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flairDays - てさぐりの日々 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2015-03-02

Javaの学び方セミナーのお礼と報告

気付けば3月

気付けば2月も終わってしまい、「あぁっ、情報処理の申し込み今年もまた忘れた!!」と叫んでいる方も*1多いであろう今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

朝3時半に目が覚めて、三文*2得をしたことよりも「老い」がちょっと不安なtakaxiです。

セミナーに登壇させていただきました

ところで先日、拙著を出してくださっているインプレスさん主催のセミナー案内ページ)に登壇させていただきました。


f:id:takaxi:20150302053944j:image:w480


ありがたくも参加登録の募集がはじまって1週間で70席が埋まり、金曜の夜にもかかわらず多くの方にご参加いただきました。貴重な時間を割いてお運びくださり、本当にありがとうございました。

場所が神保町ということで、遠方で参加できなかったという方、新幹線の開通を待ちきれず新潟県までいっちゃった方などのために、発表スライドをこちらにSlideShareしました。


スピーカーの2人

リンク先のスライドにあるように、当日のスピーカーは私を含め2名。もうお一方は、なんとOracle Universityの岡田さん。Oracleにおける「学び分野のエバンジェリスト」的な役割の方で、4月8日のJavaDay Tokyoでも登壇されます。最新のJava動向、資格、イベントなどについても紹介がありましたが、やはり本人がもともと導き手の仕事をしていたこともあり、私個人としても参考になる学びの経験談もたくさんいただきました。


一方の私は、著者という立場で話させていただいたのですが...。まぁ、著者といってもピンキリでして、偉い大学教授でも今をときめくIT企業の人でもないスピーカーが醸し出す想像以上の「ふつうのヒト感*3」を、ある意味お楽しみいただけたかと思います*4


それにもかかわらず、お名刺を交換させて頂いた方、お話・情報交換をさせて頂いた方、ご参加頂いた方、ありがとうございました。また、セミナールーム後方の書籍販売特設コーナーにて、当日お買い求めいただいた皆様ありがとうございました。


トピック選び

セミナーの内容は、タイトルのとおりJavaを学ぶにあたってのコツを10個しゃべり倒すというものなのですが...悩みました。

当初のラフな企画段階では「配列のマスターの仕方」とか「抽象クラスの落とし穴」みたいな、かなりJavaの技術的な内容に踏み込むコツを予定していました。ところがいざ参加登録が始まって、登録いただいた方の情報を総合して目に浮かんだ来訪者像は...

  • Javaを既に学んでいる人も、これからという人も。
  • 学び手の方も、導き手の方も。
  • 拙著の読者も、読者ではない方も。
  • 非常に若い方から、ご年配の方まで。
  • 学生さんから、デスマの鬼まで。

というものでした。


ダテに「ちから2・すばやさ3・うんのよさ255」でここまで人生を切り抜けてきてません。こういう時は、ちゃんと私の頭の中で、


 「急速転回っ! 取り舵、いそげ!」


と脳内沖田十三が叫ぶわけです*5

ということで、とりあえずちゃぶ台を返したうえで、Java自体にあまり深く踏み込み過ぎないようにしつつ、「学び方&導き方」という方面に比重を移動。スッキリシリーズの解説での応用例などを絡めることで、あえて著者が話す意味がある内容に近づいたかなと思います(ただのJavaのコツであれば、他のJavaの講師の方でも話せますので...)。


ちょっと物足りなかったという手練れの皆様、ごめんなさい。ディープな話は、このブログでも多少書いていきますね。そしていつか「朝まで生Java*6」できたらと夢見てます。


その他、セミナーの中休みでは、高田先生によるジョジョ版挿絵のほか、当日会場に来て下さった方だけにいくつか小ネタをコッソリお披露目しています。


当日お寄せいただいたQ&A

当日、セミナー最後のQ&Aタイムや、その後個人的にいろいろとご質問をいただいたりしました。その一部をこの場を借りて情報共有させていただきますね(一部追加で補います)。

