ハンガリー
まずは成田空港発、十数時間かけてドイツのフランクフルトに行き、そこからブダペストへ。
時差が8時間あるので、夜中ついたと思ってもまだ夕方…
でも飛行機はずっと寝てるので、あんまり時差ってよくわからないですね。
夜にハンガリーの空港へ着いて、そこからツアーバスでホテルへ。
ちなみに、今回ツアー客は40人ぐらい。
学生旅行のプランだったので、みんな同年代ぐらいでした。
なんだかクラスの修学旅行みたいだ。
ホテルについて、まだ時間があったので夜のブダペストへ。
交通手段はヨーロッパではどこの国でも地下鉄と路面電車(トラム)がメインでした。
ブダペストではこんな切符を買って
改札みたいなところで刻印をして乗るという感じです。
どこも自動改札機などがあるわけではなく、良心任せという感じでした。
一日券とか最初に刻印するだけで、後は見せることもしないしね。
そうしてやってきたのがこの夜景!
ゲッレールトの丘というところからでしたが、これが綺麗なのなんのって。
ヨーロッパいちの夜景ということで、寒い思いをしながらも良い思い出ができました。
翌日は午前中にバスで主だった観光地をみんなで周り、午後は自由行動。
主に行ったところは、
- 王宮広場
- 漁夫の砦
- くさり橋
- 中央市場
- 聖イシュトヴァン大聖堂
などでした。
中央市場はこんな感じ。
どうやらフォワグラが有名なようですが、やっぱり肉屋は非常に多い。
ちなみにハンガリーは温泉が有名でしたが、なんだか普通の屋外プールのような温泉は入る気がしませんでした。
冬だし。
そしてハンガリーと言えばリスト、コダーイ、バルト―クなどなど!
ハーリ・ヤーノシュ!
別に記念館とかは行ってないです。
コダーイやったの懐かしいな、ってそれだけ。
今回訪れた場所は多くが音楽家にとって有名どころなだけに、ツアー客はそういう人が多かったっぽいです。
バスの中やあらゆるところでツアー一緒の人たちから音楽ネタが聞こえてきてました。
ちなみにこの日の夕飯はスーパーで買って部屋で食べました。
ピザもパスタもでかかった!
あとは有名な貴腐ワイン。
ジュースみたいな味。
オーストリア(ウィーン編)
都市間の移動はずっと陸路。
だいたい4時間とかそこらで次の都市へと移動します。
そして全てEU圏なだけあって、国境を跨ぐのに何かあるわけではないです。
バスガイドに「あ、今国境を越えました」って言われるだけ。
通貨はユーロじゃなかったりするのにね。
ちなみにこの日はバスでシェーンブルン宮殿(広い!)に行ってから、ホテルに行きました。
そしてそして!
この日は事前にとっておいたウィーン交響楽団のコンサート@ムジークフェラインでした。
チケットは30ユーロぐらい。
チケット
これがその外観!
中身!
めっちゃ雰囲気ありました。
ただのホールというよりは、教会のような。
ちなみに聴いたのはチャイコフスキー4番など。
チャイ4って俺が中学2年でやった曲で、結構思い出があって、しかもカッコイイので好きな曲なんです。
うん、良かった!
次の日は一日ウィーンの自由観光。
朝8時とかにホテルを出て、とにかく歩いたね。
- 土曜蚤市、朝市(普通に市場通り。食べ物とかうってて面白い)
- 宮殿とか、大学とか、いろんな大聖堂とか
- カフェザッハー(ザッハトルテのオリジナル)
こっちのほうはカフェも有名みたいですね。ウインナーコーヒーも飲んだけど、やっぱり本家ザッハトルテ!
思いのほか甘くなくておいしい。さっぱり。
- 国立オペラ座(見学だけ。オペラも見たかったなぁ)
ちなみに夕飯はこんな肉でした。
肉々しいが、こっちのデフォルトなのだ!
オーストリア(ザルツブルグ編)
翌日はあいにくの雨。
またもバスで移動ですが、この日は道中ハルシュタットに寄りました。
ハルシュタットと言えばその景観が世界遺産に登録されている、めっちゃ綺麗なところですよ。
湖畔と小さな街並みの写真は、オーストリアの代表的風景として見たことある人も多いはず!
本当に雨だったのが悔やまれます。
晴れてたらもっともっと綺麗だろうになあ!
いつかリベンジしたいですね。
そこから少しだけザルツブルグ市内を散歩して、すぐにホテルへ。
翌日も曇り空でしたが、雨はほとんど降ることなく市内観光できました。
ザルツブルグはお店に必ずと言っていいほど看板が出ていて、それがまたしゃれおつでした。
マックですらこのおしゃれ感!
中身もこんな感じでとても綺麗でしたが、メニューはあまり変わりません(笑)
昼飯とかはマックはつまらないということで、こんなサンドを食べたりもしました。
まあ美味かったけど、サブウェイみたいなもんかな…
そんなに安くはないですね、ユーロ圏だし。
サンドで3〜500円ぐらいってところですか。
それからザルツブルグと言えば、モーツァルトの生家とか(今は博物館でした。あと、モーツァルト音大とかあった)
サウンドオブミュージックの撮影場所とか(いまいち記憶になかった)
相変わらずカフェーとか(ウインナーコーヒーってやつです)
そんな感じ!
