『SRサイタマノラッパー』『モテキ』音楽監督・岩崎太整と、ジャズピアニスト船山美也子が泥酔状態にてお送りする 本格&酩酊 音楽理論講座!太整先生アカデミー優秀賞受賞!荻窪ベルベットサンに急げ!
NEXT→ 2月22日 WED 20時 START!!!

2020-01-02 ベロベロ音楽理論とは !?
ベロベロ音楽理論とは!?
泥酔状態で音楽を教える! 学ぶ!
ベロベロ音楽理論
ベロベロ音楽理論とは、2010年6月にスタートした、
荻窪のライブハウス「 VELVET SUN 」で行われている音楽理論講座。
講師を務めるのは、
映画「モテキ」で日本アカデミー優秀賞を受賞した新進気鋭の音楽監督
岩崎太整
船山美也子
のお二人。
ほかの音楽理論の講義とただひとつ違うところ、それは
講師2人が講義開始と同時にテキーラをショットで3杯一気飲みするというルール。
ひたすら具合が悪くなっていく下戸の岩崎太整先生 と
飲めば飲むほど恋愛妄想が広がる酒豪みやこ先生の繰り広げる、
笑いアリ、涙アリ、時に嘔吐アリの本格音楽理論講座なのです!
「音楽理論」と聞いて構えることなかれ!
『音楽の授業は小学校以来』でもわかる! をコンセプトに、
♪ドレミってなんぞや? というところからスタートしています。
(実際にこのブログをまとめている私は、音楽経験ゼロ。他の理論書などには一切触れず、ベロベロだけで作曲できるようになるか、実験中)
第1回目の講義の模様
さらに、時には第一線で活躍中のミュージシャンや理論家の方をゲストに迎え、
最新の理論を紹介したり、話題曲の分析もどんどん実践しています!
ドラマー服部マサツグ氏をゲストに行った「リズムスペシャル回」の模様
堀越昭宏氏に講義していただいた「宇宙サウンド」回も盛り上がりました。
もちろんゲストの方にもベロベロになっていただきます
全ての講義の模様はUSTREAMにて荻窪ベルベットサンから生中継!
誰でも参加可能! 会場での受講料はドリンク代のみ。
いろいろつまみとか出て来る回も多数。
会場で一緒に酔っぱらって学ぶも良し!
家吞みしながらPC画面で学ぶも良し! の画期的音楽理論講座!
お見逃しなく!!
ベロベロ音楽理論・メンバー紹介
太整せんせい
岩崎太整
「モテキ」「SRサイタマノラッパー」などを手がける作曲家・音楽監督。
第64回、第65回 毎日映画コンクール音楽賞ノミネート、映画「モテキ」日本アカデミー優秀音楽賞授賞
“なんかおもしろいことやってくれ!”というベルベットサンスタッフの無茶ぶりを快諾、
「ベロベロ音楽理論」を企画、立案。
番組では甘いフェイスとわかりやすい説明で女子に人気だが、ときに裏腹な毒舌とドSっぷりが鋭く光る。
みやこせんせい
船山美也子
女子には珍しいバリバリの理論派で、Lydian Chromatic Conceptを藤原大輔氏に師事。
ピアノ講師のかたわら、ライブも都内各地で開催中。
太整先生主宰のThe Cubes ではキーボードを担当。
酔うとめくるめく恋愛妄想が暴走する「オトナ女子」
OLな自分と後輩男子との恋愛妄想を数時間に渡って披露した回は伝説と化し、以来中年男性を中心に絶大な支持を得ている。
velvet sun STAFF
ベロベロ生徒
フリーライター、時々VELVET SUN店員
幼少期ヤ◯ハ音楽教室をすぐに挫折。以来音楽経験はほとんどゼロ。
ベロベロ音楽理論だけで本当に作曲がマスターできるか、実験的役割の“ベロベロ生徒”として企画参加。
講師陣の泥酔っぷりに悪戦苦闘しつつアーカイブブログを執筆している。
店長
昼はサラリーマン、夜はVELVET SUN特命店長として店を切り盛り。
Ustream配信技術には定評がある。
カメラワークに集中しているため、番組内で「転調」という単語が出るたびビクッとなる。
ノイズ中村
ミュージシャン、MC、漫画評論家にしてVELVET SUNブッキングマネージャーを務めるマルチプレイヤー
都内ライブハウス随一のホスピタリティで皆様をおもてなしする日々。
太整先生と同門下で音楽理論をかじった経験アリ。
ベロベロ音楽理論は毎回20時スタート! ドリンク代のみでどなたでも参加可能!
