悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ミラーレス一眼が欲しい~!

デジカメが欲しくなってたまらないですね。
もちろん今持っているものでも十分楽しめているのですが、とにかくデカくて思いです。
NikonD300というモデルを浸かっています。
APS-Cという撮像素子なのですが、発売開始が2007年のモデルです。
一応フラッグシップとされる機種なので作りは素晴らしいですね。
その頃から持っていたものではなく、少し前に譲り受けたものです。
そのちょっと前にもNikonD60というカメラを買ったのですが、そちらよりも使いやすいのでD300ばかり使っていますね。

 

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星空を見に行こう~ということで職場の仲間と石垣島へ行ってきて、星空撮影に夢中になっていましたね。
流れ星をいくつ見つけたとか言いながら。
広角レンズを中古で買ったのですが、画質が今ひとつでしたね。

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先月行ってきた、京丹後鉄道の写真ですね。
だいぶん腕も上がったのか?いや、多分購入したレンズの性能が大きいと思います。
F4の単焦点の300mmというレンズですが、重くていかにも高級品の雰囲気があります。
中古ですが、それなりのお値段もしましたね。


野鳥なんかも撮ってみたいですが、動くものを撮るというのは難易度が高いです。
そして写真はやっぱりたくさん撮って、たくさん失敗しなければ上達しないんだろうなとも思うんですね。
手軽に簡単にきれいな写真が撮れるスマートフォンのカメラってやっぱりすごいんだなと改めて思ってしまいます。

 

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ではなぜカメラを欲しがるの?と思うと、それは趣味というかこだわりなんでしょうね。
重いカメラとレンズを持って移動して、たくさんの失敗写真の中から、たとえ1枚でもきれいな写真が撮れたら、結構気持ちがいいもんですよね。
どんな機材を使っても良い写真が撮れるというわけではないですが、ダサいなりにもきれいな写真は撮れるようになると思います。

しかし、このカメラとレンズを持って、出かけようかとは思えないです。
写真を撮るという明確な目的で車などで移動ということでもなければ、なかなか持って出かけられないですね。
そしていくら元フラッグシップといえどもAPS-Cで17年前のデジタル一眼ですからね。
やはり最近のカメラの写りの良さというものを味わってみたいと思うわけですよね。
しかも軽ければなお嬉しい。

というわけで色々と物色をしているのですが、最新のモデルはやっぱり高額なんですね。
趣味には金がかかるといいますが、カメラにポーンとン十万円突っ込める人はなかなかいないと思います。
ということで中古を探すのですが、お手頃な価格の中古はやはり古くて、いまいち欲しいものがない。
そんな中、強力な手ぶれ補正のあるオリンパス(現在はOMDS)のOMDシリーズ辺りを考えたりしました。
マイクロフォーサーズということでAPS-Cよりも更に撮像素子が小さくて、画質的にはどうなんだろう?って思いつつも、2007年のカメラよりはかなり良くなっているのは間違いなく、このあたりを考えたりしました。
OMDシリーズも可能ならフラッグシップであるEM1あたりを考えていたのですが、新し目の中古は驚くほど高いですね。
となるとAPS-Cの新品も候補に入ってくるわけです。
なんばCITYのカメラのキタムラで少し触ったのですが、NikonのZ50がとても小さくて軽い、それでいて素晴らしい写り具合なんですね。
一眼レフではなく、ミラーレスなんですね。
今さら一眼レフっていう選択肢はありません。
もちろん膨大なレンズ資産を持っている人ならそうはいかないかもしれないですね。


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スマスイあらためスマシーへ行ってきました 神戸須磨シーワールド

昨日オープンしたばかりの神戸須磨シーワールドへ行ってきました。
これまで改装中であったスマスイこと須磨水族館がリニューアル。
この写真は須磨シーワールドのために作られた宿泊施設ですね。

www.kobesuma-seaworld.jp

気がつけば今年も6月になっています。
早いものです。
ここのところ、忙しいというわけでもないですが、疲れておりまして、今日は家でゆっくりしようと思っていました。
須磨水族館がリニューアルしたというのは知っておりまして、この6月に一度行こうと妻と話をしていたのですが、平日に行く予定を立てていたのです。
ところが妙な乗り気で日曜日である今日、行ってきました。

とにかく人が多かったです。
でもシャチのショーも、イルカのショーも見れました。
きれいになった須磨水族館、スマスイからスマシーという愛称になるようですね。
改装中に2回も行ったのですが、あれから1年以上経過したんですね。
早いものです。

 

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せっかくなのでデジカメも持っていきましたが、これが重い。
めちゃくちゃ重いです。
300mmの単焦点望遠レンズがとにかく重いですね。
そしてやや望遠が強すぎたのか、シャチの華麗なジャンプが収まりきれなかったです。