Q. 若手ではなく中堅・年配の方の学び方は?

「既に持ってる経験」というものが最大の武器だと思います。

ある対象を学習しようとするとき、「既によく知っている類似した何か」と比較しながら学ぶこと(学習理論では「紐付け」「関連づけ」と言うそうです)で、非常に高い効率が出ることが知られています。これは非常に大きなアドバンテージですし、そして尊重されるべきものだと思います。

そういう意味で、「Javaという言語を学んだ経験」は将来別言語を学ぶ時にその負荷を大幅に下げてくれると思います。


Q. Webアプリがうまくデプロイできなくて困っている

AWSなどのクラウド環境へのデプロイでのお悩みでした。サーブレット&JSPのサンプルの「どこつぶ」は動いたのだが、ちょっと改造したものがうまくデプロイできない(ローカル環境では動く)とのこと。

まずは状況把握のために、ログなどを見て問題判別をしてみてください。想像の域を出ませんが、クラウド特有&RDSを使っているとのことなので、DB接続まわりがちょっと怪しいかなとも思います。


Q. 資料の途中に出典のTEBOKってなに? どこで手に入る?

正式には"Technical Escort Body of Knowledge"といいまして、著者の会社がまとめている「導き手のための虎の巻」みたいなノウハウ集です。残念ながらTEBOKは非公開の社内資料なので、一般の方は入手はできません。


Q. 実践編を読み終わったら次は何を読めばいい?

仕事上の必要性や興味関心によりますが、ご質問をいただいた方は「Windowsアプリのようなものではなく、ブラウザで動くWebアプリスマホアプリ」に関心がおありのご様子でした。

この場合、

  1. スッキリわかる サーブレット&JSP入門 (スッキリシリーズ)』を読むと、普通のWebアプリが作れるようになります
  2. さらに『スッキリわかる SQL 入門 ドリル215問付き! (スッキリシリーズ)』を読むと、DBを利用した本格的なWebアプリが作れるようになります
  3. さらにここでjQueryMobileSenchaTouchあたりを学ぶと、HTML5スマホアプリを作れるようになります

Q. 「作りたいもの」が特に思い浮かばないのだけど、どうすればいい?

もし何らかの組織(会社など)に属しているのであれば、その組織のみんなに「ぷち不満」はありませんか。「本腰を入れて改善するほどではないのだけど、いつも面倒」みたいに皆が思っているもの*7です。

その課題をもしプログラムで多少自動化できるのであれば、チャレンジしてみるのがお薦めです。

なぜかというと、こういう「みんなが不満なもの」というものに取り組みはじめ、作りかけのようなものでも公開すると、周囲が積極的に開発やテストに協力してくれたり、感謝の言葉をくれたり、応援してくれるからです(経験あり)。


Q. 「スッキリシリーズ」の研修での上手な活用方法は?

ありがたくもスッキリシリーズをテキストとして利用してくださっている学校・企業さんもたくさんあります。テキストとして利用いただくのが、1つのわかりやすい活用方法です。

ただしどんな教材でも、講師の方のインストラクションスタイルと教材の解説の切り口との相性が悪いことがあります。

例えば、一般的な研修用テキストや大学講義用の難しい教科書はトップダウンアプローチで書かれています。それを講師がボトムアップアプローチで補いながら学習を進めていくという私のようなタイプの講師の場合、はじめからボトムアップで書かれている「スッキリシリーズ」は、メイン教材としては少し使いづらく感じることもあります。

著者の会社の研修の場合、トップダウン型の研修用テキストは別にあって、さらに副読本として「スッキリシリーズ」を渡しています。理解に不安がある学び手は、講義の前に一人で予習できますし、講義後に「講師に質問などができない夜間や土日」であっても不安なところを読み返せるため、結果として研修を短期間にすることができます。

そのほか、学び手の方で、「授業や会社の研修で支給されたテキストがちょっとわからない」という方に、自主的に副読本として活用いただいているようです。


Q. あの抽象クラスの説明方法は、どうやって生まれたの?

スッキリシリーズが類書と違うアプローチで解説をしていて、比較的ご好評をいただいている「抽象クラスの解説」についてのご質問でした。当日会場では「どうやって生まれたかなぁ...」と即答できなかったのですが...。

