八つ墓村とは

『本陣殺人事件』(1946年)、『獄門島』(1947年)、『夜歩く』(1948年)に続く名探偵金田一耕助シリーズ長編第4作。
小説『八つ墓村』は、1949年3月から1950年3月までの1年間、雑誌『新青年』で連載、同誌休刊を経て、1950年11月から1951年1月まで雑誌『宝石』で『八つ墓村 続編』として連載された。1952年に「第5回探偵作家クラブ賞」候補にノミネートされる。
作者は、戦時下に疎開した岡山県での風土体験を元に、同県を舞台にした幾つかの作品を発表しており、研究者の間で「岡山編」と呼ばれることもある。本作は『獄門島』や『本陣殺人事件』と並び称される「岡山編」の代表作である。また、山村の因習や祟りなどの要素を含んだスタイルは、後世のミステリー作品に多大な影響を与えた。
物語は、冒頭部分を作者が自述、それ以降を主人公の回想手記の形式で進行する。冒頭に登場する「村人32人殺し」は、岡山県で実際に起こった津山事件がモデル。村の名前も実在した近隣の地名、真庭郡八束村(現在の真庭市蒜山)が元。犯人が猟銃と日本刀で殺戮の限りを尽くすシーンは衝撃的かつ印象的で、センセーショナルな殺害シーンの多い横溝作品の中でも特に際立っている。
登場人物が非常に多く、人物相関が入り組んでいる上、トリックが複雑で巧妙なことから、映像化作品はいずれも大幅な改編省略を余儀なくされており、特に里村典子(さとむら のりこ)は、事実上のヒロインであるにもかかわらず、1951年の松田定次監督作と1996年の市川崑監督作の各映画版と2008年の関智一演出の舞台版に登場する他は削除されている。

ガキの頃

母の実家に泊まりに行くと
祖父に銭湯に連れて行ってもらっていた。

昔ながらの銭湯で脱衣所の傍らに
扇風機とマッサージチェア
置かれていて、湯上りのひと時を
過ごしてたなぁ。

そこに当時上映してる映画のポスターが
張ってあって、いく度に代わってたので
次は何かと楽しみにしていたものだ。

ただ、そこで見たポスターで強烈に印象に
残っているのがある。

八つ墓村
白い顔が浮かんでるのがトラウマ物だった;

他にもいろいろ覚えてはいるが、
これが一番強烈だったなぁ。

ちなみに映画自体は大人になってから見た。
ふと突然思い出してね。

まさかミステリーだったとはな。
てっきりオカルト物だとおもってたよw