まとまってない(笑)
ちなみにザルツブルグ、オーストリアではウイーンに次ぐ2番目の都市だそうですが、全然人口密度が違う感じがしました。
ザルツブルグのほうがいい意味で古臭い感じがするというか。
いずれも音楽の街なのはさすがですよね。
チェコ
この辺から旅行も後半戦ですよ。
正直言って、都市ひとつあたり自由時間1日ぐらいしかないから割と活動的に動く時間が長くて、おかげで疲労がたまるんですよね。
楽しいけど、疲れてくる感じのあたりです。
チェコで訪れたのはプラハ!春は国際音楽祭が行われる、ここも音楽の街ですよ。
夕方ぐらいに、教会でやってる演奏会に行ってみたりもしました。
弦楽四重奏+パイプオルガンでしたが、街中でこんな演奏会が毎日のように行われていました。
街の雰囲気はとりあえず屋根が赤い(笑)
景観保護だそうです。
飯は相変わらず肉!
ガイドさんがお勧めしていた豚の丸焼の屋台でおやつを食べようとしたんですよ。
いいにおいもしてるし、昼飯もすこし物足りなかったし。
周りが結構でかい塊肉を食ってるもんだからちょっとビビってたんですが、一応量り売りだったんで「ちょっとだけください」って頼んだのよ。
そしたらこのサイズ!
300gだって!
拳より全然でかいですが、肉々しくて美味い!
苦しくなりながらも食い切りました。
そして夜も肉!
なんかシチューみたいなやつを食べました。
ビールもでかかった。
普通に頼んで、1Lぐらいのジョッキが出てきました。
片手で持つのが辛いぐらいの。
いやあすげえわ。
あ、こっちの飲み屋は、こんな演奏してるところも結構ありました。
ジャンルは民謡とかジャズ。その辺は飲み屋だし、クラシックはないよね(笑)
ちなみにヨーロッパの地下鉄ですが、基本的に日本より運航時間が長い。
ウィーンだかどこかは、24時間地下鉄が来るってのもありました。
あれ、日本より便利なんじゃね?と思うことも。
地下鉄、国鉄、バス、路面電車が網目のように走っているので、めっちゃ便利そうでした。
ちなみに切符はどこも時間制。90分乗り放題、みたいな。
ドイツ
日記を書くほうも疲れてきた…
ドイツはまずはドレスデンを経由。
ドレスデンの感想は、道が広い(笑)
広場が多くて広いのはもちろんですが、歩道が片側車道の倍ぐらいあるイメージでした。
何だろう、ドイツってそんな土地余ってんのかな…
それからヨーロッパで一番もうかってる国というのもあるだろうし、第二次世界大戦で色々焼けたってのもあるんでしょうが、町が新しくて綺麗な印象でした。
ベルリンの町並みは東京丸の内をほうふつとさせる場所も多かったです。
そうそう、ドレスデンを経由してベルリンへ。
これが最後の都市です。
ベルリンと言えばやっぱり壁!
ある日突然町が分断されるってどんな感じなんだろう。
ある日を境に多摩川とかで東京が分断されて、いけなくなったとしたら。
仕事は、家は、友達は、家族は、恋人はどうなってしまうんだろう。
そんな壁が60年経って壊れたら、どんな再開ができるのか。
そんな事を考えて見ていると、なんだか感慨深くなりました。
ちなみにベルリンの壁、売ってるんですよね(笑)
かけらをお土産として販売しているのですが、いつなくなるのか…
後はペルガモン博物館とか
適当にデパートをうろついたりとか
あ!
後は現地名物「カリーヴルスト」を食べました。
ウインナーにカレー粉がかかってて、屋台とかで売ってる感じ。
日本のたこ焼きのようなノリだと思います。
しかし、ケチャップが強くてカレー粉がわからんかった。
美味いんだけどさ。
またベルリンは街としても広いので、移動は歩きメインで地下鉄も使いました。
ときどき地上にも出るあたり、日本と変わりませんね。
銀座線の渋谷とかね。
夜にはテレビ塔(400mぐらいだったかな?)にも登りました。
どこにでも東京タワーみたいなやつってあるんですね。
こっちのはシンプルだったけど。
あ、話はそれるけどこないだのニュースで大林組が軌道エレベーターを建設するって書いてありました。
すげえな。
これがベルリンの夜景!
なんかこれだけ長い旅行の最後の夜だと思うと、なかなか感慨深かったです。
最後もバスでみんなで空港まで移動して、
帰りは時差があるから移動時間が丸1日計算に。
移動も含めて今回は12日間の旅行でした。
本当にたくさんのところを回って、最後のほうは非日常が日常になるくらいでした。
でも、よく考えるとこういう旅行ってしばらくできないんだろうなあ。
4月からは社会人で、2週間も旅行できる休みなんてないだろうし。
40年間仕事して、年寄りになったら今度は体力が持たないだろうなあ。
そう考えると、一生に一度の長期旅行になったかもしれないわけです。
「学生の間しかできないようなこと」がひとつ達成できたみたいで満足でした。