遠方の方はUstで、お近くの方は是非会場に足をお運びください♪
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2020-01-01
これまでのベロベロ音楽理論
まだ間に合う! 総復習はこちらからどうぞ!
これまでの ベロベロ音楽理論
第1回 『ドレミ の いろいろ』
ドレミファソラシドってなあに? 鍵盤のどこがド?どこがレ? というところから、
ドレミファソラシドとアルファベットの対応まで、初歩中の初歩からスタートした第一回!
音律の歴史、平均律と純正律とは? 最古のベストヒットはバッハの「平均律クラヴィーア」! 平均律の発明とその功罪について。
バッハをディスったら呪われて録画がうまくいかなくなり、途中映像に不具合があります。バッハ様皆様申し訳ありません。
第3回 『記譜法〜みやこ式セクシー記譜法〜』
楽譜を書くことを「記譜」といいます。昔々は五線譜以外にも楽譜があった!
その「記譜」の歴史と、現代の五線譜を書くのに必要な音符の種類、基本的な記号の名前と書き方について。
第4回 『記譜法2〜連符・拍子記号』
記譜法のつづき。連符と拍子記号の役割と書き方、使い方についてです。
割り切れないような割り切れる、音楽の不思議なリズムのお話。
第5回 『譜面は大迷路 !?』
楽譜と演奏についてのつづき。リピート記号やコーダ、ダルセーニョ……楽譜を読み進める順番を指示する記号について勉強します。
※動画に不具合があります。運営側に問い合わせ中です。
第6回 『奏法・アーティキュレーション』
どの音を出せばよいかという楽譜の読み方は大体マスターしました! 次は「どんな風に」演奏するか、です。
この回はより詳しい演奏におけるニュアンスの指示をする記号、音と音のつなぎ方「アーティキュレーション」の記号について!
第7回 『インターバル』
音と音の距離を示す“音程”のことを「インターバル」といいます。
「〜度」という言い方はこれ以降常に出て来ますから、しっかりおさえておきましょう!
さらに橋本氏自作のインターバルを可視化したソフトも登場!目で見て実感、インターバル。ちなみにみやこ先生の浴衣姿も見られます。
転調や作曲に欠かせない“音階"「スケール」について。 基本的な4つのスケールについて勉強しました。
後半は映画「SRサイタマノラッパー」のMCトムやThe Cubesメンバーによるスケールの実演!
第9回 『コード・理論編』
いよいよここまできました「コード」! これさえばっちりおさえれば、一応カタチになる演奏ができちゃいます!
しかも、コードの仕組みをきちんと理解すれば、構成音を知らなくても自分で導き出せるのです!
第10回 『コード・実践編』
前回学んだコードを駆使して、実際に曲を演奏してみます!
課題曲はバリー・ホワイトの「you're the first the last my everything 」と「ゲゲゲの鬼太郎」
さらに、記念すべき第10回を迎え、ベロベロも次なる高みへ。ついにみやこ先生が壊れます。
特別編・ミヤコ生誕祭スペシャル 『解明! 宇宙サウンド』
みやこ先生二十代最後のお誕生日を記念して開催されたスペシャル回!
ゲストに堀越昭宏さんをお招きして「宇宙サウンド」を解明していただきました。
宇宙を感じさせる音、音楽ってどうやってつくるの? なぜ宇宙っぽいと感じるの?