スライドでも解説があるとおり、抽象クラスは「概念系」であるため、それ自体の単体を構文などの外形的要素から解説しようとすると非常に難しく感じます。私自身も、過去には学び手の方が難しそうに感じる解説をしていたこともありました。

そこで、いろいろと学び手の反応を見ながら試行錯誤していたところ、「その直前に"継承のis-a原則"の解説を持ってきて、それと繋げて解説する」と理解されやすいことに気付いたのがキッカケかもしれません。

きっとis-a原則を学ぶ時に「抽象・具象の関係」に注目して訓練を繰り返すので、頭の中に「抽象的な世界を考える準備」ができるのだと思います。


Q. 難しいことを「隠さない」ほうが学びを促進することもあるのでは?

セミナー中では「入門者向けには難しいことを隠す」という基本アプローチを紹介しましたが、ご質問いただいたように「難しそうなものを見て、むしろ燃える」という人もいます。私の経験では、通常は完全な入門者であることは少なく、ちょっとだけJavaを経験したことがあるか、他の言語を知っている方であることが多い(=得意意識を既に形成できている)場合が多いでしょうか。

学びをエスコートするとき、相手の理解・開発時の手の動き・目を見て、そのようなチャレンジ精神がある&チャレンジを楽しめる方であると感じる場合には、むしろ転じて「現在の実力の120%を使う必要がある」ような課題を個別に設定します。

ただし特に複数の学び手がいる場合、「個別の相手に対して追加で指導をする」というのは想像以上に導き手の負荷が高まります。多くの「普通の学び手」に対して最大限の対応をしながら、チャレンジする余力がある人には全く別の本編にない追加指導を同時に行うことになるためです。

私の場合、こういう時によく「実践編」を使います。

+αのチャレンジをする学び手には、「じゃぁ、●●をやってみようか。詳しくは実践編の●章に書いてあるので読んで進めてください。わからなかったらいつでも聞いてね」といって、自分は他の学び手のエスコートに戻ります。あとは時々、その方が困ってないか、ハマってないか、目の端っこで様子をみつづけます。


私も一生懸命学ばせていただきました

研修も同じなのですが、スピーカーも話すことでかなり学びを得られます。例えば、聞き手の方の表情や雰囲気が話題によってどう変化したのか、どのような層にどのようなニーズがありそうなのかなどなど。今回も、聞いて下さった方の表情やお寄せ頂いたご質問・ご意見・アンケートなどから、自分の推測が正しかった部分と不足していた部分などを理解し、また今後に役立てることができると感じました。


ご参加いただいた皆様、1時間30分間でしたが、私を育ててくださってありがとうございました。


きっと今後のスッキリシリーズの中に役立てて、より多くの方に還元していけるよう頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。


まとめ

せっかくウケ狙いのスライドも作ったのに、販売コーナーで

「なぜか売り子してる編集長」に全部もってかれた気がする。

*1:忘れてたんじゃなくて「忘れたことにしたかった」子も、先生お見通しよ

*2:あ、現在の貨幣価値で約100円な。

*3:すいません、まだ覇気とか念能力とかに目覚めてないもので。

*4:いやー、カリスマスピーカーとかTEDとか憧れるわー(棒)

*5:脳内ブライトのこともあります。

*6:朝までトークっていう意味です。朝まで開発じゃないですよ! まぁよくやってますが

*7:飲み屋などのグチで上がるもの

2014-10-02

ニフティクラウドの新プラン(Type-e)鯖をベンチマーク計測してみた

ご無沙汰してます

さて気付けばもう秋ですが、いかがお過ごしでしょうか。

すっかりブログにもサボり癖がついてしまって、いけないですね...。

よく拙著の話題をポストする当ブログですが、久しぶりに技術ネタで書いてみようと思います。


ニフティクラウドの新プラン

仕事上よくクラウドを検証したりするのですが、10月1日からニフティクラウドさんが新プラン(Type-e)を発表されました。


f:id:takaxi:20141002163118p:image


一言で言うと、「サーバーの性能を落とす代わりに安くした」というプラン群が新設されたもので、一番低いスペックのe-miniだと1時間4円(稼働時)となりました。


今までのプラン(Type-h)だと最低でも1時間7円だったので、直接利益を生み出しにくいような事業用途などでは使いにくかった*1のですが、ぐっと現実的になった印象で嬉しいです。


