アナザーセンチュリーズエピソード 3 ザ ファイナル

アナザーセンチュリーズエピソード 3 ザ ファイナル

ストレス解消にはやっぱり無駄に破壊衝動を発散させられるゲームが一番だよね!!


ということで世界樹2なんかより余程早くクリアしてしまいました。
いやあのね、爽快だけじゃなくてストーリーのクロスが鬼ヤバイ。スパロボWと同等以上に素晴らしい。
序盤は良くある「ナデシコ×マクロス×ガンダム×ドラグナー」なスパロボ世界で、中盤ちょっと劇場版ナデシコリーンの翼が混ざるルートもある程度なのだけれども、異世界跳躍系ルートがエウレカセブン×真ゲッター地球最後の日×ガンダムX×キングゲイナーが何の違和感も無く見事に成立している美事極まりない世界観を実現しているのです。エウレカセブンの大ファンの私としてはこいつがメインになっているスパロボというだけで十二分に価値がありました。
加えて原作イベントを他作品のキャラクターを加えてアレンジ再現しているものだから、つい先が知りたくなってズルズル面を進めていくといつの間にかラスボスになっているという状態。
何しろ「アレ」が再現されているのに自機として使うには熟練度をフルコンプしないといけないからついついコントローラが手の中に。
中でも特に印象に残るのが「エウレカ奪還シーンをバックに時間稼ぎ」と「心を表に出すオーバースキル」。
後者はド青春真っ只中カップルが三つも四つもあるものだからハイパーニヤリングタイム発動。これのおかげでキングゲイナーをちゃんと見なきゃいけないな、と思わされました。
今なら結構値段が下がっているので蝶☆お勧めです。

ガウガウわー太2 (3) (IDコミックス REXコミックス)

ガウガウわー太2 (3) (IDコミックス REXコミックス)

地味に進展してます恋愛模様。流石にこの子はアグレッシブだ。
そしてとんでもないところで寸止めされてまた身を捩る。


トライガン・マキシマム 14 (ヤングキングコミックス)

トライガン・マキシマム 14 (ヤングキングコミックス)

とうとう完結した「ラブ&ピースのうた」。
映画化が靖子にゃんの脚本で決定しているそうで封切られたら音速で見に行く。


シグルイ 10 (チャンピオンREDコミックス)

シグルイ 10 (チャンピオンREDコミックス)

今回は書き下ろしが少なかったですがその分現行の連載が悪性変異。
生えても違和感を感じさせない、それが若先生クオリティ。


もやしもん(6) (イブニングKC)

もやしもん(6) (イブニングKC)

ぬいぐるみ欲しかった。
一冊で色々と決着が付く巻で、今までの中では一番読み終わったときにカタルシスが走る構成になっておりました。
72話ラストの見開きなどは鳥肌ものですよ。


金剛番長 1 (少年サンデーコミックス)

金剛番長 1 (少年サンデーコミックス)

言わずと知れた。
もう一周して新しい作風なので今後の動向に超期待してるんですよ。


ひだまりスケッチ (3) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (3) (まんがタイムKRコミックス)

宮ちゃんが回を増すごとに愛しくなっていきます。
ああご飯作ってあげたい。


トリコロMW-1056 1 特装版 (Dengeki comics EX)

トリコロMW-1056 1 特装版 (Dengeki comics EX)

海藍氏の絵は 本当に 肉々しくエロい な


特装本のツエルブは完全に「海藍成長日記」と化しておりました。画力上達の軌跡を追え。
ファンにとっての貴重な資料だということは認めますが、正直純粋に作品として面白いのはトリコロの取りこぼしと「ママはトラブル標準装備」中盤以降、「ゲンキのクスリあります」「そら色レシピ」あたりからでした。
というか電撃帝王に載ってた書き下ろしは収録されてないのね(泣)
……いやでもよく考えたらこれで¥400なんですよね(通常価格¥800だし)。なんという食玩のプラモ的リーズナブルさ。

「にわちゃん!お薬苦いかもしれへんけどがんばって飲むんよ!?」

時折フォローしきれないボケがあるなぁ……(笑)

まさにクライマックス。最早完全にゲリラ戦法をとるしかなくなったデ・ダナンの面々の追い詰められていく様が終わりは近いと告げている。
ついに明かされたウィスパードの謎とか、こういうの大好きなんですよ。すっげーゼノギアス思い出したけど(笑)。
個人的に抱えている作品のテーマに近いので、結末に期待。


んで出オチ死亡フラグは半分くらい諦めの境地。いや、流れとしてはおかしくないけれども中途が完全にすっ飛ばされてたもんなー!(笑)今までそれらしい気配が微塵も感じられなかったもんなー!そりゃ死亡フラグにもなるよなー!
ロックオン兄さんともども無茶しやがって


「くりむちゃんの最期の言葉は『ふぅ、あぶなかったあ』でした」
「油断した!」
「くりむちゃんの人生は、夢オチでした」
「誰の!」
「くりむちゃんは陰で『頭がアレな子』と呼ばれているのに、終ぞ気付きませんでした」
「酷いっ!」
「くりむちゃんは、実はくりむちゃんではありませんでした」
「なんか一番怖いわそれ!」

口コミ人気に押されて買ってみましたがこれは良い。
ぶっちゃけ「内容は無いよ?」という感じなのですが、完全にノリだけを重視して作られた、時事ヲタネタ満載会話文の応酬はそれを補って余りあるだけのテンション発破に成り得ます。
かと言って単にヲタ主人公の暴走を楽しむというだけではなく、さりげなくしんみりとさせる背景が存在しているという部分もポイント高し。
バカテスと並んで将来有望株でしたとさ。


マップス ネクストシート 3 (Flex Comix)

マップス ネクストシート 3 (Flex Comix)

名前を知っている方だけでも「秋津透」「新城カズマ」「古橋秀之」「三浦健太郎」「村枝健一」の手によるマップスアンソロジー
買え、としか言えません。
特に笹本祐一のエピソードの原作ノベライズっぷりは見事。雰囲気そのままに艦隊戦の描写が魅力的に仕上がっているのですよ。


ネクストシートはあとがきのアシスタントの意見に激しく同意。


零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)

零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)

名前だけは出てきていた零崎一賊三天王最後の一人、零崎曲識のエピソード。
戯言シリーズ外伝とも言うべき人間シリーズの三番目なのですが、理由は良く分からないけれどもこの本で私は曲識兄ちゃんに心底惚れた。
「感情表出が少ない」「クールぶった天然」「基本的に徹頭徹尾格好良い」「音使い」「制限付きの最強クラス」「零崎の中では珍しくマトモ系」とか様々に燃え要素はあるのですけれども、多分一番大きいのはラストフルラストで見せた「脇役が初めて主人公になった瞬間」が余りにも輝いていたからではないかと思われます。
その時、生涯でただ一度きりの――――




余談だけれども、「ランドセルランド」の巧さは西尾維新の言霊の中でも結構上位に来ると思った。