宇宙サウンドの謎に迫る、前代未聞の最新理論!!
第11回 『調性』
その曲がどんな王様のおさめるどんな世界を舞台にしているのか、それを明らかにするのが「調性」です!
ベロベロ放課後では、みやこ先生ブレイクのきっかけとなった、大妄想劇場が繰り広げられました。
妄想の中ではみやこ先生はいつもOL。ちょっと頼りない後輩男子とのオフィスラブをリードするデキる女です。
第12回 『4度圏』
12種類の調性を時計そっくりの図にしたもの、それが「4度圏表」
各調性間の距離感がわかりづらいという人も、恋愛のたとえでバッチリ理解できちゃうはず。
演奏にも作曲にも大活躍の4度圏表、これから音楽を始めたい人はぜひ、手の甲に4度圏タトゥーを入れよう!
第13回 『テンション』
コードにちょっとプラスしておしゃれ度をアップする、スパイスのような役割の「テンション」
テンションノートがマスターできれば、ジャズアレンジもお手のもの!
第14回 『機能和声・1〜ダイアトニックコード』
ここまでで作曲するための「素材」は揃いました!あとは曲のカタチに組み合わせるだけ。そこで活躍するのが機能。
「機能和声」とは素材をおいしい料理に完成させるためのレシピのようなもの!
ダイアトニックコードの導き方と、トニック・ドミナント・サブドミナントへの分類まで。
太整先生独自の超わかりやすい理論も登場。
第15回 『機能和声・2〜ケーデンス』
スッキリする進行ひとまとまりのことを「ケーデンス」といいます。コード進行の最小単位というわけ。
ケーデンスの種類によって、スッキリ感にも微妙に差があります。
すっきり感の強いものを主要コード、それ意外のを代理コードといいます。
第16回 『機能和声・3〜マイナーのダイアトニックコード』
マイナースケール×3をもとにしたダイアトニックコード。
メイジャーも合わせて4種類のダイアトニックコード、機能、テンションを一覧にした「ダイアトニック統合表」は超便利なすぐれもの! もってけドロボー!
第17回 『機能和声・4〜近親調』
構成音が似ている2つの調性を近親調といいます。同主調や平行調という言葉をしっかりおさえましょう。
さらに、ここまで学んだことを駆使して、オートマチックな作曲に初チャレンジ!
第18回 『はじめてのブンセキ♡ 前編』
コーダルな音楽理論については一通り学びました!
勉強したことを思い出しながら、初めての分析〜アナリーゼ〜に挑戦します!
課題曲はなんと、ももいろクローバーz「ミライボウル」!!
第19回 『はじめてのブンセキ♡ 後編』
「ミライボウル」後半の分析です。
コードも全部解析したので、この回を学ぶとミライボウル、あなたも弾けちゃうz!
第20回 祝一周年スペシャル!リズム講義 『地理+リズム=地理ズム』
若手ナンバーワンドラマーの呼び声高い、服部マサツグ氏をゲストにお招きした、超ディープなリズム講義!
倍数ビートの違い、3/4拍子と6/8の違い、ポリリズムの仕組みなど、
知りたかった・でも聞けなかった!な疑問を超わかりやすく説明していただきました!
さらに音楽会屈指の地理マニア服部先生による、民族とリズムの関係にまで肉迫!
第21回 『ドミナントモーション・1〜プライマリードミナント、セカンダリードミナント』
曲を進行させる推進力となっているのが「ドミナント・モーション」
これが使ってあるために、曲に山や谷があらわれて、最後はスッキリ!とまとまるのです。
プライマリードミナント、セカンダリードミナントまで勉強します。
番外編 『ミヤコの部屋スペシャル』
太整先生のいない間にみやこ先生やりたい放題の番外編!という名の女子会!
第22回 『ドミナントモーション・2〜モーダルインターチェンジ』
ドミナントモーションをさらに深めたエクステンデッドドミナント、そしてモーダルインターチェンジという小技。
後半にはシティ・ハンターのオープニングテーマ!懐かしくて死にそうな、岡村チャンの「SUPER GIRL」を分析!
