現代プロレタリア革命論の中心課題はソビエト(労働者評議会)創造の論理の解明である マルクス=エンゲルスは『共産党宣言』を書いてイデオロギー闘争をやった。レーニンは『国家と革命』を書いてイデオロギー闘争をやった。われわれは、大衆運動の方針だけを解明し、それをめぐってイデオロギー闘争をやっていればよい、ということは決してない。 21世紀現代において、全世界のプロレタリアートがおのれの任務とするのはプロレタリア世界革命の実現であり、あらゆる国のプロレタリアートは、自国のブルジョア国家権力を打倒し、プロレタリアート独裁権力を樹立しなければならない。 ここにおいて決定的に重要となるのは、プロレタリアート…