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RengeJibuの日記

2017-10-23 日経DUALの連載を公開しました

[]日経DUALの連載を公開しました。


「子育て支援を政治の真ん中に」と訴え続ける重要性

http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=11370


10月4日に行われた、保育園に関する院内集会に関するレポートです。どうして少子化なのに保育園が足りないのか? 自治体はどんな取り組みをしているのか?(かなり努力しています) 土地が足りない、建設反対運動が起きる…どうしたらいい? 色々お話しました。


問題は今、働いている親だけでなく、これから働きたい人にも関わってきます。安心して子育てできる政治を求めて、意見を言い続ける必要がある、と思っています。

2017-10-20 国立歴史民俗博物館へ行きました

[]千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館。「1968年」をテーマにした特別展示を見てきました。


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特に印象的だったのは、当時起きた様々な市民運動で使われたビラや冊子、手紙、旗などの現物。たとえば、べ平連に関する展示では、小田実や鶴見俊輔の発言紹介はもちろん、戦争をやめてほしい、という中学生の詩を印刷した小さな色画用紙(6色ある)のビラがある。脱走した米兵が海外から日本の支援者に送ったハガキもあれば、サルトルがべ平連参加者に送った電報も。すべて現物というのがすごい。


神戸で起きた反戦運動に焦点を当てたスペースでは、参加した女性たちの声を紹介する一角があり、ちゃんとジェンダー視点が入っている。学生運動の資料展示には映画『何を怖れる』で描かれた、ウーマン・リブのキーパソンによる異議申し立ての発言を紹介。


私が最も心を打たれたのは、胎児性水俣病の子どもを持つ母親の写真や発言でした。「あなたの子どもだったら、どうですか」という問いはシンプルでありながら重い。人権を無視し、目先の経済発展に優先させた人たちを告発する。元チッソ社員(地元では超エリート)の男性が、あることをきっかけに水俣病患者を無視してきた自らを反省し、患者の記録映画を作った、というエピソードの紹介も良かったです。


企画趣旨にある通り「個人」に焦点を当て、知識人だけでなく、普通の人びと(母親、学生、子ども等)の声をたくさん紹介してあったのが良かったです。時代が変わる時というのは、多くの人が考えて行動する、ということが伝わってきました。成田の三里塚闘争に関する展示では、苦労して耕した土地を事前相談なく取り上げられることに対する農民の怒りがよく伝わってきました。子どもまで参加した抗議行動を、当時「週刊少年ジャンプ」が取材しカラー写真入りで紹介しており、社会現象であったことが分かります。


常設展示は、中世農民の自立した暮らし、当時の女性の仕事、ふつうの人々の生活にスポットを当てたもの、戦争と平和を切り口にした現代に関する展示などよかったです。


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こちらは常設展示の婦人参政権開始時に文科省が作ったポスター。女性に投票することを、くだけた文体で強く勧めている。デザインも前衛的です。

2017-10-13 bayFMで「男女共同参画と働き方改革」についてお話しました

[]千葉県で放送しているラジオbayFMの「金曜つぶやきショー」という番組の中で30分、「男女共同参画と働き方改革」についてお話してきました。


事前にいただいた質問と、直前10分の打ち合わせで、番組スタッフでの議論について教えていただく。性別や年齢だけでなく家族構成によっても考えが違いました、という。司会はDJの小島嵩弘さん。


そもそも男女共同参画って、あまり聞かない言葉じゃないですか? もともとは男女平等政策ですが、法律ができた当時、「平等」っていう言葉をいやがる人たちの抵抗があって「参画」になりました、と話す。


男女共同参画基本法制定時から関わっていた鹿嶋敬さんの新刊で、この政策の歴史をおさらいし、あらためて「固定的性別役割分担」をいちばん変えるのが難しく、残り続けてる課題だ、ということだったので、そこにフォーカスしてみる。


硬い言葉ですが、固定的性別役割分担というのは、男性は外で働いて稼ぎ、女性は結婚して家庭を優先すべき、という考え方です。


実際、外で働いて稼ぎたい男性はそうすればいいですが、すべての男性が一生、そういう希望を持つわけではない。また、結婚して出産して家事育児に専念したい女性はそれが幸せだと思いますが、すべての女性がそれを望むわけではありません。現に私は子ども2人いますがずっと働いています。


男性だって、例えば夢を追いたいとか、ちょっと疲れて休みたい、仕事から離れたいと思うことはあるはず。そういう時に、妻が働いて稼いで家計を支えたっていいですよね。逆もあっていい――。


要するに、男だからこうしなさい、女だからこうしなきゃダメ!という押しつけがなくなると、みんな生きやすく今よりハッピーになると思いませんか? ということですね。


また、育児が好きな男性がいても、平日の昼間、子どもと遊んでいると不審な目で見られた理することがあります。これは世間の眼が男性の生き方を狭めている例。


エンタメ業界だと、非定型な働き方をしている人が多いですし、男性も平日昼間休みで、休日や夜働いたりします。そのためか、多様な働き方、夫婦の役割というお話は、企業で話す時より自然に通じたような気がします。


