互いの利害関係が一致した

ザッケローニ氏が就任会見「チャンスがきて嬉しかった」
サッカー日本代表の次期監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏(57)が31日、都内で行われた就任記者会見で「(日本を率いる)チャンスがきて嬉しかった」と現在の心境を語った。
同氏は日本代表を率いることについて「日本協会から話が来た時に、すぐにでもチャレンジしたい気持ちになりました。これから仕事はたくさんある。喜んでやっていきたい」と抱負を述べたが、「関係者やファンからサポートが必要だ」と周囲の協力も求めた。
就任要請を受諾した理由を「(イタリアの)セリエAは一番激しいリーグで優勝も遂げたが、さらに大きな挑戦を経験するには代表監督の仕事をしたかった」と明かし、「日本と一緒に伸びていける」と代表チームの成長を期待した。
また、原技術委員長は会見の冒頭で「昨日、正式に契約合意しました。今の日本に合った、レベルを上げるためにじっくりと監督選びをしました。そういう中で日本のサッカーの現状を良くしていくことができると思い(ザッケロー二氏)と契約しました」と契約までの経緯などを話した。
ザッケローニ氏は30歳で指導者の道を歩み始め、セリエひと筋。98−99年シーズンにはACミランセリエA優勝に導き、その後もインテル・ミラノユベントスといった名門の監督を歴任した。堅守を軸とするクラブが多いイタリアにあって、攻撃的なサッカーを志向。06年のトリノ監督時代にFW大黒(現FC東京)を指導したこともある。
サンケイスポーツ - 8月31日14時13分)

これから先のことを考えれば、どうしても有名どころの監督を押さえておきたかった日本。
過去の人で終わりたくなかったザック。
出発点の違いが、ボタンの掛け違いにならなきゃいいけど。

快挙であり、冬の時代

中京大中京・宮市 アーセナルと5年契約…ベンゲル監督ベタ惚れ
U―19日本代表FWで、愛知・中京大中京高3年の宮市亮(17)が、イングランド・プレミアリーグの名門アーセナルから来季入団の正式オファーを受けていたことが30日までに分かった。同チームのベンゲル監督が将来性にほれ込み、5年もの長期契約を提示。本人も近日中に入団同意書にサインする意向で、実現すればプレミアリーグと契約した初の高校生選手となる。
海外か国内かで進路が注目されていた宮市が、アーセナルから正式オファーを受けた。今月1〜13日に参加した同チームの練習でベンゲル監督から高く評価され、帰国の際は「ここがお前の家だ。早く戻ってこい。英語も勉強しておけ」と声をかけられたという。
宮市は183センチと大柄だが、高い技術と50メートル5秒台の快足から繰り出すドリブル突破が持ち味。身体能力で1対1の勝負ができる日本人離れした逸材で、ポルトガル代表MFのクリスチアーノ・ロナウドに似たタイプの選手だ。
今年1月にはドイツ・1FCケルンの練習に参加。今月中旬にはオランダ・アヤックスの練習にも合流。他にもイタリアのACミランや、本田圭佑が所属していたオランダのVVVも興味を示していた。国内では世代交代を図る鹿島や地元の名古屋がオファー。浦和も獲得に乗り出していた。最終的にはアヤックスとの争奪戦になっていたが、「向こうより必ず10ポンド多い(=高く評価する)金額を提示する」というアーセナル側の熱意に決意を固めた。
アーセナルは若手有望株を獲得して育成することを得意とする。16歳で契約し、スペインで腕を磨いたFWカルロス・ベラ(メキシコ)のように、他チームへのレンタルで成長させる可能性もある。関係者によると「ベンゲル監督がその筋道をつける」という。
正式な契約は18歳になる12月14日まで結べないため、近日中にサインするのは入団を同意する仮契約になる。アヤックスの練習中に左足を負傷したが、契約には問題ない。4年後のW杯で世界と戦う若き人材が、海の向こうで力をつける。


アーセナルFC 英ロンドン北部が拠点で、1886年創設。プレミアリーグ13度、FA杯10度、リーグ杯2度の優勝を誇り、05―06年シーズンには欧州チャンピオンズリーグ準優勝。本拠地は06―07年シーズンから使用するエミレーツ・スタジアム。愛称はガンナーズ(兵器工場の労働者が結成したことから)。ベンゲル監督は1996年就任。
◆宮市 亮(みやいち・りょう)1992年12月14日、名古屋市生まれ。17歳。サッカーを始めた小3から中3まで「シルフィードFC」でプレー。中京大中京高進学後は1年からレギュラーとして活躍。U―15から日本代表にも選出され、昨年10月末のU―17W杯では2試合に出場し、1アシストを記録。今年の全国高校選手権は初戦の2回戦で神村学園に2―10で大敗し、無得点だった。183センチ、70キロ。血液型O。家族は両親と弟。
(スポーツ報知 - 8月31日8時1分)

日本人選手が欧州のマーケットで目をつけられ始めている。
それは「通じる」という快挙でもあり、同時に、Jの各クラブ・・・たとえば鹿島アントラーズマンチェスターユナイテッドに勝たなければならない時代が来てしまったことを意味する。
試合にだけ勝てばいいわけじゃない。
マーケットでも。

アナーキーインザU.S.S.R

ロック会場にスキンヘッド集団乱入、死傷者多数
ロシア・ウラル地方のミアスで29日夜、ロックコンサートに集まっていた約3000人の群衆にスキンヘッドの若者らが乱入し、鉄パイプやこん棒で暴行を働いた。
ニュース専門テレビ「ロシア24」によると、14歳の少女が死亡し、多数の負傷者が出た。
動機などは不明だが、ロシアでは近年、外国人排斥を訴えるスキンヘッド集団など極右組織が、中央アジア諸国の出身者らを狙う犯行が相次いでいる。
(読売新聞 - 8月31日0時1分)