第23回 『代理コード・裏コード』
リハーモナイズ、アレンジに大活躍の小技、裏コードを学びます!
そして分析の3曲目は、きゃりーぱみゅぱみゅ♪「PONPONPON」
第24回 『モード・1 〜 概要』
ベロベロ音楽理論もついにここまで来ました!今日からいよいよ「モード」の世界に突入です!
モード編の第一回は、新しい扉を開くのに必要な知識の復習と、「モード」の概要を説明します。
第25回 『モード・2 〜 それぞれの特徴』
モード編の第2回は、7種類の「チャーチモード」の特徴と、その特徴を成している音「特性音(キャラクタリスティックノート)について勉強します。
それぞれのモードが持つ独自の雰囲気を、みやこ先生が男性のタイプにたとえて講義!
モードが持ち込まれたことによって音楽に革命が起きた!
前半ではマイルスの「So What」に始まる、モード・ジャズの名曲をたどり、
後半ではモードの曲やるよ!という主張の方法「2コード提示」のやり方とモードならではの和音「4th voicing」を勉強します。
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2012-02-02
第26回「モード・3〜モードジャズ史・和音」
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ベロベロ音楽理論 第26回
あけましておめでとうございます!
USTの絵も新しくなりました。今年もベロベロ音楽理論、よろしくお願いします!
今日はモードの講義3回目!
実際にモードが使われている曲をたくさん聴きながら、
モード・ジャズの歴史もたどっていきます!
後半は実際にモードの曲を演奏するときの方法について、勉強しますよー!
……その前に、大ニューーーーーーース!
岩崎太整 先生
日本アカデミー賞優秀賞受賞 おめでとうございます!!!
ギャーーーーーーすごいーーーーーーーーーーーーー
というわけでベロベロ音楽理論を毎度お届けしているVelvet sunのスタッフからも
ささやかながらお祝いの気持ちをお送りいたしました( ´艸`)
太整先生の出世に伴い、なぜか反比例のごとく扱いを低くされていくみやこ先生。
新年一発目のテキーラ(×3)参ります!featuring太整先生
さらにみやこ先生が太整先生の受賞を祝して、追加(×2)!
オエー
合計5ショット……
船山美也子2012ver. 壁を越えました
というわけで、新年から縁起の良いベロベロ音楽理論、はじめます!
CHAPTER 1
…………モードの名曲を聴いてみよう
前回学んだ7種類のモードの名前と、特性音を思い出しながら
実際にモード・ジャズの名演を聴き比べてみます。
まずは元祖モードジャズ! マイルスの「So what」 をもう一度聴いてみましょ〜
1959年収録
Dが軸音のドリアンから♭E軸音のドリアンに一度だけチェンジします。
So What は、モード・ジャズで初めてレコーディングされた曲とされています。
これ以降、ジャズ界ではたくさんのモードの楽曲がつくられるようになっていきます。
次は、かなり「So What」に近い、コルトレーンの「Impressions」を聴いてみましょう。
John Coltrane - Impressions
1963年
コンセプトはSo Whatと同じく、同モードの平行移動です。
確かにこの2曲は少し似ている雰囲気!
どちらも、解決感がなく、停滞していて ふわふわ〜 っというかんじです。
次は、みやこ先生大好きというハービー・ハンコックの「処女航海」いってみます。
Herbie Hancock - Maiden Voyage
1965年
上2曲よりは、モードのカラーが変化しますが、やっぱり停滞感があります。
波に揺られて船が行くような、ゆらりゆらりと。
お次はなんだか明るそうな、マッコイ・タイナー「パッション・ダンス」
McCOY TYNER - Passion Dance
1978年
ミクソリディアンが使われています。
メイジャーモードなので明るくて楽しいかんじ。
ポスト・コルトレーンとも呼ばれるマッコイ・タイナーは未だ現役!