ということで、早速「Type-eにすると、どのぐらい性能が落ちてしまうか」を検証してみました。

まずは前提条件。私が主に使うminiとmediumでのみ、測っています。

イメージ: Ubuntu 12.04 LTS 公式イメージ
CPU計測: LBench 5.1.3
Disk計測: bonnie++ 1.96
リージョン: east-14

プロセッサ性能について

まずはプロセッサ性能について。UnixBench 5.1.3での結果です。

CPU性能 minimedium(1コア)medium(2コア)
Type-e 357.4 1816.0 1762.1
Type-h 706.1 2108.1 3375.7

おや...なぜかmedium1コアの数字が大きくでちゃってますが...*2、ま、いいか。

概して、次のことが言えると思います。

Type-eは、Type-hの約半分の性能

ディスクI/Oの性能について

ディスクについてはbonnie++ 1.96で調べてみました。

まずはシーケンシャル出力。K/secとレイテンシー(ms)の両方を載せます。

速度(遅延) minimedium
Type-e 112513(311) 217689(128)
Type-h 200136(137) 304490( 69)

お次にシーケンシャル入力。

速度(遅延) minimedium
Type-e 157466( 76) 計測失敗
Type-h 315977( 34) 計測失敗

おお、mediumはミスって計測失敗してました...(早すぎてカウントできなかったか...)。


概して、次のように言えそうです。

・Type-eは、Type-hの約半分の性能


1円あたりの性能

上記の検証でわかるように、Type-eは

いろんな性能が約50%になっているプラン

と考えればよさそうです。

一応、1円あたりのUnixBenchインデックスも算出しておきました。

従量1円あたりのUnixBench指数
e-mini 89.25
mini 100.87
e-medium(2コア) 110.13
medium(2コア) 80.37

ちなみに、1ヶ月=30日として、月額課金の場合は次のようになりました。

月額1円あたりのUnixBench指数
e-mini 116.25
mini 105.91
e-medium(2コア) 133.55
medium(2コア) 100.43

ちなみに、AWSのt1.microは値上がりと円安の影響で1時間あたり$0.026(約2.9円)ですが、2013年末のこちらのサイトの計測結果から算出すると、

1円あたりのUnixBench指数
t1.micro(東京リージョン1a) 45.61
t1.micro(東京リージョン1c) 90.03

で、別途グローバル側の通信に課金されることも考えると、Type-eも、単位費用あたりの性能としては優秀だと思います。



実は大事な「ほぼ寝てるサーバー」の費用

上記では「CPUが動いているときのコスト効率」を計算しました。

でも、実用的にはCPUを使ってない時のコストが問題となることも多いんですよね。

常時アクセスがあり利益を生み出すサーバは一部であって、企業の運用するサーバーの多くが平均CPU稼働率10%以下だったりします。

特に社内サーバーをIaaSに持って行くなんていう場合、稼働率が低い(低くても良い)ものや、多少レスポンスが遅くても良いものもあるため、「超低スペックでいいから一応稼働させておきたい」というサーバーが結構あるのではないでしょうか。

仕方ないので、「高稼働なサーバーや高性能が重要なものは高価なIaaSへ、そうでないものは安価なレンサバ屋へ」と、サーバー分散管理していた私みたいな人間も比較的多いと想像します。

「ほぼ寝てるサーバー」の費用は、性能は低くていいので「1時間あたりが安いこと」が大事です。

そういう意味で、今回登場したType-eの中でもe-miniは非常に有用なプランだと思います*3


まとめ

待っていたe-mini。

あ、Ubuntu 14.04LTSのイメージもお願いします。

その他のクラウド屋さんのプランについても、またヒマを見つけて分析してみますね。

*1:そういうのは、安いVPSなどで運用していました

*2:っていうか、マルチコアの方が遅い結果になってますけど!

