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Xgl, compiz on Ubuntu

 Ubuntuというlinuxディストリビューション上でxglが簡単に動くというのは割と知られた話だが、それを簡潔に説明したサイトがあったので適当に訳してみた。誤訳意訳上等なので自己責任で。間違いや勘違いのご指摘などについてはe-mailかトラックバックでこき下ろしていただければ幸いです。読みにくすぎて死にたくなる。高校の頃、大昔の英文を訳したりする試験に強いやつはたいがい現国にも強いと言われていた事を思い出した。国語力大事やなほんま。
Koda -Howto: Compiz, XGL on Ubuntu for the morbidly lazy



目標

CompizとxglをGnome or KDEにインストールする

とりあえずは

Ubuntuリポジトリからダウンロードしてきたパッケージをコンパイルしたりはしません。そのまんまの設定でCompizを使います。ATI,Nvidiaどちらのビデオカードでもいーです。Xの設定がcoolであればあるほどGUIも軽いですよ。友人を驚かせてやりましょう。おもしろそうやろー。

やりかた

Dapperにディストリビューションをアップグレードしてください。3Dアクセラレータドライバに適合したビデオカードじゃないとだめですよ。ATIだと、Video playback issuesがあります(?)。さあ、始めましょう。
 さて、君らはここ最近のCompiz Window Managerの写真とか動画について、ゴチャゴチャいろんな噂を聞いて相当イライラしてるんじゃないかな?(笑)あれ、そんなことない?僕はあるんです。なんでCOMPIZが最高にカッコよくて世界で一番クールかを大声でまくしたてられるくらいね。COMPIZは、OpenGLで培われたデスクトップマネージャでOSXのようなエフェクトだけど、果たしてATIで動くのか。そんなうまくいきすぎるのかな、と思ってたんだけどスクリーンショットを見たりいろんなフォーラムを見たりしていると、みーんなその話題でもちきりだし、まーいけるかな?と思ったわけです。 
 問題は、僕がものすごく怠惰な事です。/opt/のあたりを汚したくないし、X.orgも編集したくない。なにもややこしいことはいじりたくないし、第一そんなことをしたら後から戻さなきゃならない。だから、第一段階でどうすればいいかわかるまで待ってたんです。もし君が僕よりもほんのちょっとだけ期待していないんなら、きっとDapperでxglが動きだすまで待っとうと考えているだろうね。ちなみに、有志のお陰ですでにそうなってるんだ。実はね!はは、ベータ版なんだけども、結構おもしろいですよ。でしょう?もちろん君は何も編集したりとかしなくていい。だから、ちゃんとしたベータ版じゃなくてほんとに適当なベータ版なんだ。たったの3stepで、できるんだから。
 悪くないでしょう?
 始める前に、この方法でどういう事が起こっても僕に責任は無いことをしっかり理解しておいてね。まあでも、だいたいうまくいくより失敗したほうが色々と学ぶことは多いんだけどね。
 

【材料】

 注意:3Dアクセラレーションドライバがちゃんと入ってるかとかは僕の知るところではないですよ。ビデオカードが対応してるのかどうか、とかもね。もしそういうのが手元にないんなら、きっとxglを使うにはボロすぎるマシンだって事でしょう。でも、そういうドライバをインストールするのはめっちゃ簡単やし、ほんとにちょっとのパッケージをビルドするだけでいいはずです。nvidia-glxとかfglrxとかにインストールするときは、Ubuntunサイトとかwikiとかで相談しましょうね。
 

ステップ1

 aptにDAPPERソースを追加しましょう。もう追加しちゃってるならSTEP2にどーぞ。とにかく、/etc/apt/sources.listに下の行を追加しましょう。

 deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ dapper main universe restricted multiverse

 それから、apt-get updateとかapt-get dist-upgradeができれば上出来です。回線が早くないとしばらく時間がかかることもあるかもしれないですね。でも、大事な事です。.....。まあとにかく、dist-upgradeしましょう。
もちろん、ROOT権限でない場合は#su 〜 とコマンドを打つのを忘れないように!
 

ステップ2

 いくつかパッケージが必要です。2月15日くらいから、たった二つのパッケージでxglを使えるようになりました。Ubuntuはすでにcompiz window managerの構成をバラして、それぞれにパッケージングしてます。君のデスクトップ環境がKDEならcompiz-kdeを、GNOMEならcompiz-gnomeをいれちゃいましょう。端末を開いて、

 #apt-get install xserver-xgl compiz compiz-gnome(or compiz-kde)

 と入力したら、OK! Compizだとか、他もろもろの必要アイテムはインストール完了!
 

