「交渉カード」

北ミサイル、挑発にいらだち 緊張いつまで「標的の地」厳戒
■東京・大阪・名古屋・横浜・京都…「日本全土が報復の対象」
「日本全土はわれわれの報復行為の対象になることを避けられない」。中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射する構えの北朝鮮は10日、朝鮮労働党の機関紙で東京や大阪など5都市を挙げ、日本を強く挑発した。3月末にも在日米軍基地がある地名を「射撃圏」と威嚇。「不安をあおるな」。名指しされた自治体は挑発の度合いを強める北朝鮮の動向にいらだちながら、警戒を続けた。
北朝鮮朝鮮労働党機関紙、労働新聞が3月31日に「米軍の前哨基地」として「われわれの射撃圏にある」と攻撃対象に挙げたのは、在日米軍基地を擁する神奈川県横須賀市青森県三沢市沖縄県。各自治体では10日、防災担当者が対応に追われた。
「私たちができることは、爆風や破片を直接受けないように建物の中に入ることです」。横須賀市は、こんな注意を呼びかけるファクス文書を、市内の小中学校や病院、企業など約4100カ所に送信した。
文書では、緊急情報を国から自治体に伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)の仕組みも紹介。「いつ何が起きるか全く分からない状態なので情報提供した」(担当者)という。
ヒドラジンの危険性は承知しているので、消防と連携し、住民の避難や立ち入り禁止地域の設定を想定している」と話すのは、三沢市の防災担当者だ。
北朝鮮のミサイルに使われているとみられる、非対称ジメチルヒドラジンは毒性が強く、気化したガスを大量に吸うと死亡する可能性もある。このため三沢市消防本部幹部は「(落下地点の)風下に行かないよう住民を避難させ、二次被害の防止に努める」と語る。
沖縄県も不測の事態に備え、県内の各自治体にJアラートの作動確認などを指示した。だが、住民への注意喚起は見送り、静観の構えだ。担当者は「あまり過敏になって県民に動揺を与えないよう考慮しなければならない」と話す。
10日の労働新聞は東京と大阪のほか、名古屋、横浜、京都を挙げて挑発をエスカレート。横浜や横須賀と同じ神奈川県内にあり、在日米陸軍司令部が入る中枢拠点「キャンプ座間」が立地している座間市も危機感を強める。「ミサイルが着弾した場合の被害想定もなく、どこが安全か検証もできていない。市民12万9千人をどう避難誘導すればいいのか」。座間市の担当者は頭を抱える。
沖縄県の担当者は「これ以上、国民の不安をあおるような行為は慎んでもらいたい」と度重なる挑発にいらだちを募らせた。
産経新聞 4月11日(木)7時55分)

何を報復するのか??

夏だけが長くなった

鎌倉の海水浴、今年は9月上旬までOK 開設130年で初
今年は9月まで海で泳げます−。神奈川県鎌倉市は今年の海水浴場開設期間を、従来の8月末までから9月上旬までに延ばす。気候変動に伴う梅雨の長期化と秋口までの猛暑が常態化し、9月上旬まで海水浴客が訪れると判断した。開設期間を9月上旬まで延ばすのは、「130年の歴史を誇る鎌倉の海水浴場で初めて」(市観光商工課)という。
市内には、由比ガ浜材木座▽腰越−の3つの海水浴場があり、市は監視員配置などの安全管理業務を担っている。開設期間は例年7月1日〜8月末までの2カ月間だが、7月上旬は梅雨の時期と重なる上、近年は猛暑の影響で海水浴場が閉鎖された後の9月に入っても海水浴客が訪れることから、「安全確保の面でも開設期間の延長が必要」(同課)と強調する。
海の家を経営する鎌倉中央海水浴場組合でも「以前は盆過ぎからは客足が下火になったが、最近は8月下旬以降もにぎわう傾向にある」(松石健宏組合長)。
鎌倉市内の場合、開設期間中は海水浴客の遊泳が優先されるため、通常、サーフィンやウインドサーフィンといったマリンスポーツは午前9時から午後5時までの間は制限される。しかし、9月1日以降は海水浴場の一部を区切り、サーフィンなども楽しめるようにして、「マリンスポーツ関連業者との共存を図る」(同課)考えだ。
市内の海水浴場の入場者数は約113万7千人(平成24年度)と東日本大震災による自粛が薄まったこともあり、前年度比25・6%増となったが、過去10年の平均は89万人程度で、海水浴客の底上げが課題になっていた。
鎌倉の海水浴場は明治17(1884)年に保養目的で開設、今年で130年を迎える。明治初期に医師が海水浴を実際に行い、効能をまとめたとする手記の存在も明らかになっており、国内海水浴発祥の地の1つとされている。
産経新聞 4月11日(木)9時17分)