まさに生けるジャズ史です。
モード・ジャズがなんとなくわかってきましたところで、
次は、スタンダード・ジャズをモードで演奏するとどうなるか、聴いてみましょう!
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌、というよりは今ではもはや
「そうだ、京都行こう」のイメージが強くなってしまった♪My Favorite Things
まずは、ジュリー・アンドリュースの歌うオリジナル・バージョン
同じ曲をコルトレーンがモーダルにアレンジしたバージョンがこちら
カラーが脈絡なく変わっていくかんじがカッコイイ。
♪So What は同一モードの中で軸音を変えるという演奏法だったのに対し、
こちらは同一軸音でモードを変化させて演奏しています。
今までアナリーゼしてきた曲のように、ハイ! ハイ!とコードが変わる切れ目がまったくありません!
ずっと同じ世界にいるんだけど、カラーが変わっていく〜
それがモーダルジャズの特徴ですね。
次は、実際に曲をつくるときに
「これはモーダルな曲ですよー!」と主張する方法を勉強します!
CHAPTER 2
……2コードによるモード提示
モーダルな曲であることを主張するために
モーダルな特徴を持つ2つのコードを提示する方法です。
モーダルなコードとかってなんとも苦しい言い方ですが!
大事なので特性音についてちょっと復習。
前回のまとめでイオニアンとエオリアンには特性音なしと書きましたが、
他と比べて特徴的ということで、イオニアン=ナチュラル4度、エオリアン=♭6と理解します。
これが、Cイオニアンのときのダイアトニック・コード
黒い音符が特性音です。
Cイオニアンの特性音はF。
ダイアトニック・コードのうち、
モードにとって相性の良いコードと、相性の悪いコードにわけられます。
イオニアンの特徴が出てるというわけだから、当然、
特性音を含むコードは相性が良い、ですよね。
ここまでで、使えそうなコードは、ファを含む
Dm7 ・ FM7 ・ G7・ Bm7b5
の4つに絞られました。
次に相性の悪いコード。
モーダルな世界には、解決や推進はありません。
コーダルの大好きな「ドミナント・モーション」はまさに真逆の概念。
そこで、解決したくなるコードがモードとは相性の悪いコードというわけ。
解決したくなるコード、それはつまりドミナント!
増4度を含む不安定なコードです。(う◯こ中コードです)
ドミナントはどれだったか覚えていますか?(私は覚えてませんよ!)
G7 と Bm7b5 でした!! というわけでこれも外します。
残ったコードは Dm7 ・ FM7 の2つになりました!
というわけで、
CM7 → Dm7 あるいは
CM7 → FM7
というコードを連続で鳴らすことによって
「今、Cイオニアンの世界にいますよー」
というメッセージを伝えることができるのです。
さらに、コーダル世界の「根音(ルート)」は、モーダル世界では重視されません。
その代わりに、Cイオニアン ←と言うときのCを重要視。「軸音」と言います。
みやこ先生「輔音」ではありません。
根音を軸音に入れ替えると、こんなコードができあがります。
Dm7/C と FM7/C
これは「ハイブリッドコード」というらしい合わせ技。くわしくは後日。
CM7 → Dm7/C
CM7 → FM7/C
という弾き方をすると、より強い主張になるそうですよ!
