいったことはありますが、議員会館に入ったことはありませんので、このチャンスに議員会館なるものを見に行くつもりです。どんなところなんだろう。
 松井久子、過去作品及び著作→http://www.essen.co.jp/store.html

2014年10月30日のツイート