ズームレンズではないので、ちょうどよいサイズになりません。
大変混み合っているので、それなら移動して収まるようにというわけにもいかないですね。

これだけの巨体がジャンプをしたりするとスプラッシュもすごいです。
今日のような気温の高い天気の良い日は、水を浴びるのもアトラクションの一つですね。

手を振るシャチくん。
めちゃ可愛いですね。

 

観客席にお水をぶっかけるサービス??も実施してくれます。
席は埋まっており、私達家族は外野からの見学ですので、水がかかることはなかったですが、特等席はびしょ濡れでしょうね。

 

イルカショーのステージは隣りにあります。
本日は4頭でのショーでした。
ものすごいジャンプ力です。
くるりと一回転。

ひねりを交えたジャンプ?

ジャンプの連続写真です。
美しいジャンプを見るのは、気持ちいですね。

 

上からボールが降りてきて、これをめがけてジャンプ!
お見事!

4頭での競演(写っているのは3頭だけど)

浅田真央さんのようなトリプルアクセル
すごいひねりの入ったジャンプでしたね。

 

おそろいのジャンプ!
当然その後は観客席にスプラッシュが~

調教師のお姉さんと一緒にジャンプ!

4頭の競演ですね。
イルカの素晴らしいバネというか凄まじいスピードで泳いでジャンプしますね。
生で見るとやっぱり迫力があります。

 

イルカショーの後は、ペンギンを見たり、ウミガメを見たりしていました。
とにかく小さなお子様を連れた方やデートのカップルが多かったですネ。
おっさん同士とかいうのはまあ、こういうところには来ないでしょうね。

水族館コーナーで、前を歩いているカップルの会話が聞こえてきて、はあ?っていう気になりました。
ちょうどチンアナゴの水槽を見ていたときに、カノジョが「あ、チンアナゴ~」って声を出していたんですね。
カレシは、「お前の好きな魚やな~」とニヤニヤしながら返答すると、これまたカノジョはまんざらでもない様子でニヤニヤしていましたね。
いいなあ、若いって~!

 

若いカップルは放っておいて、水族館内を見て回った後は館内にあるレストランに行ってきました。
Blue Oceanというブッフェレストランです。
バイキング形式ですが、おひとりさま4000円。
私と妻と息子の3人。

ライブキッチンということでシェフが目の前で取り分けてくれるローストビーフ
美味しかったのでおかわりをいただきましたね。

そしてパスタも美味しかったです。

あなご寿司、一口餃子、鴨ロース。

タコさんウインナーとハリセンボン!そしてメロンパン。

可愛らしいおにぎりはペンギンです。
シャチもあったのですが、私が取りに行ったときはペンギンしかなかった。

こちらはウニをイメージした食べ物ですね。
黒い針は揚げた蕎麦なので消化?かなりパリパリした食感です。
ちらりと写っているカレーも美味しかったですね。

お味も品数も素晴らしいのですが、このレストランの目玉はなんといっても、巨大な水槽です。

これは水槽というよりもシャチのショーをしているプールの下をレストランとしているんですね。
それはもう間近に見るシャチで、大迫力。
食事処じゃない?
MEGザ・モンスターを思い出しますね。
(あれはサメですけどね)

明日からまた仕事頑張ろう!

 

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 スティーグ・ラーソン

画像はAmazonより

ここのところ、忙しくしていました。
仕事で忙しいというわけでもないのです。
何が忙しいのかわかりませんが、かなりくたびれていたのかな?と思います。
そんな中で通勤時に読書したり、空き時間に映画を見たりしていました。

ミレニアム・シリーズ3部作を読み終えました。
映画も見ているのでストーリーは大体イメージ通りなのですが、やっぱり本で読むとよりしっかりと内容をつかめる気がします。

 

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映画はこちらがスウェーデン版の作品です。
映画も良かったですね。
おすすめします。

 

 

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そして書籍。
かなり長い小説で、最初は読み終えられるのかな?と思えるほどでしたが、面白さが増してくると知らない間に後半に。
そして終わりが近づくと、もう少し読ませて~という気持ちになります。