軸音がずっとCから動かないので、停滞感が強いことがわかりますね。
こむずかしいし飽きたよ! という不真面目ベロベロ生徒のあなたは、
同じく飽きているみやこ先生画像でなごんでください。
準備しているアカデミー作家太整先生を尻目に、客いじりというか酔っぱらってからむ。
「そこのアナター! 結婚したら妻に仕事を続けてほしいですかー!」 (どうでもいいアンケートタイムーーー)
「アナタはどうですかー!」 (お客さんも苦笑いーーーーー)
そんなみやこ先生(30)のセルフ・イメージは、あそうくみこ (本気)
さて、みやこ先生が画面に映っている自分を見て「あれ? 今映ってる私の顔あそうくみこじゃない……」
と驚愕しているあいだに、太整先生の準備ができたようなので、
同じようにCドリアンの場合の2コード提示を見てみましょう。
ドリアンの特性音はナチュラル6なので、Aを含むコードを使います。
そして、さっきと同じく増4度を含むコードを外すと、使えるコードは
Cm7 と Dm7・または・BbM7 となります。
Cm7 → Dm7 あるいは
Cm7 → BbM7 という連続を弾くことでモードの提示ができます。
※ただし! さっきのように Bb/C と圧縮してしまうと、 ミクソリディアンの提示とかぶっちゃいます。
聞くと、確かに明るい感じがしてメイジャーっぽいのです。ここはムズカシイとこ。
3つのコードの関係性の図
増4度は、コーダルな推進を感じさせるのでモードでは避けましょうね!
久々に出ました! 新しい漢字! 「ぞうよど」と読みましょう。
みやこ先生、テキーラ5ショットはつらかったね……
……
つづいて同じようにフリジアンいってみよー
特性音は♭Bでしたので、2コード提示は
Cm7 → DbM7 あるいは
Cm7 → Bbm7 となります。
つづいてリディアン……なのですが!
ここでちょっとおかしな特例が。
増4度は絶対ダメだったはずなのですが、リディアンでは、
増4度を含むD7から7をとっぱらってしまってトライアドにすればオッケー! でもG7はダメー!
という何ともミョ〜な通例があるそう。というわけでリディアンの2コードは
CM7 → D
CM7 → Bm7 となります。
残りは一気に! 参考程度に!
ミクソリディアン・エオリアン・ロクリアン
ミクソリディアン ♭7 ……C7 → BbM7
エオリアン ナチュラル6……Cm7 → AbM7
ロクリアン ♭2,♭5……提示できない
ここまでは、モードの世界をコードを使って説明しようという試み。なので、どうしても限界がでてきちゃいます。
ですので次は、モードの世界をモードの言葉だけでとらえてみます!
みやこ先生も限界だよ! しょぼん顔(´・ω・`)
CHAPTER 3
…………モード独自の和音
使えるコードがどれとどれ、とかって結局コードな話じゃねえか!!
全部忘れろっつったからコードの仕組みなんか忘れたよ!
そんな不真面目ベロベロ生徒たちの心の声が、わたしにはビシビシ聞こえてきます。
そこで! モード世界でオリジナルな、コードにとらわれない和音を教えてもらいます!
そもそもモードとは
この音階の中の音を弾いていればそれでよいというルール(Cドリアンの場合)。
なにも、3度を重ねた「コード」にしばられる必要はないわけです。
そこで! 4度を重ねた和音を使ってみるという技があります。
ドに4度を重ねていって、ド・ファ・♭シ の和音ができました。
同じようにレ以降も4度積みの和音をつくります。
ただし増4度を含む和音は使ってはいけません。
♭ミ・ラ・レ と ♭シ・ミ・ラ は削ります。
で、5パターンの4度積み和音ができました。
これを4th Voicing といいます。
Cの4thVoicing、略してC4という場合も稀にあり。
Cマイナーセブンスの世界を表現したいと思ったとき、
これまでのコーダルな方法ではCm7の+α(テンションなど)しかなかったのが、
モーダルでは5パターンもの和音が使えるというふうに、
表現の幅が広がるのです。
ただし、安定感を生む3度の音を使わないので、着地感がないというか浮遊したサウンドになっています。
そういえば宇宙サウンドの回で、4度積みって紹介してもらいましたね! 宇宙サウンドはモードに通じていたのか〜
ジャズの現場では当然のように使われるテクニックですが、理論化はされていない部分です!
モードには理論体系化されていない部分や、奥義のように秘密裏に伝えられる理論が多いそう!
なかなか独学で習得するのは難しそうですね。しかし
ベロベロ音楽理論はそんな音楽理論の裏社会にも果敢に攻め込んで行きます(かも)!