小島さんが「あなたの職場、女性が働きやすいですか?」と問いかけるとリスナーの方からメールがたくさん届いていました。「女性の多い職場です」という人もいれば「体育会系の雰囲気で、女性は30歳前に辞めてしまう」という人も。


「制度も大事だけど、上司がかなり大事なのでは?」と的確な質問をいただいたので「イクボス」について少し説明しました。


今回よかったのは、ダイバーシティやジェンダー業界「以外」の方と、こういうテーマでお話できたこと。制度が人の心に浸透する上で広く多くの人に届くメディアはとても大事です。ふだんは活字媒体で仕事してますが「しゃべりのプロ」の質問のしかた等、すごく勉強になりました。

2017-10-04 衆院会館で保育園に関する保護者イベントをしました

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[]「みんな#保育園に入りたい〜子育て・キャリア・待機児童…このモヤモヤを解決しよう〜」。衆議院第一議員会館にて本日開かれました。


私は保坂展人・世田谷区長と前田正子・甲南大教授(前横浜副市長)のパネルディスカッションをモデレートしました。現役保育園保護者で3児のパパ・Rさんも加わり「どうして少子化なのに待機児童が減らないの?」「保育園を増やした首長の体験談」「建設反対運動に直面して何をしたか」「これ以上、予算増やせません、と厚労大臣に話したら…」等など、保護者と自治体マネジメントの現場がよく分かるお話を聞けました。


赤ちゃん連れで参加された方がたくさんいたのが印象的です。ふだんは警備が厳重な議員会館ですが、子連れの人が多かったためか入り口で「あ、保育園の方ですね」と笑顔で迎え入れていただきました。やっぱり、みんな、子どもは大事と思っているのね…と、嬉しい驚き。


衆院選を控え、静かな議員会館でしたが、メディア12社20数名来て下さってよかったです。誰が勝つか、という話ではなく、子育てを国の政策の中心に据えてほしい、大事な争点として報道していただきたいと思います。

2017-09-30 Yahoo!ニュース個人の記事を更新しました

[]保育園に関するセミナー、衆院会館で開きます。


こちらの記事で企画趣旨や主催者のメッセージを紹介しています。


「希望するみんなが保育園に入れる社会」を求める有権者の声は候補者に届くか

https://news.yahoo.co.jp/byline/jiburenge/20170930-00076378/

2017-09-29 ベトナム・フエ王宮と周辺を散歩

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[]ベトナム最後の王朝があったフエ王宮を見てきました。


王政が終わったのが100年以上前でも、そこに王様がいてお城があった、という事実は国民を統合するための求心力なる――。展示や解説を読んでいると、管理者のそんな思いが手に取るように伝わってきます。


建物内に入る際は、服装規定があります。帽子は取る。タンクトップ+ショートパンツはダメです、とイラスト入りで描いてある。それを見て、入るのをあきらめて出ていく欧米系と思しきグループを見かけました。


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ところどころに漢字が書かれていて、中国文化圏だなあ、と思う。王様と他国の間で取り交わされた手紙を並べてコーナーもあり、文書を残しておくと力関係とかいろいろなことが、後で分かって面白いことを実感。


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観光地ですが、客引きはさほどうるさくなくて、のんびり親切という印象。休憩時にココナツジュースを飲んだら「こうやって割って、中身を食べるんだよ」と教えてくれるおばさん。子どもに良さそうな飛び出すカードをお土産に買おうとしたら、在庫を片っ端から出して見せてくれるお姉さん。


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やっぱりバイクが多い。子どもを腰当みたいなものをつけて後ろに乗せて走る人も。少し街中に出るとふつうの人の暮らしも見えて、お寺にホームレスの女性がいたりします。経済発展している国ですし、国際会議のホストをしているし、高級ホテルには私たちと同じような雰囲気の人が集まっているけれど、今後の課題はやはり格差縮小でしょう。

2017-09-28 APEC女性と経済フォーラムに参加しました

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[]ベトナム・フエで開かれているAPEC女性と経済フォーラム「官民対話」、ひとつのセッションでモデレーターを務めました。



このセッションは日本・ベトナム両政府の主催。APEC参加経済圏で、2015年〜2017年の3年間に女性リーダーがどのくらい増えたか定量調査し、分析結果の発表や、各経済圏の取り組み事例の共有がありました。


定量調査はGender Action Platformという専門のNGOが担当。代表の上智大学名誉教授・目黒依子先生によれば、55%の経済圏で女性リーダーは増えたそうです。特に、業界別で見ると興味深いことが分かります。


