しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

Be as One

Be as One (初回限定盤)(DVD付)

Be as One (初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:ゴスペラーズ
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD
えらく長くなってしまいました・・・

#1 Street Corner Symphony(作詞・作曲・編曲:ゴスペラーズ

曲の全部が入っていると思ったら,1番の途中でフェイドアウトしてまして。

#2 一筋の軌跡(作詞:ゴスペラーズ 作曲:酒井雄二 編曲:鷺巣詩郎日本テレビ系「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」5月オープニングテーマ

このアルバムに勢いをつけてくれる1曲。
明るすぎてまぶしい〜
詳しいレビューはこちら

#3 Love has the power(Music&Lyric:Kirk Franklin)

カークさんの「サイコウッ!」がポイント。
聴くたびに「さぁ,行こう!」なのか「最高!」なのかずぅ〜と悩んでた(笑)のですが,会報でその謎が解けました。「さぁ,行こう!」のつもりだったけど,どちらもありなのね。はぁ〜すっきりした。
軽やかな曲で楽しい♪

#4 狂詩曲(作詩:安岡 優 作曲・編曲:宇佐美秀文)

そしてやってきました,ファンの集いで大盛り上がりのこの曲。
ずいぶん韻を踏み踏みしちゃってマス。

#5 Platinum Kiss(作詩:安岡 優 作曲・編曲:黒沢 薫、妹尾 武)東海テレビ・フジテレビ系全国ネット連続ドラマ「紅の紋章」主題歌 / UGA CMソング

一転してアカペラ曲。
詳しいレビューはこちら

#6 風をつかまえて(作詩:安岡 優 作曲:北山陽一 編曲:Ryuichiro Yamaki北山陽一)トヨタアイシス”CMソング

シングルにしてはおとなしい曲とも思うけど,このくらいの温度の低さがアルバムに入るといい感じ。
詳しいレビューはこちら

#7 Lean on me(Music & Lyric:Kirk Franklin 編曲:吉弘知鶴子)

この曲を聴くために思い切って

を買っちゃいました。以来「Be as One」が出るまでに何度も聴いているので,「Be・・・」を買ってすぐこの曲のイントロを聴いただけで涙がこぼれそうになる,まるで「パブロフの犬」状態でした(笑)。
オリジナルver.聴きたいのですが,まだ聴いてませぬ。
ゴスver.では,吉弘さんのピアノを主体とするシンプルなアレンジが歌を引き立ててます。5人とも気合の入ったいいパフォーマンスしているかと。

#8 Street Corner Symphony 〜Reprise(作詞・作曲・編曲:ゴスペラーズ

そして2番から始まる

#9 Let it go(作詞:山田ひろし 作曲:黒沢 薫、K-Muto 編曲:K-Muto(SOYSOUL))英語詞の「Let it go 〜PARCOオリジナルXmasバージョン〜」はPARCO Xmasキャンペーンソング

PARCOのCMをチェック。CMソングで流れるところを北山氏が歌っているのは珍しい。
こういう溌剌とした突き抜けた明るい曲を作るのは,やっぱり黒沢氏なんだ・・・性格が出ていて大変よろし(笑)。

#10 The Ruler(作詞:山田ひろし酒井雄二 作曲:酒井雄二 編曲:平田祥一郎

一転して,えらく音がゆがんだマニアックな曲が登場。このアルバムで一番斬新!!
いやぁ〜やってくれましたねぇ,酒井氏。こんな曲作れるのはアンタしかいないっ!さすがはゴスの最終兵器っ!(大拍手)
編曲の平田氏,どんな方かちょいと調べてみたのですが,家庭用『Dance Dance Revolution』シリーズや「BEAT MANIA」などのゲーム音楽を手がけた作曲家・編曲家だそうで。だからあんなサウンドになってるんだぁ〜と納得。

#11 SAYONARA(作詩:安岡 優 作曲:村上てつや、宇佐美秀文 編曲:井上 鑑)

