ここまで書いてきて、支配者に支配されている兆候は、正義中毒(善悪正誤で全てを判断しようとする)、承認欲求の暴走(人に好かれる嫌われるが気になって仕方ない)というものがあります。 それらに加えたいのは、去勢または性依存なのかもしれません。 フロイトによれば、人間は子供の時からすでに性的な欲求はあり、もしかしたら、すでに母の胎内の中の羊水の中に浮かんでいること自体も、性的な欲求に含まれるのかもしれません。 支配者である母親がこんなことを言ったことがあります。 「お前をもう一度切り刻んで、お腹の中に戻して、産み直してやろうか」 支配者が親にしろ、宗教にしろ、その他のものにしろ、支配者の支配は、性的な…