ステップ3

 これで準備は全て整いました。あとは立ちあげるだけ!僕の好きな方法は全部ユーザーディレクトリでスクリプトを組むことで、symlinkだとかgdm.conf-custom.だとかをいじるのはあんまり…なんです。まあ単純に、メンドクサイだけなんですけど(笑)。それに、必要ないのにあんまりシステムいじりたくないしね。ま、好きなテキストエディタを立ち上げて~/.Xsession(無ければ新規に作ること!ユーザー「toshiro」さんの場合は、/home/toshiro/.Xsessionね。)に下にあるスクリプトを貼り付けちゃって下さい。(尚、オリジナルを参照したい人はコチラ→『http://doc.gwos.org/index.php/Installxgl』。)
 注意:ちなみに僕はATIビデオカードを使ってるんで、もしNvidiaを使ってんのなら
『Xgl :1 -fullscreen -ac -accel xv -accel glx:pbuffer &』を
『Xgl :1 -fullscreen -ac -accel xv:fdo -accel glx:pbuffer &』に置き換え
てみてね。

#!/bin/sh
# Start up Xgl, compiz, and GNOME
# Run Xgl server on :1, on top of normal X
Xgl :1 -fullscreen -ac -accel xv -accel glx:pbuffer &
# Tell subsequent X programs to access the Xgl server at :1
DISPLAY=:1
# Start Compiz window manager
gnome-window-decorator &
compiz gconf decoration wobbly fade minimize cube rotate zoom scale move resize place menu switcher &
# Start GNOME
exec gnome-session

んで、実行可能ファイルにするために

# chmod +x ~/.Xsession

というコマンドを打ちましょう。
 これでこのユーザーが普通のXの上でXgl accelerationをスタートさせ、compizを起動させて新しいGL-Groovified layerでGNOMEを動かすためのXsessionの設定は完了です。ちなみに、gnomeはxglレイヤーの上で走ってるんで、いつもの0番ディスプレイ(:0)じゃなくて、XGLの1番(:1)を指定して動かすよう注意してくださいね。
 

試してみよう!

 さあ、終わりました。後は、ひたすら祈って、目をぎゅっと閉じて、「GUI acceleration」と厳かに囁いてください。そう、つらいでしょうが、、、涙をこらえてこのTipsを閉じなければなりません。さあ!すぐに、GNOMEからログアウトしてね。そしたら、下の左の方にあるところからセッションを変更してくださいね。先ほど作った./Xsessionが走るように、必ず「デフォルトのセッション」を選ぶ事
 っと!ちょっと待って。だめだったときはどうすればいいの?もしなにもかもが壊れちゃって絶望してしまったら、まず電源を落としてリブートをかけましょう。そして、なんとかしてログイン画面に戻って下さい。直したいと思うのなら、単純にセッションの選択の時に"Failsafe Gnome"を選び、xglレイヤーが起動時に実行されないように./Xsessionを変更してください。でも、めんどいし快適なGUI環境を求めるのならむしろ消しちゃってもかまいません(笑)。最悪、シングルユーザーモードGRUBからログインして、./Xsessionを消しちゃって下さいね。どうしようもなくいかれた./Xsessionを残しといても意味がないですしね。こういうのはよくありますね。
 うまくいったら、ブルーバックに続いてログイン画面にチェックボードパターンが出てきます。いままで見た中で一番カッコいい画面に、なんかゆらゆらしたGNOMEのスプラッシュスクリーンが出てきます。導入は無事完了しました。さあ、続けましょう!あなたに、GeForceのご加護があらんことを…。
 

動いてる!

 バンザイ!さあ、いじくり倒しましょう。いじくる手順を今から詳しく説明します。
 Configration editorとかで、テキトーにcompizのランタイムオプションをいじってみましょう。/apps/compizをやっちゃいましょう。このcompizコンフィグの構成には、いろんなお宝がつまってます。
ちなみに、GNOMEを走らせてるんなら
/apps/panel/global/enable_animations
を無効にしておくことをお勧め
致します。これで、compizをクラッシュさせるという糞重くて悪名高い、ランチャをクリックしたときとかのズームエフェクトを殺せます。micampe、情報をありがとう。
 開始にあたってほんのちょっとクールなアドバイスを。ウィンドウをドラッグすると、ゆらゆらゆれます。固定したけりゃ、コントロールキーと一緒にドラッグしましょう。AltキーとTabキーはcompizでカスタマイズできますが、ウインドウズの透明にしたりフェードアウトさせたりできるでしょう。F12キーで全部のwindowを縮小させて一気に表示できます。デスクップをCtr+Altを押しながらドラッグすると、他の作業空間に「回転」させます。めっちゃかっこいいですよ!ちなみに、デモンストレーションの動画のように応答のないアプリケーションは白黒表示になります。
 

追加

 Ubuntu wikiは独自にXGLのやりかたをのせています。これは、xglとcompizを走らせるための別の方法です。他にもGentoo wiki のXgl Howtoとかにもいろんなディストリビューションについていい情報があるようです。いろんな詳細やトラブルシューティング情報については、Xorg X11 and Transpaencyを参照してください。
 

既知の問題

Video playback experiences vary with Xgl. Workaround: for mplayer users, adding the command line arguments -zoom -vo x11 should give reasonable performance at large window sizes. Adding -hardframedrop to the mix can also help prevent audio sync issues (at the cost of framerate) at sizes too large for your system to smoothly handle.
 Gnomeがなんかおかしいとき→ 上のセクションをご覧ください。どうしてもイライラするんなら、/apps/panel/global/enable_animations を無効にしてください。
  

その他リンク集
対応ビデオカード一覧
Ubuntu
Ubuntu jp
XGL -wikipedia
Ubuntu Forums -XGL Install and General Tips For Gnome and Nvidia
Ubuntux.org