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左から私、Gender Action Platform(GAP)の目黒先生・斎藤万里子さん・大崎麻子さん。

GAPは、このセッションに関する定量調査、各国ヒアリング、企画、当日のロジまで一手に引き受けたプロ集団です。


例えば、トルドー首相による男女平等のイニシアティブが進んでいるカナダでは、閣僚に占める女性割合が30%から50%に。日本でも政府主導で女性活躍推進の取り組みがありますが、数字に表れる成果は、まだ出ているとは言えません。国際競争という観点からは、短期で数字に表れる成果を見せて日本の存在感を示したいものです。


私がモデレーターを務めたセッションでは、チリの銅採掘企業、初の女性役員であるローラ・アルボロノースさんのお話が面白かったです。この企業は業界シェア世界トップ。伝統的に男性が多い職場で、女性リーダーが果たす役割について、ていねいに話して下さいました。ところで、チリの公用語はスペイン語。ローラさんは大学教授でもあり、既にエスタブリッシュメントですが「最近、英会話を習い始めたの」と言っており、親しみを感じました。

2017-09-27 ベトナム・フエに到着

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[]APEC女性と経済フォーラムに参加するため、ベトナム・フエに来ています。


各国の女性リーダー増加の状況についてデータに基づく議論が行われる予定。議論のもとになる、Gender Action Platformの国際調査も、各国の取組みも興味深いです。


こういうところで話を聞いていると、指導的女性を増やす、というのが、お題目でもきれいごとでもなく、国際社会の常識になってることを感じます。女性を優遇するのか云々という議論で止まってるのは、今時、インターネット使わずにビジネスしようとするような感じ。


ひとつのセッションでモデレターをしつつ、会議の様子や、調査結果などは記事にしていく予定です。

2017-09-22 日経DUAL連載を公開しました

[]今回は夫の海外転勤で妻が退職した事例です。


こうした事例はよく聞きます。珍しいのは夫が妻に仕事を辞めて欲しくない、と強く思い、妻が退職ではなく休職できるように、情報収集したことです。


夫の海外転勤で妻が退職「仕事を続けて欲しかった」

http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=11197


記事公開後、twitterでは多くの方から反応がありました。中には「転勤を断った」という男性もいます。

2017-09-19 在日米国商工会議所関西支部のカンファレンスで基調講演

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[]ACCJ(在日米国商工会議所)関西支部のWomen in Business Summitで基調講演をさせていただきました。テーマはWork Style Reform(働き方改革)。


私からは、政府主導の働き方改革で抜け落ちている視点(自由と自己責任はセットになっている)を中心にお話しました。


働き方改革がなぜ必要か。経営側から見ると人材不足の解消と生産性の向上。労働者から見ると私生活と両立できること。双方にメリットがあるように改革していくべきです。


結論から言えば、これまでのように「長くオフィスにいること」「長く会社にいること」を是とする評価をやめて、仕事のパフォーマンスを評価していく必要があります。オフィス滞在時間に関わらず、成果を上げれば評価する仕組みは経営側にも家庭責任を抱える労働者にも現状改善になります。


もちろん、弱者を守るための法規制は必要です。そのため長時間残業をなくしていくことは、当然、すべき取り組みです。ただ、残業を減らす「だけ」では生産性は上がらず、無駄な管理が増えて全体のパイは減ります。それは労働者が受け取る給与にも悪影響が及ぶはず。


みんなが幸せになるために必要なことは何か、本気で考えていかなければ、と思います。サミットでは、様々な企業の取り組みを知ることができました。中で最も感動したのは、サトー松山一雄社長のお話。ダイバーシティ推進に最も消極的だった、ある部門の部長をキーパーソンとして任命し、社内の風土を変えていったエピソード。こんな風に変えていくことができるんだ!と励まされました。

2017-08-31 J-WAVE「STEP ONE」でお話しました

[]NewsPicksと連動した「Pick One」というコーナーに出ました。


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テーマは二地域居住。子育て世代としては、自然豊かな街で子どもを育てつつ仕事もできるとありがたい。


働き方改革でテレワークが普及しつつある中、北海道斜里町が手掛ける「斜里ふるさとテレワーク」のお話もしたら、盛り上がりました。

2017-08-29 ライフネット生命創業者・出口治朗さんとの対談

[]Woman Typeでライフネット生命創業者・出口治朗さんと対談させていただきました。


日本には女性に犠牲を強いる言説があふれています。「子どもはお母さんが育てなきゃいけない」「生後3年は一緒にいなきゃ」…勝手な道徳を押し付けてくる人に、どう対処したらいいか。出口さんの教養あふれる正論がとても心地良いです。


日本に溢れる「道徳語り」する人たち――“理不尽な常識”から働く女性が自由になるために必要なこと

https://woman.type.jp/wt/feature/7668