*3:個人的には、今回登場したe-miniのさらに半分のスペックで¥3/時のプランがあれば、「ほぼ寝てるものから高稼働のものまで、自社のいろんなサーバーを全部預けられるな」という需要にミートするように思います...

2014-08-22

スッキリJavaがAmazonで5%還元セールされてた件(残り8日)

眠れない夜は、「技術書あさり」

幼稚園児より早く寝ることで有名だった超ロングスリーパー*1 takaxiです。こんばんは。

ところが最近、体内時計が完膚なきまでに破壊されてしまい、2時間x2回程度の睡眠で1日稼働できる体になってしまいました。現在、朝の2時ですが、当然何かと「はかどる」わけです。

目が冴えちゃって、何しようかなぁ...なんて思った時は、なんか面白い技術書出てないかなとAmazonやらをあさりに行くのが一番ですね。

で、『CSS設計の教科書』を衝動買いしてしまったと。

CSSというとデザイナさんの範疇のイメージがありますが、SOLID原則とかアジャイルとか、かなりエッジなアプリ開発者が扱う内容が盛り込まれていて、納得の一冊でした。


Amazonさん、デザイン変えましたね

ところで気付いたのが、「Amazonがページデザインを変えた」こと。PC用のページはもとより、スマホ用のページもAjaxなどを使って画面遷移を減らす工夫が、地味に嬉しかったりします。

相変わらず情報量は多かったり、「¥2808からの1新品」のような不思議日本語があったりしますが、慣れって怖いものであまり気にならなくなっている自分がいたりします。


気付いたらセールされてた

さらに、拙著のページなどをぶらっと見てみて、「おや....?」


f:id:takaxi:20140823020805j:image


おおっ!

Amazonさんがキャンペーン組んでくれてる(;w;) *2

ということで、ご好評戴いているスッキリわかるシリーズの次の4冊は、8月末まで実質5% OFFです!

気になってたけど、イマイチ1-Clickをためらってたそこのあなたっ! この機会にぜひ。


だが断る。」と華麗にスルーすべき方

・・・と、散々煽ったところでなんですが、「敢えてこのセールで買わない方が得する人」も実はいます。

具体的には以下の2通りの方です。

電子書籍(Kindle版/PDF版)の方がライフスタイルに合う方

今回のセール対象はいずれも紙の本です。電子書籍は割引対象になっていません(元から紙の本より安いですが)。

紙の本を持つか、電子書籍を持つかは、かなりライフスタイルに影響を与えると思います。よって、Kindle版PDF版がいいという方は、5%のためにムリして紙の本を買うことはないと思います。

●最新Java8/ラムダ式などの解説を含むJava入門書が欲しい方で、かつ、1ヶ月待てる方

えぇっと...。大人の事情で多くは語らないので、よーく考えて読んでくださいね。

Amazonさんで、よーーく調べると、次のような書籍がでてきます。

スッキリわかる Java入門 実践編 第2版 (スッキリシリーズ)

スッキリわかる Java入門 実践編 第2版 (スッキリシリーズ)

発売日が2014年9月22日。。。今日から約1ヶ月後です*3



まとめ

真のお買い得を見抜くのも、また技術力。

*1:「ナポレオンとか、あれゼッタイ吹いてるだけ。」と正直今でも思ってますが何か

*2:しかも実は8月1日からやってたっぽい...orz

*3:まぁ、あれだ。そういうことだ。いわせんなよ、恥ずかしい///

2014-08-07

超絶リファクタリングを終えたスッキリJava、いよいよ発売開始ッ!

