「恋の門」 vs 「ピンポン」

ただ今まさに、日テレとTBSで対決中。この間、シネフェスで「鉄コン筋クリート」の先行上映を含む「松本大洋まるかじり」を観に行ったとき、「ピンポン」は久々に観たのだ、しかも大画面で。やっぱりちょっと泣いてしまった。だから今は「恋の門」を観ている次第。
あー、こんときの若菜ちゃんかわええなあ…この髪型はなんかいい。この頭ならわたしの髪質でもできそう。結構伸ばすことになるけど…うーんいいなあ、切ろうと思ってたけど、伸ばそうっかなあ。あ、松尾ちゃん出てきた! きゃっきゃっ、わあ大竹まこちゃんだあ! きゅーん!*1 酒井若菜ちゃんのおっぱい、小島聖ちゃんのおっぱい! 清志郎もいる、ヨセフもいる! そうだ、セイキさまって皆川さんだった! ははは、飽きない映画よのーう。
あ、ちなみに「ピンポン」には松本大洋さんが映っているってご存知? チャイナの学校に殴りこみに行くとき、電車の中でペコに話しかけられて嫌そうに顔を背けている帽子の男性。あれが大洋さんなんですって。

*1:「ナイナイサイズ」にメガネ男子好きな女として出演したとき、理想のメガネは? と訊かれて「大竹まことさん」と答えたわたくしである。

大変だ!

朧初日を観ているお友達が休憩中に速報をくれたよ。来年7〜8月の新感線の新作「犬顔家の一族の陰謀」、宮藤官九郎古田新太橋本じゅん小松和重池田成志が出演するそーだ。大変だあイロイロ…!!
あ、ちなみに朧の阿部サダヲは強烈に可愛いらしいっス、どうなのソレ…? た、楽しみじゃないかっ。

付記

強烈に可愛いのみならず、第ニ幕はなんかものすごかった模様。阿部サダヲ阿部サダヲたる所以爆発っぽい。やーん、た の し み !
あと、あれですよね、7〜8月に宮藤さんに舞台が入ってるってことは、来年は魂、夏フェスには出ないってことになるのかしら。それはそれで寂しい…いえ、役者宮藤は楽しみですけどもー。やっぱり兼業の人たちは難しいなあ、役者も魂も、どっちも「生身」が魅力ってことだからなあ。
宮藤さんと言えば、新感線については、パンフに出る → キャラを借りて芝居を書く → 脚本を書き下ろす、と来て、出演する、に至るということなのだな。ある種、ファンののし上がり物語のようよ。うーん面白い。

MJ&SI「めがね番長」放送日時決定

「めがね番長」の放送日時が決定です。
#1 1月13日(土)  #2 1月20日(土)  #3 1月27日(土)
#4 2月3日(土)  #5 2月10日(土)
全5回シリーズで、放送時間は23:00〜23:30。お見逃しなく!(12/29/'06)

みうらじゅんいとうせいこうがメガネについて語る! という、どこをどう切ってもお好きな向きにはたまらない、といった素敵な番組らしい。BS フジ…録画できない…家にいれば観られるってことか…(ぶつぶつ。

チャットモンチーは芋をくれる

http://blog.eplus.co.jp/kihon/2006-12-29
ああ、いいなあ、いいなあ…RIJF では人が多すぎてステージが一切見えずに断念、みやこ音楽祭でやっとまともに彼女たちのステージを観られたんだけど、ちっちゃい子が3人でばきばき音を鳴らしていて、ヴォーカルはアイドルみたいなハイトーンで、唄メロはキャッチーでコーラスは綺麗で、全体的に面白かった。ライブならではのグルーブとかはそんなに感じられないんだけど、丁寧でひたむきで、何よりすごく楽しそうなのがいいなあ、と思ってにやにや眺めていた。
そもそもライブを観る前の時点で、「チャットモンチー、よく聴くと歌詞がマジ怖ええ」って話で女子の間では話題沸騰だったのよ、「恋愛スピリッツ」とかホントに怖い。のろいのことばが満載なうた*1だ。「ハナノユメ」でおお! と思って、うきうきと「chatmonchy has come」を買ってからまだ一年。「シャングリラ」の奇怪な変拍子には度肝を抜かれて、でもやっぱり、この曲も結構歌詞が怖い。「君のことダメな人って叱りながら愛していたい」とか「希望の光なんてなくったっていいじゃないか」とか。
みやこでも「恋愛スピリッツ」の演奏が始まった瞬間笑ってしまったんだけど、あのとき、最前のほうで、アイドルに対してみたいにメンバーの名前を叫んでいたファン男子たちは、この歌詞の怖さをどう捉えていたのだろうかな。そんなところも可愛いって? バカだなあ、おっかないぜ、こんなの歌にしちゃう23歳。わたしから見たらそういうところが面白いのだけど。
で、そんなチャットモンチーが芋をくれる、というのは、なんかよいなあ、と思ったのだ。お里の味を大事にしたり、冷静すぎる目で恋愛状態の自分や相手を眺めてみたり。そのふり幅を当たり前に乗りこなしてるところがなんかいい。元旦、幕張でまた観るぜ。きっと「恋愛スピリッツ」でまた笑ってしまうな。

*1:http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/377216/Y033740 でも文字で読むより音で聴いたほうが強烈。情念節。

符号

  • こないだの日曜放送の「キック・ザ・カンクロー」で、金子マリのアルバム「B-ethics」に向井秀徳が提供した「CITY」をかけていた。この曲ホントに素晴らしくて、他にもアルバム全体素晴らしくて、ここでも口幅ったく語っていたわたし*1なので、宮藤さんの「1曲目の清志郎さんのとどっちかけるか迷った」って言葉に、あらあらまあまあ、となった。
  • 遡って先週土曜深夜放送の「ふるチン」を聴いたら、クリス・ペプラーをゲストに招いて、曲紹介(曲をかけ、歌い出しまでの尺に合わせて、即興で紹介を喋るという DJ お得意のやつ)対決みたいなのをやっているとき、クリスが「入りの場所がなかなか掴めなかった」と言って「シャングリラ」をかけていた。あー、確かに。
  • 古田さんもやってみましょうよ、と振られた古田さんは、「じゃあ、グループ魂の『嫁とロック』で」と迷いもなく選曲。しかしイントロからいきなり♪アーイアムア妻帯者♪と歌が入り、喋り始めるや否や被って撃沈していた。
  • そもそも、「ハードロックしか聴かない」「最近の音楽は知らない」という古田さんに、安東アナ、「でも、グループ魂とかは聴くんですよね?」。「オモシロのものは聴く」とは古田さんの弁。
  • 遡って金曜深夜の「エレ片」を聴く。先日の「ふるチン」に阿部サダヲがゲストで出た折、一押しとしてエレ片を推していたことを報告するリスナーからのメールが読まれていた。番組タイトル間違っていたのもしっかり報告済み。ぐはは。