富山→会社→自宅

あっさり終わるかと思った午前中の打ち合わせは午前中いっぱいかかり、昼食中もいろいろな話題が出る。午後、別の客先に行き打ち合わせなど。手早く済ませて、北口の緑の窓口でグリーン車利用券を提示して列車を変更してもらい、富山14:12発のサンダーバードに乗る。窓側は満席だそうで、通路側に乗る。

高岡駅停車中、ふと左側を見ると....

こういうのを見ると、JR貨物は大丈夫なのかな、と思う。会社に戻ってからコキ51825はコキ50000系列なのかどうか、思わずWikipediaで調べてしまったが、もちろん同じ系列で床面高さも同じである。このコンテナは、要するにコキ100専用の背高コンテナなのである。

金沢発車時点でも、窓側の席は空席。乗車率は50%程度か。加賀温泉から大量の乗車がある。温泉団体のようで、子供も1人いる。せっかくのグリーン車なのに...と思っていたが、意外に静かで上品な感じ。

窓側には20代ぐらいの女性が乗ってきた。カバンからいろいろと物を取り出しているが、あんころ餅を缶チューハイで食べ始めたのには驚いた。そういえば、金沢から乗ってきた右斜め前の女性、日経新聞を読んでいるのだが、たたみ方がグシャグシャだ。私が新聞を読む場合、紙がずれてくるとイライラするのでずれないように丁寧に折るのだが、ガサツなオヤジの場合は適当に折るので最後は体積が膨れ上がってカバンに入らなくなり、そのへんに放置する羽目になる。だが、その女性はどうみても40歳にも到達していない。

福井手前でスキージャム勝山が見える。イリュージョンBはモーグルの練習に最適なので、明日あたり行こうかなと思うが、天候や混雑(道路含む)を考えると微妙なところだ。2/29あたり、友人たちとスキーに行く予定なので、それまでに1回は行って練習しておきたいところ。

福井でも若干の乗車があったが、グリーン車内はまだ若干の空席がある。女性が隣に座っているのは気を使うので、車掌に断って空いている1人がけの席に移動する。列車は快調に走り、敦賀を通過する。ここまで、目だった降雪はなし。ところが、深坂トンネルを過ぎて近江塩津を通過すると空が暗くなり、永原では雪が降っている。

列車は順調に走り、京都駅を定刻に発車するが、高槻駅手前から減速を始める。ATS-Swのベル音も聞こえてきて、停車する直前にブレーキが緩み、少しずつ加速を始めた。そのまま低速で進み、新大阪には5分遅れで到着する。

会社に出社すると、机の上に年末の予算消化で資料整備の一環で購入した本が贈られてきている。楽天ブックスで6万円ほど、業界団体などから3万円ほどである。検品して清算準備など。

夜、メーカーにもうちょとなんとかならんのか、メールを投げて退社する。

自宅→富山

朝、5時に起床する。駅で自由席特急券を購入し、加古川5:59発の新快速に乗る。大阪駅には定刻に到着、一旦中央改札を出てパンを買い、大阪7:11発のサンダーバード1号に乗る。最近、大阪や富山からサンダーバードに乗る時は自由席に乗ることが多い。指定席は事前に席を押さえる行楽客や、定例用務で出張するサラリーマンなどが多く、騒がしいことが多い。それに対して自由席は比較的静かである。

列車は定刻に発車する。新大阪でも京都でも隣席に乗客はなく、ゆっくりと過ごすことができる。湖西線に入ると、すでに北小松あたりから車窓には雪が舞っている。近江今津あたりは猛烈な勢いで降っている。これは、名神高速にも影響が出ていそうな感じ。近江塩津北陸線に入り、深坂トンネルに入る。新疋田付近はそこそこの積雪があった。敦賀を出て北陸トンネルに入る。北陸トンネルの前後には災害緊急資材置き場がある。北陸トンネルの今庄方坑口付近の道路には、「JR西日本 北陸トンネル入り口」と書かれた(新しい感じの)看板が立っている。いずれも北陸トンネル火災事故を教訓に作られたものだ。

今庄付近は意外に積雪は深くなく、空も晴れている。福井もさほどの降雪もない。福井からは、隣席に乗客が来る。まあ、金沢まであと40分ほどだし、今日は自由席にして正解だったようだ。

列車は順調に北陸線を走るが、福井を出てしばらくすると強い降り方になる。小松前後など、道路もふくめて一面の雪景色で、例年こんなに降らないのだが、というような降り方をしている。

そんな中、サンダーバード1号は快調に走り続け、金沢には定刻に到着する。金沢で5号車からも大勢の下車があり、隣席の人は別の場所へ移っていった。金沢前後も雪が降り続き、5cm程度は積雪しているようだ。

高岡でも降車が多数あり、富山には定刻に到着する。床下を見ると、台車や床下機器に多数の着雪がある。タクシーで客先に向かう。