いつもありがとうございます。

今日も相変わらずのとろける暑さ予報に、思わずTVの電源を切ってしまったtakaxiです。いつも拙著『スッキリわかるJava入門』及びシリーズ各書に暖かいコメントをいただき、ありがとうございます。

先日こちらのトピックでご紹介したように、皆様よりいろんな励ましやお叱りをいただき、ありがたく拝読しています。

あと、これまで記事にはあまり書きませんでしたが、出版社に対するお問い合わせや誤記のご指摘、ご相談、ご質問なども内容は拝見しており、喜んだり、悲しんだり、踊ったり*1、Jiraでbugチケットや改善チケットを開けたりしてます。


ご恩返しをできる日がやってきました

そして今日、やっと皆様にご恩返しをできる日を迎えることができました。

Martin Fowlerもびっくりな超絶リファクタリングを終えた、『スッキリわかるJava入門 第2版』が発売開始です。


スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)

スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)


ただの素人だった私めが、文字通り「版を重ねる」ようなことをさせていただけるなんて、想像もしませんでした。しみじみ読者の皆様・出版社の皆様に、ひらに感謝でございます。


What's new in 第2版

ではさっそく、第2版における大きな改訂トピック4つをご紹介しましょう。

Java8対応

今年春にリリースされたJava8に対応した解説に切り替えました。といっても、入門編で扱う範囲での変更は大きくありませんので、日付APIや例外系の扱いなどの簡単な追記が主です。ラムダは入門編の範疇を超えるため取り扱っていません*2

なお、Java8に対応すると同時に、Oracleからの正式サポートも終了したJava1.4以前を前提とする記述を削除しました。つまり、第2版のサポートJavaバージョンは、5,6,7,8となります。

Eclipseでの学習に対応

初版ではJDKによる学習と、こちらの記事で紹介しているJava開発実行SaaS「dokojava」による学習を前提とした記事となっていました。しかし、Eclipseでも学びたいという方も多くいらっしゃったので、Eclipseで学ぶ方のための付録を追加しています。

ただ、個人的には6章(クラスパス)はJDKで学んで戴きたいなという思いはあります。Eclipseだと、このあたりの概念が上手く隠蔽されてしまうため、いざ本番機にデプロイなどと言ったときに応用力を持って対応できるほどの納得感・スッキリ感を得られにくいためです。

構文リファレンスの追加

スッキリJavaは、「物語的にすらすら読める」ことが特長ではありますが、これは「最終的にまとめて俯瞰して理解する」ためには少し不利な特徴でもあります。

そこで、Javaの構文全体を見開き2pで俯瞰しながら、各章の各トピックを学んで戴ける構文リファレンス*3を追加しました。

ソースコードの見やすさの大幅改善

ソースコード等幅フォントとし、かつ、予約後をほのかに紫色にするなどして視認性を高めました。少しするとEclipseなどを使ってカラーリングされているコードを見慣れることに加えて、コードの構造などを無意識に理解しやすくなるなどのメリットもあります。


・・・と、ここまで紹介したところで、「てめぇ、それはリファクタリングじゃねぇだろが!」とFowlerファン*4の皆様から苦情が聞こえてきそうです。


What's not-new in 第2版

ということで、「ユーザーから見た機能としては変化していないが、中身をより筋肉質にしたポイント」についてです。

これは...、いや、もう大変です。合計2,000箇所とか越えてます。ざっと挙げると、

  • 本文の文章の言い回し・語句・用法などの統一・改善
  • イラスト関連の改良(特に第4章の配列など)
  • 構文紹介カコミのデザイン&視認性の向上
  • 出版用原盤データ自体を容易に修正・再利用できるように改善

あまりに大量すぎて編集さんに相当つらい作業を強いてしまって大変申し訳なかったのですが...やはり書き物として大幅に読みやすく・迷いにくくなったと感じます。

また、今回の原盤修正で「より機動的に修正したり改善できる基盤」が整いました。技術がどんどん変化していっても、スッキリJavaはすばやくしなやかに、その変化に対応できるようになったことが、アジャイル人間としては何より嬉しいです。


お寄せ戴いた声も、しっかり反映してます

そして、この第2版の改訂作業では、初版にお寄せ戴いた声やご提案、お考えなども全て著者が検討した上で可能な限り盛り込ませて戴いています。この記事にあるようにただでさえデブだった本が、また少し分厚くなりましたが...ま、まぁ、ダイエットは明日から...。