というわけで次回のベロベロ音楽理論は
第27回 「モード・第4回」
コードとモードをいったりきたりする音楽についての講義です!
2月22日・水曜日・20:00 講義開始です!
お楽しみに!!
みやこせんせい、おやすみなさいzzz
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2012-01-26
第25回「モード・2〜それぞれの特徴、特性音」
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ベロベロ音楽理論 第25回
「モード・2…… 7つのモードの特徴、特性音」
今日はモードの第2回!
これまでやってきた「調性音楽」との違いをバッチリ理解しましょう!
今日のおみやは長野直産のリンゴ(ほぼ毎回おみやがつくお得なベロベロ!)
テキーラも2種類ご用意いたしました。
これでショットもちょっとは飲みやすくなるハズ!
ぐいっとイケたーーー
オエー (やっぱり)
CHAPTER 1…… 7つの「モード」
• イオニアン Ionian
• ドリアン Dorian
• フリジアン Phrygian
• リディアン Lydian
• ミクソリディアン Mixolydian
• エオリアン Aeolian
• ロクリアン Locrian
これが、7種類のモード(チャーチ・モード)の全体像です。
モードというのはいわば音楽のカラー。
とはいえ、
実際を見ると、ドからシまで始まりをひとつずつずらして白鍵を並べただけみたい。
なんだか以前やった「スケール」とよく似てますよね。
ひとつひとつよく見てみましょう。
• C イオニアン Ionian
(頭についている音は始まりの音を示しています。)
ふつうの♪ドレミファソラシ〜
• D ドリアン Dorian
• E フリジアン Phrygian
• F リディアン Lydian
• G ミクソリディアン Mixolydian
• A エオリアン Aeolian
コーダルのナチュラルマイナースケールとおんなじ。
とはいえ特質は違うのです。平行世界にいるドッペルゲンガーみたいなかんじ?
• B ロクリアン Locrian
ここまでは、オッケーです。
わたしでもカンタンに弾けちゃいます。
でも、これって一体何が違うのでしょう?
ただドレミ……をずらして弾いてみただけですよね。
では、それぞれのモードの違いは何なのか、
全部をCから始まるように書き換えてみましょう。
というわけでみやこ先生が超わかりやすく図解してくれます!
ていねいな準備。わーわかりやすそーう
CHAPTER 2…… モードの特徴〈特性音〉
やっぱり書き直しを命じられたみやこ先生、衝撃の表情。
きれいに書き直しました。
全体図です。
これが、7種類のモードをすべてCから始めて書き換えたものです。
モード世界には「メイジャー」「マイナー」という調性は本来関係ないのですが、
真ん中の列の3つは、3度の音がフラットしている、というマイナーの特徴を持っています。
それゆえ、マイナーのモードという言い方もできます。
音を聴いてみたら暗いかんじがするヨ。
では、ひとつひとつのモードの「カラー」を検証してみます。
わかりやすくするため、イオニアンを基本として、比較しながら説明していきますよ〜
(モードの世界でイオニアンが基本というわけではないので、注意!)
• イオニアン Ionian
• リディアン Lydian
イオニアンと比べると、増4度の音が入っています。
=4度のFが♯しています。
このように、モードの中で特徴となっている音のことを
特性音またはキャラクタリスティックノートといいます。
リディアンの特性音は♯ファ(♯4) というわけです。
上の図で、イオニアンよりもリディアンが上に位置しているのは、唯一♯の音を持っているためです。
〈リディアン世界中心説〉みたいな理論もあるんだって! 詳しくはみやこ先生に聞いてみよう!
• ミクソリディアン Mixolydian
特性音 = ♭B(♭7)
長3度なのでメイジャー、シに♭がついています。
以上3つは「イオニアン」を中心にしたメイジャーのモードです。
次は、「エオリアン」を中心にしたマイナーのモード4つを見ていきましょう。
• エオリアン Aeolian
ナチュラルマイナースケールと同じ音の配列です。
コーダル世界における、マイナースケールの基本ですね。
• ドリアン Dorian
特性音 = A(ナチュラル6)
短3度なのでマイナー
エオリアンと比べると、6番目のラの音がナチュラルしていますね!