どこへ行ってしまうだろう?という不思議なフレーズ。平歌からあのサビが出てくるとは予想できないわ。このひねくれた展開をするのは,村上曲の特徴かも。
そんなひねくれたメロディラインを支えるドラム&ホーン隊がかっこいい〜〜!!。アレンジがすこぶるいいっ!
編曲の井上鑑(あきら)氏は寺尾聡さんの代表曲「ルビーの指輪」の編曲をしているんですよね。
最近の某クリスマス特別音楽番組で,寺尾氏のバックでキーボディストとしていたお姿をお見かけしました。ちなみに,ほぼすべてのピンクレディーの曲にキーボディストとして参加しているとのこと。ゴスペラッツの活動があったから,井上氏に編曲をお願いする流れができたとのこと。


村上氏の「さよなら,さよなら」の語りはツボ。
実はこの部分,安岡氏の声もあったようですが,本番で村上氏だけにしてしまったことが先日届いたGOSMANIAの会報でバラされてましたが・・・

#12 Simple Words(作詩・作曲:安岡 優 編曲:堀向彦輝)

ぱっと聴いたときに,安岡氏の好きなジョン・レノンを連想。コード進行が似ているのかなぁ。
トロ甘な曲といえば安岡氏ですねぇ。

#13 Prisoner of love(作詞・作曲:村上てつや 編曲:清水信之ウォルト・ディズニー映画「ライアンを探せ!」イメージ・ソング

不思議な展開をする曲をつくることが多い村上氏にしては珍しくストレートな曲。

永遠の夢を願う それがどんなに儚くても
いつまでも いつの日も (君を) 思い続ける
I'm a prisoner of your love 壊れるほどに愛の虜さ
君を愛して 求め続けて すべてを失くしても 好きだから
I'm a prisoner of your love 心は君につながれている


てっちゃん・・・無償の愛って,切ないけど美しいね・・・


胸を締め付けられるような歌詞に涙。
ミモザ」の編曲もした清水氏によるキラキラするようなアレンジがさらに切なさを際立たせているんです。

#14 陽のあたる坂道(作詩:安岡 優、黒沢 薫 作曲:黒沢 薫 編曲:野崎良太(Jazztronik))トヨタアイシス”CMソング / フジテレビ系「ウチくる!?」エンディングテーマ

ラストがこの曲というのは,これからもどんどん坂道をのぼっていくよ,というメッセージが込められているかしらん?
詳しいレビューはこちら

[BONUS TRACK]ミモザ<初回生産限定盤のみ収録>(作詩:安岡 優 作曲:黒沢 薫、佐々木真里 編曲:清水信之トヨタアイシス”CMソング

初回限定盤のみですが,めでたくオリジナルアルバムに収録となりました。
うん,名曲だなぁ・・・


オリジナルアルバム収録を記念して,3年前に書いていたエントリーをさりげなくupしてみました。結構愛(と書いて毒)溢れるエントリーとなってますが,それはご愛敬ということで。こちら↓
ミモザ@feel'n Soul(2004/9/22)
ミモザ(2004/12/29)

まとめ

オリジナルアルバムでの前作となる「Dressed up to the Nines」より,ずいぶん若返りましたねぇ(笑)。
前作がオトナな渋いマニア好みなのに対して,今作はバラエティに富み,比較的とっつきやすい感じですね。
今作に収録されているシングル曲には自分のなかでそれなりのイメージが出来ているんですよね。で,アルバム全体を通して聴いたときに,シングル曲それぞれがバラバラに自己主張をしているなかに,ポツリ,ポツリと純粋なアルバム曲がある,そんな非シングル曲とシングル曲との間に妙なアンバランスを感じて気持ちがむずむず(仙台弁でいう「いずい」ってやつです。)したんです。
で,やっと最近このアルバムを一つの作品として聴けるようになってめでたくエントリーということになりました。
どうやら,オリジナルアルバムは聴いたことない曲が多い方が好きらしいです。
久しぶり&お金もかかってるオリジナルアルバムを出すからにはコケるわけにもいかないというオトナな事情もわかるんですけどね。タイアップが多いことからもそんな必死さが見え隠れしたりして。