でもこれで初版にコメントやご意見を寄せて戴いた皆様に、やっとご恩返しができました。

もし編集部などにご報告をいただいた方、ぜひ街角の書店でパラっと当該ページを見てみてくださいね*5


「変わらないもの」「変わってはならないもの」

このように第2版では、時代に合わせて追加したり、より中身に磨きをかけました。しかし、全く変えなかったものもあります。

それはスッキリシリーズ特有の「登場人物たちを用いた、わかりやすさ優先の解説の流れ」です。

初版で多くの皆様に愛して戴けた部分であるということもありますが、私自身、この本書にとって一番の軸となる部分は「変えてはならない」と考えたからです。



これからもスッキリシリーズが、読者の皆様に「できた!」「わかった!」「スッキリした!」をお届けできるよう努力して参ります。

今後とも同シリーズをどうぞよろしくお願い致します。



スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)

スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)

*1:時々です

*2:俺は「入門編の範囲は」と言ったぞ....あとは、わかるな?

*3BNFを少し崩したような書き方で紹介しています

*4Beckファン・Wardファンも可。Ralphファン、てめぇはダメだ。

*5:検討の上、見送ったものもございますが、それはどうぞご容赦いただけますと幸いです

2014-08-06

今日が歴史的な1日だった件

今日は何の日?

どうも、珍しく朝の5時に目が覚めたので近所を散歩してたtakaxiです。

昨日などはスゴく暑かったのですが、今朝(6時まで)の都内はそこそこ涼しかったです。

元日でもないのに数年ぶりに「日の出」などを見てしまったのですが、じゃぁ今日8月6日は何の日かというと・・・

歴史上はじめて、原子爆弾が使われた日

そうですね。罪もない一般市民の方が多くなくなりました。改めて、ご冥福をお祈りします・・・が、もしあなたがITエンジニアだとしたら上記の答えだけでは50点。

もうひとつ、

歴史上はじめて、Webが使われた日

そう、23年前の今日8月6日、ティム・バーナーズ・リーが世界で最初のWebサーバインターネット上で稼働させ世の中にWebサイトを公開しました。つまり、今日は「Webの誕生日」だったんですね*1

私たちの生活を変えたWebも今年で23歳。23年前の今日、歴史が変わったんですね。


20年前のお誕生日

でも、ふと思うんです。

今でこそみんなが祝ってくれそうなWebくんですが、彼にもきっと1歳や2歳の時があったはずだと。でも、1歳や2歳の誕生日には、どれほどの人が集まって祝ってくれたのだろうかと。

実際には歴史の転換点だったWebの0歳の誕生日(つまり、本当に生まれた1991年8月6日)、これが「歴史を変えるかもしれない」と信じたのは、ティムだけだったかもしれません。

その時点で、ティムの歴史は変わっていたけど、周囲の人たちの歴史は変わっていなかったはずです。

誰が振り返るわけでも、誰が褒めてくれるわけでも、うまくいく確証はなくとも、可能性を信じて、育み育てたティムという父親がいたからこそ、Webは色んな人たちにとっての歴史を変え、23歳を迎えられたのかもしれない。Webがない(または代替のものがある)世界も、また存在し得たかも知れないですよね。


今日も、きっと歴史は転換点を迎えてる

Webに限らず、毎日、世の中では新たなテクノロジーが生まれています。

そして私たちエンジニアは、無から有を生み出す力を持っている者として、多大な努力と勇気を払って生み出し、ひたむきに育て、そして楽しみます。

技術に限らず、新たな思想、新たな友情、新たなビジネス、そして新たな生命。

常に私たちは可能性を生み出しながら、その結実や発展を希求する日々の歩み進め、時折迷って頭を抱えたり、振り返っては「充実感」や「しあわせ」という意味を見いだし、また前を向いて歩き出すのでしょう。


2014年8月6日

今日、私の歴史を変えてくれたすべての「新たな存在」と、

その誕生に持てる勇気と能力と努力とを払ってくれたすべての方に、こころから感謝。

*1:その基礎となる論文を書いた3月なども「誕生日」と言われることがありますが、Wikipedia等の情報による、一般的には世の中にお披露目された8/6が誕生日となされているとのこと

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