ふざけるなとしか言いようがない。
ただ暴れたいだけだろ。
それで命まで奪うなんて・・・。

やっぱり桑田は凄かった

オリコン桑田佳祐前人未到の5年代連続シングルTOP3入り
今月初めに初期の食道がんの手術を受け、22日に無事退院したミュージシャン・桑田佳祐のニューシングル「本当は怖い愛とロマンス」(25日発売)が、発売初週に11.0万枚を売り上げ、9/6付週間シングルランキング2位に初登場。1970年代にサザンオールスターズとして記録して以来、5年代連続でシングルTOP3入りする前人未到の快挙を達成した。
1970年代はサザンオールスターズで、1980年から2000年代にかけてはサザンオールスターズとソロでそれぞれシングルTOP3入り。今回、2010年代最初のソロシングルが2位となり、中島みゆき(1970年代〜2000年代)と氷室京介(1980年代〜2010年代)の「4年代連続」記録を更新、史上初の「5年代連続シングルTOP3入り」記録を樹立した。
今作の初週売上は、前作「君にサヨナラを」(2009年12月発売/初週7.1万枚)を上回ったうえ、「明日晴れるかな」(2007年5月発売/初週16.8万枚)以来、3年ぶりに初週10万枚を突破。復帰に向けて療養中の桑田に朗報となった。
今作は、女にバッサリ捨てられる男の悲哀を描いた「本当は怖い愛とロマンス」と、フジテレビ系『めざましテレビ』テーマソング「EARLY IN THE MORNING」、今年3月に東京・日本武道館で開催されたイベントのライブ音源6曲の計8曲を収録した。
オリコン - 8月31日4時0分)

すでに存在自体が前人未到の領域に入っちゃってますし(笑)
おめでとうございます。

頭痛は私も気になる

遺伝子変異が片頭痛発症に影響
特定の遺伝子の変異が、片頭痛発症のリスクを著しく増大させることを示す新たな研究が発表された。繰り返し起こる激しい頭痛である片頭痛の原因の解明と新たな治療法の開発に光が投じられる可能性が出てきた。
慢性的な片頭痛に悩む人は世界で3億人を超え、女性の約6人に1人、男性の約12人に1人がこの症状を抱えているという。ミネソタ州ロチェスターにあるメイヨー・クリニックによれば、激しい頭痛に加え、吐き気や、光や音に対して過敏になるなどの症状をを併発することも多い。(
今回、片頭痛に関連する遺伝的異常をすべて洗い出すことを目的として、国際研究チームがフィンランド、ドイツ、オランダに住む2700人を超える片頭痛患者のゲノム(遺伝情報)と、片頭痛の症状の無い1万人を超える人のゲノムの比較を行った。その結果、片頭痛患者の25%から隣接する遺伝子の活動を抑えるとみられる遺伝子の変異が見つかった。この遺伝子は、神経伝達物質であるグルタミン酸に影響を与えるEAAT2と呼ばれるタンパク質を制御することが確認されている。
神経伝達物質とは、脳細胞の間で信号を伝える化学物質である。EAAT2タンパク質は通常、機能を終えたグルタミン酸を除去する役割を担っている。グルタミン酸は哺乳類の脳の中に最も多く存在する神経伝達物質である。
研究チームはさらにアイスランドデンマーク、オランダ、ドイツに住む約3200人の片頭痛患者とおよそ4万人の健康と思われる人とを比較して、この遺伝子の変異が片頭痛と関係していることを確認した。研究チームによれば、過去の調査では特殊な型の極端に激しい片頭痛を引き起こす変異が発見されたことはあるが、遺伝子の変異と一般的な片頭痛の症状との関連が明らかにされたのは今回が初めてだという。
過去の研究では、EAAT2の制御に伴う問題をてんかん精神分裂病、さまざまな気分障害や不安障害などの脳障害と関連付けていた。
今回の研究結果は、グルタミン酸が脳内に蓄積されることが片頭痛の原因であり、グルタミン酸の蓄積を防ぐことで片頭痛の発症を抑えることができる可能性があることを示している。
研究の共著者でイギリスのウエルカム・トラスト・サンガー研究所の国際頭痛遺伝子コンソーシアム会長のアアルノ・パロティエ氏は、「グルタミン酸を阻害する薬は現在でも存在し、その一部はてんかん性発作の治療やアルツハイマー病などの神経変性障害の治療に使われている」と語る。「しかし、それらが片頭痛対策になるかどうかは別の問題であり、その答えも見つけたい」。
ヨーロッパ人の間ではこの遺伝子の変異は片頭痛を持たない人の19パーセントにも発見されているので、片頭痛発症につながる要因の1つにすぎないとも考えられる。「今後も研究を続けて、片頭痛発症につながる遺伝子を他にも特定できるかどうか、そしてそれらの遺伝子はグルタミン酸を巡る一連の化学反応の一部なのか、それとも片頭痛を引き起こす経路が他にも存在するのか、解明したい」とパロティエ氏は語る。
この片頭痛と遺伝子変異の関連についての研究は、『Nature Genetics』誌がWebサイト上で2010年8月29日に発表した。
Charles Q. Choi for National Geographic News
ナショナルジオグラフィック式日本語サイト - 8月31日(火)14時59分)

ナショナルジオグラフィックの記事はよくのっけてますけど、まさか頭痛ネタで引用することになろうとは・・・