名古屋・核融合研究所取材

こんばんは。いよいよシンポジウム「宇宙の核融合・地上の核融合」が来週21日に開催されます!これに先立ちまして立花ゼミでは昨日から開催までの7日間、毎日ゼミ生による取材記をお送りいたしております。

2番手は僕、渡辺周介です。

僕は科学や本を読むことが好きですが、食べることはそれより好きです。と、いうことで「食べ物」に焦点を置いた取材記を紹介します。
それでは、どうぞ!

3月4日

朝ごはん(アジの干物)を食べて、家を出る。
10時ごろ、東京駅から新幹線のぞみに乗り、名古屋へ。
新幹線の車内販売ではアイスを買う。260円と高価なのだが、それだけの価値は十分にある、濃厚なミルクの味わいが売りだ。

12時ごろ、名古屋着。ここの駅のホームできしめんを食べる。

乗り継ぎ時間の計算を間違えたため、3分で食べることに。
猫舌の私は全て食べきれず。(一緒に食べに行った酒井君は完食)
半分残った天ぷらに未練を残しつつ電車に飛び乗ると、加藤君がちゃっかり「鳥飯」を買って食べていた。



14時ごろ、核融合研に到着。早速施設を見学する。
ここの研究所では、プラズマを閉じ込めるためにgoogle:大型ヘリカル装置](Large Helical Device:LHD)を使っています。この日はLHDのほか、モニタールームや周辺装置を見せていただきました。施設内はとても広く、機械がゴチャゴチャと立ち並ぶ工場と言った印象を受けました。LHD自体はねじれ[[ドーナツ]をほどいて普通のドーナツの形に戻したような感じ。


夜。名古屋名物・ひつまぶしをごちそうになる。

表面をカリカリに焼かれたうなぎは、それだけで衝撃だった。関東生まれの僕にとって、うなぎは蒸すものだと思っていたからだ。もちろん味の方も最高で、ゼミ生一同、舌鼓。
一杯で3度楽しめるのが、ひつまぶし。3回目は、うなぎ飯の上にだし汁をかけたお茶漬けスタイル。うなぎの旨みをさっぱりとしただし汁が引き立てる、絶品の味わい。


まさにうなぎとだし汁の、核融合や〜!!

(…スイマセン、やってみたかったんです。)



ゼミ生一同、おいしく頂きました。ありがとうございました。
ひつまぶしの感動覚めやらぬ中宿泊施設に帰り、今日の反省や明日のことなどを話して、寝る。

3月5日


朝。研究所の食堂でご飯。モーニングを食べる。


この日はシンポの発表内容について取材をしました。
一口に核融合を起こすと言っても、そのためには様々な技術が必要です。反応を起こせるプラズマを作るには、一億度以上に燃やす技術が要る。プラズマを閉じ込めるための磁場を作る、電磁石が要る。プラズマの状態を調べるためには、データの分析が必要。どれを取っても最先端科学の粋が集められています。
たくさんの科学技術がどのように関わっているのか、非常に興味深い取材となりました。



取材後、食堂で昼食(メンチカツ定食)。うれしいことにご飯お代わり自由だった。ここぞとばかりに山盛りによそう。
昼食後は、取材の続きをして夕方ごろに核融合研を後にする。お世話になりました。
そして、帰り。名古屋駅のホームできしめんを食べる。行きで食べられなかったリベンジとばかりにきっちり完食し、帰宅。