中国のパンダ

となりのこぱんだ
四川の「臥龍中国パンダ保護研究センター」のパンダのサイト。コマ数とか「旅人くん」(漫画)を思い出した。
四川で臥龍という事は孔明にちなんでるのかな。センターでは100元(当時1500円)で子パンダを抱いて記念撮影ができるようだ。(若さに挑戦さんより)

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)
GOSICK桜庭一樹(古本)を読む。面白い。
ツンデレミステリ。1巻は1巻で完結。
現代日本が舞台でない桜庭一樹は初めて読んだ気がする。切実さは無いが安心して楽しめる。
アリソン (電撃文庫)」(ラノベ)で同じ事を思ったが、明るさと陰惨さの分量が絶妙だ。
ヒロインの声とか背は、クレーパイプ陶製パイプの吸い過ぎか。21世紀になった事だし、喫煙アイドル(喫煙してるのがかわいい)出ないかな、と思ったらこんなトコにいたか。
命がけで暗く汚い場所を這いずり回って、或る扉を開けると光に満ちた豪奢な部屋で着飾った紳士たちが拍手して迎えるって、ひどく映像的だ。「ゲーム [DVD]」(映画)で、そんなシーンあったっけ? もしくは「カイジ」(漫画)か。
最初の密室トリックは警察を呼ぶまでもなく、その場にいた人がすぐわかるのではないだろうか。
とりあえず、恋人にはヴィクトリカよりはアブリルを勧める。
感想リンク コンバンハチキンカレーヨ再さん  a*capriccioさん
2巻感想

アクアポリスQ
「アクアポリスQ」津原泰水(図書館)を読む。面白い。
SF。
津原泰水が書く「帝都物語」。もしくは「南極物語」か。
魔法のような未来のハイテクと未来の異常現象の中で少年が成長する。(成長ニ狂気含ム)
ほとんど休む間も無く、フル稼働で少年が奔走してて大変そうだった。
津原泰水は不意に刺すように詩を紛れこまして、読者を不安にさせる。この不安定感が彼の武器なら、書きたい事を表すのに枚数など不要なのだろうなあ。

猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス)
「猫丸先輩の空論」倉知淳(図書館)を読む。つまらない。
日常の謎ミステリ短編集。
読み物として結構楽しめるが、ミステリとしてつまらない。
唐沢なをきのイラストを注視すれば、「唐沢なをきが珍しくヒーローを描いている。唐沢なをきが描くヒーローはこんなんか」などと空想した。(唐沢なをきのヒーローものというと「BURAIKEN (Beam comix)」があったか)