サーレス退団とホベルト契約

横浜は5月15日にFWサーレスの退団を発表、続いて昨日、MFホベルトとの契約を発表しました。
今の横浜の悩みどころ、センターラインの補強に着手です。

FWサーレス選手退団のお知らせ
横浜FCでは、5月15日(土)をもって、FWサーレス選手(23)が退団することとなりましたので、お知らせいたします。

サーレス(Joao Francisco de SALES / FW 23歳)
■生年月日:1986年6月9日(23歳)
■身長/体重:183cm/75kg
■出身地:ブラジル
■国籍:ブラジル
■チーム歴:タナビFC(ブラジル)-アメリカFC(ブラジル)-ADサンタカエターノ(ブラジル)-FCスロバン・リベレック(チェコ)-SEVオルトランジア(ブラジル)-グレミオカタンドゥベンセ(ブラジル)-ヴァンフォーレ甲府-モジミリン(ブラジル)-ベガルタ仙台-横浜FC
Jリーグ出場記録:
J2リーグ通算/36試合8得点
天皇杯/4試合0得点
※2010シーズン/J2リーグ6試合0得点
 
サーレス選手コメント
「短い間でしたが、たくさんのご声援ありがとうございました。今後ブラジルに戻りまたプレーすることとなります。これからは、ブラジルから横浜FCの事を応援しています。ありがとうございました。」

オグリのパートナーとして特にセンターでのポストプレーを期待された選手。
しかしオグリの期限付き移籍が決まるまでは9番を付けることが決まっていて、いわば今年のFWの「軸」としての活躍が期待された選手でした。
横浜FWではあとは西田しか駒がない、ポスト役を担える選手として期待しており、岸野監督も開幕から結果が出なくてもけがの時以外は8節まで粘り強く使い続けたのですが、その後途中交代で結果を出してきた西田にその座を奪われていました。

プレー内容についても、ポスト役よりも左右に流れるプレーが多く、仕掛けも少なく、外国人選手としては端で見ていても不満の残る内容でした。
本人としても9番から37番への背番号変更や自分の処遇で不満があったことでしょうし、クラブとしても、補強の必要がある中外国人選手枠の問題で何らかの動きをせざるを得ない中での結果だと思います。

残念ですが、まだ23歳。
これからの伸び代もまだまだある選手だと思いますので、今後の活躍を祈りたいと思います。

MFホベルト選手加入のお知らせ
横浜FCでは、新戦力として2009シーズン、大分トリニータサガン鳥栖でプレーをしていましたMFホベルト選手(31)の加入が決定しましたのでお知らせいたします。
なお、ホベルト選手は5月19日(水)午前中(9:30)のトレーニングよりチームに合流いたします。

No.3ホベルト(ROBERTO Julio De Figueredo / MF 31歳)
■生年月日:1979年2月20日(31歳)
■身長/体重:180cm/77kg
■出身地:ブラジル
■国籍:ブラジル
■チーム歴:ポンチ・プレッタ(ブラジル)-アビスパ福岡-大分トリニータ-サガン鳥栖-大分トリニータ
Jリーグ出場記録:

ホベルト選手の背番号は3番となります。
 
ホベルト選手コメント:
横浜FCでサッカーをする機会を与えていただいたことにとても感謝しています。試合で良い結果を出すためにこのチームにきたので、選手達とコミュニケーションをしっかりとってチームのために戦っていきたいと思っています。応援よろしくお願いします。」

サーレストの契約を解除してまで空けた外国人枠で、ハヤをボランチで使うまでに困り果てた、横浜のセンターラインを強化すべく、ホベルトの獲得に出たわけですね。
3番って空き番号だったんだっけ?と発表されて気づきました。

福岡はキャプテンも務め、チームのJ1昇格に貢献し、大分ではエジミウソンとのドイスボランチでチームの躍進を支えたプレーヤーです。

横浜ではシルビーニョとのコンビが予想されます。
ゲームメーカータイプのシルビーニョ、アンカータイプのホベルトという役割分担が可能だと思いますし、横浜の中盤にはまってくれることを期待しています。

よろしくお願いします。