1作目の「ドラゴン・タトゥーの女」は、スウェーデン北部の田舎町で主人公ミカエル・ブルムクヴィストとリスベット・サランデルの活躍が描かれます。
そして謎めくエンディングがまた次を期待させています。
2作目の「火と戯れる女」は、リスベット・サランデルの過去に踏み込んだ作品。
彼女の父、異母兄が登場し、激しい戦い、アクションがあります。
この2作目は本当に沢山の人が殺されます。
3部作の中で一番動きがある作品かと思いますね。
そして3作目「眠れる女と狂卓の騎士」は、重要人物であるリスベットが病院で治療を受ける、つまりは彼女は自由に動けないという立場で、戦いは法廷が舞台になります。
リスベットがなぜ人になじまないのか、公的機関(警察)を全く信用しなくなった理由がはっきりします。
リスベット自身が自分の人生を自ら文章にしていきます。
主人公ミカエルはリスベットを友として信用しており、彼女を救うために尽力します。
リスベット自身はとても能力の高い女性ですが、頭に銃弾を打ち込まれて病院に入っています。
いくつかの殺人事件の重要な容疑者のひとりでもあり、もはや自力でこの局面を解決できない状況です。

ミカエルの妹で弁護士のアニカ・ジャンニーニも活躍します。
とっつきにくいリスベットですが、彼女の信頼を得ています。
今回裁判で戦うために必要な原稿が盗み出され、弁護士であるアニカも襲われてしまいます。
そこを逆に利用するミカエルがまた面白いんですけどね。

女たらし?のミカエルの今回のお相手は公安警察の長身の美女、モニカ・フィグエローラが登場します。
オリンピック代表にも選ばれる可能性のあったアスリートで格好いいんです。
彼女の上司のエドクリントも善玉ですね。
それにしてもミカエルはこのシリーズで一体何人の女性と関係を持ったのでしょうか。
それも女性のタイプもバラバラです。
いずれの場合も女性から望まれての性交渉なんですね。
まさにそれは天性というものなのでしょう。
ただ、読んでいて、モテる男というのは本来こういうものなんだろうか?とか、火野正平さんとかもこういうたぐいなのかな?なんて思ったりもしましたね。

そしてメインストーリーとは違うところでミカエルの仕事のパートナーでもあるエリカ・ベルジェの転職と転職後のトラブルも描かれます。
この点も面白かったですね。
エリカは雑誌「ミレニアム」の共同経営者の一人で、編集長なのですが、大新聞の編集長にスカウトされるのです。
これほどのチャンスはなく、パートナーのミカエルにもしっかりと打ち明けたいと思っているのですが、この事件で独自に活動するミカエルと時間が取れません。
大新聞の古い体質と真っ向勝負する彼女の姿もとても格好いい女性として描かれますが、一方で卑劣な嫌がらせを受けます。
結局それは仕事上のことでの対立ではなかったのですが、このあたりも読ませてくれますね。

それにしてもこの小説には多くの人物が登場します。
もちろん雑誌「ミレニアム」で働くレギュラーメンバーやミルトンセキュリティ関係、警察、検察関係の人物なども概ね同じです。
1作目だけはヴァンゲル家にまつわる話が中心で、この作品だけは、そこで完結しているのですが、2作目と3作目は完全に連動しています。
そしてその中心人物はリスベット・サランデルなんですね。
この2作目と3作目は、合わせてとても長い物語として考えてもいいでしょう。
多くの人物が登場し、それぞれのキャラクターがしっかりと肉付けされているので薄っぺらい登場人物という気がしません。
一つの要因でこのような物語が描かれているのではなく、様々な要因が絡み合っているところも面白いです。
多くの登場人物がいますが、主要人物は主人公のミカエル・ブルムクヴィストとリスベット・サランデルです。
この二人がこのシリーズにおいて圧倒的な存在感を持っています。
特にリスベットはキャラクターとしてとても個性的です。
個人的に刺青が入った人間は嫌いですし、映画を見たときも決して美しい人でもなく、むしろ嫌悪感を感じる女性だったのですが、物語が進むにつれて感情移入し、応援している自分を感じるのです。
小説は本当に長いので3部作を読むのはけっこう大変かもしれませんが、それだけの価値がありますね。
手軽に映画を見る、これらも長いですが、多分見始めるとやめられなくなると思います。
1作目からずっとですが、章の始まりにちょっとした文章が書かれています。
1作目はスウェーデンにおける女性の性被害に付いての短い文章。
2作目では、方程式についての記述があります。
今回の3作目では、これまでとちょっと変わっていて、女性の兵士、戦士にまつわるやや長い目の文章が書かれています。
この3部作を通して描かれているのは女性に対する暴力や差別なのでしょう。
そもそも作者であるスティーグ・ラーソンがこの小説を書いた理由が、若い頃に経験した女性に対する輪姦事件だったそうです。
その時に何もできなかったことへの後悔、自分自身への憤り、女性蔑視に対する怒りがスティーグ・ラーソンの人生の与えた影響は大きなものだったようです。

物語を通して、これはただの小説、娯楽小説に過ぎないと言ってしまえば、そうかも知れません。
ただ、物語を織りなす骨太の構成が素晴らしいです。

 

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