温暖化のねじまがった効果、ですか。

14,000年前の煮物の味

土器の煮炊き跡、世界最古=1万4000年前、北海道の縄文式―日欧チーム
北海道帯広市の大正遺跡群「大正3」遺跡で発掘された約1万4000年前の縄文土器片から、海産物を煮炊きした焦げかすが見つかったと、日欧研究チームが10日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。土器を煮炊きに使った証拠としては世界最古で、海産物は川をさかのぼったサケ・マス類の可能性があるという。
この研究はオランダ・フローニンゲン大のピーター・ジョーダン博士らが、土器は狩猟採集時代にアジアから欧州に伝わったとみて行っている調査の一環。中国江西省の洞窟遺跡では、世界最古の2万〜1万9000年前の土器片が見つかっている。 
時事通信 4月11日(木)2時7分)

海水使えば塩分もとれますもんね。
今の煮物よりうまかったりして?

降格時から言われていたこと

危機意識の足りないガンバ。J2での苦戦は必然か
■ようやく理想型が見えた2列目
「札幌戦ではいいサッカーが出来たので、それを継続出来るかどうかがこの試合のポイント」。長谷川健太監督が戦前語ったように、今季初の連勝を賭けた東京V戦は、復調の兆しを「確信」へと変える絶好の場だった。
結果はシュート17本を放ちながらのスコアレスドロー。往々にして、ネガティブな印象がつきまとう無得点の引き分けではあるが、指揮官が「一つ決まれば立て続けに入る形を作っていた」と一定の満足感をにじませれば、遠藤保仁も「本当にフィニッシュの部分だけ」と前向きに試合を振り返った。
「3点取らないと勝てない守備をまず改善したい」とキャンプ中から、守備戦術の浸透に力を注いだ反面、攻撃に関しては「基本的に自由にやらせている」と選手たちの自主性を重んじた指揮官ではあったが、ようやくにして見えた理想型が札幌、東京Vで見せたセカンドラインの配置である。
「キーマンは二川と家長」(長谷川監督)。2列目が適正ポジションとは言えない阿部浩之に代わって、家長昭博が右のワイドを託されると機能不全に陥っていた右サイドが一転してストロングポイントとして相手を脅かす。「僕はどちらかというと、前に急ぎたがるタイプだけど、アキ(家長)がいれば、そこでタメが出来る」(二川孝広)。
東京V戦の前半は、相手のワンボランチの両脇にあるスペースに面白いようにつけ込み、放ったシュートは実に10本。たられば、は意味をなさない事は承知しているが、ピッチで対峙した高原直泰も「チームが今までに経験した事がないパス回し」と素直にシャッポを脱いでいた。
■選手から聞こえてくる、昨季と同じような言葉
西野朗元監督時代から、個任せだった守備(当時の圧倒的な攻撃力を考えれば、理にかなっていたスタイルだ)に、確かな守備戦術を確立しつつある上に、2年目の西野貴治が独り立ちし始めるなど、長谷川色は確実に浸透しつつある。
ただ、チームは忘れていないだろうか。屈辱のJ2降格を強いられた昨シーズン、わずか1つの勝ちに泣いたことを。猛攻を見せながら、決定力に泣いた最終節の磐田戦のことを。
「決定機はあったので、それを決めれば何の問題もない」(遠藤)。「前半点が取れなかったことが引き分けに終わった原因」(藤春廣輝)。似たような言葉は、まだ危機意識に欠けていた昨シーズンの半ばに幾度となく耳にした。
神戸が首位を快走している上に、G大阪にはコンフェデレーションズカップの前後に遠藤と今野泰幸が離脱するという潜在的な懸案事項がつきまとう。しかも、昨季3度の途中離脱を強いられた加地亮のバックアッパーにも未だ目処がつかない有り様だ。
昇格だけが目的ならば、目くじらを立てることはないのかも知れない。ただ、「優勝してJ1に昇格する」「ぶっちぎりで昇格したい」(長谷川監督)のならば、序盤の取りこぼしはもはや許されまい。
「一番やってはいけないゲーム。これで負けていた可能性もあったので決めるところは決めないといけない」という家長の言葉をチーム全体で反芻できるかどうか――。
リーグ戦は、早くもその2割を終えている。
フットボールチャンネル 4月11日(木)9時37分)

戻ってこれないチームの、負のスパイラルに完全にハマってしまった姿が見える。