ボストン訪問〜その1。

初代大統領、ジョージ・ワシントン(パ

土日を挟んで、こちらに暮らしてから初めて州外への旅に出ました。行き先は、マサチューセッツ州の州都、ボストン。NYよりも北にあるボストンの緯度は、ほぼ札幌と同じ。奄美大島と同じ緯度のヒューストンからは、飛行機で4時間ほど北上することになります。ボストンは、数年前に夫が学生をしていた町。ということで、今回の旅は、宿決めから観光コース・レストランに至るまで、100%夫にお任せのVIP旅(?)です。


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飛行機を降りてまず感じたのは「涼しい」こと。そして、空港からの道すがら、見かける人が皆、垢抜けていること。私はすっかりテキサスからの「おのぼりさん」状態で、カルチャーショックを受けました。7日間有効のパスを買って、バスが専用軌道でトロリーバスに化けるという新交通システム(扱いは地下鉄らしい)に乗り込み、ターミナル駅まで移動。Green Lineというアメリカ最古の地下鉄に乗り換えると、雰囲気は東京やロンドンになりました。その地下鉄も途中から地上に出て、今度はチンチン電車に変身。やっぱり公共交通機関は便利ですね。目指すB&Bは、ボストン・マラソンが開催されるBeacon St.に面した、夫がかつて泊まったことがある"Beacon Inn"。この地域は、正確にいうとボストン市のお隣のブルックライン市で、ジョン・F・ケネディーの生家もある落ち着いた佇まいの町です。


ボストンは電車とバスを使って歩き回れる町だということが、何より嬉しいです。なるほど、日本人は違和感なく溶け込める町というのも納得です。東京とボストンの差より、ボストンとヒューストンの差の方が、よっぽど大きいかも。荷物をB&Bに置いて落ち着いたら、再び路面電車@地下鉄に乗って町中へ。ビルが林立する中に、レンガ造りの古い建物が溶け込んで、人通りも多く賑やかで、気分が盛り上がります。「あれが、バークリー音楽大学、その向こうはボストン交響楽団のシンフォニーフォールだよ」という夫の説明に、しみじみ文化的な町なんだと思いました。今の時期、ボストン交響楽団はお休み。同交響楽団員で構成されたボストン・ポップスが、ここと近郊のタングルウッドで映画音楽やミュージカルナンバー中心の演奏会を開くそうです。機会があれば、小澤征爾氏も縁が深いタングルウッドの緑の芝生の上で、ボストン・ポップスを味わいたいものです。


早めの夕食は、名物のロブスターとクラムチャウダー、クラブケーキを、これまた夫懐かしの店で食べました。普段、あまり海鮮ものは食べない(食べられない)ので、ありがたいです。あっさりとした味で美味しかったです。お料理の量も、心なしかテキサスより少ないような気がしました。食後は、パブリック・ガーデンの緑で涼み、LAの「ロデオ・ドライブ」と比べられるというお洒落なNewbury St.を散策。表参道の雰囲気ですね。こういうところを、「アリーmy Love」のアリー・マクビールは闊歩していたのだなあ。(ドラマでは出てきませんけど)

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さらに、夫の住んでいたアパートを経由して、MLBボストン・レッドソックスの本拠地「フェンウェイパーク」まで、足を伸ばしました。本日から宿敵NYヤンキースを迎えての、シーズン中でも特別な三連戦。旅の計画を立てた後でヤンキース戦を知ったので、チケットはとても手に入りませんでしたが、試合開始前後の球場周りはお祭り騒ぎで、様子を見ているだけで楽しかったです。プレイボール時間は球場前のスポーツ・バーでTV観戦をしてみました。

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ちょっと興奮状態の1日目。歩きすぎで、足はコチコチの棒、肩腰は張りまくり。日頃の歩き不足がたたります。