音はエオリアンよりほんの少し明るめっぽいかんじです。
男性でいうと、見た目は渋めだけれど話すと明るい、というみやこ先生の好みのタイプ。
• フリジアン Phrygian
特性音 = ♭D(♭2)
狂気を感じます!話がなかなか噛み合わなさそう!
• ロクリアン Locrian
特性音 = ♭D・♭G(♭2・♭5)
ロクリアンには特性音が2つあります。
もはや決して話しかけたくない感じです! 目が合わないようにそらしちゃいそう!
これで、すべてのモードの特性音と、響きの特徴がわかりました。
でも、まだイメージしづらい! というあなたのために、ベロベロ音楽理論名物!
「恋愛で例える」 いってみましょー
素敵かわいいオトナ女子、みやこ先生の恋愛楽理講座、はっじまっるよー
CHAPTER 3…… 恋愛で例えるモード
恋愛と音楽理論が大好物というみやこ先生に、
今回も音楽を恋愛にたとえていただきます!
それぞれのモードがどんなタイプの男子をイメージさせるか、
そしてその男子がみやこ先生に恋をしたら、デートに誘うときに言いそうなセリフを
考えてもらいました!
ベロベロ女生徒諸君も、身近な男性がどのモードタイプか考えてみたらいいじゃない!
• リディアンくん。
パッパラパーなチャラ男タイプ。頭の中は女のコのことでいっぱいです。
リディアン君はデートなんかどうでもよいのです。見えているのは最終プロセスだけ。
誘い文句はストレートで下心が見え見え。
「みやこちゃん今夜ヒマー? うちにDVD観においでよ!」
• イオニアンくん。
可もなく不可もない「いいひと」タイプ。いいひとは、どうでもいいひとです。
「予定が合えば、今度ランチでもしましょう」
• ミクソリディアンくん。
マジメな中にもユーモアのセンスはあり。お笑いも意外とイケるというヒーロータイプ。
デートではラブコメを一緒に観に行きましょう。
「今度、映画行こうよ!」
ちなみに太整せんせいはこのひとがお気に入り。色気を感じるそうですよ。
• ドリアンくん。
素っ気なさが一見近寄りがたい。でも話すと意外な優しさやセクシーさが。
そのギャップにドキッとしちゃいそう!
みやこ先生はもう恋しちゃったので自分から誘っちゃいましたw
「今度飲み行きましょうよ!!」その誘い方でいいのか!みやこ先生!
妄想が爆発するアラサー女子。
• エオリアンくん。
影のある無口なタイプ。堅実で生真面目なビジネスマンタイプです。
恋愛にはオクテで、誘いたくても誘えません!
「……」
• フリジアンくん。
過去に壮大なトラウマを抱えていそうな、シリアル・キラータイプ。
クリミナル・マインドに出て来そうですね!
デートに誘うどころではなく遠くからじっとり見つめてそう!
• ロクリアンくん。
完全に気がふれています。
ロクリアンタイプの男性に出会ったら、決して振り向かず走り去りましょう!
ちなみにロクリアン専門の作曲家の方もいらっしゃいます。
ここでは公表しづらいのでw気になる方は本編をごらんくださいw
ロクリアン専門作曲家によるロクリアンだけで構成された曲を実演!
さすがのみやこ先生も頭を抱える迷曲ぶり。
モードの特徴はこれでバッチリですね!(≧∇≦)
恋愛中の女子たちは、好きなあの人のことを思い浮かべて、タイプ別モードで作曲してみよう!
では、最後にモード第2回のまとめです。
モードの特徴・まとめ
モードは、音楽のカラー。
代表的なチャーチ・モードには、次の7種類があります。
• イオニアン Ionian
• ドリアン Dorian
• フリジアン Phrygian
• リディアン Lydian
• ミクソリディアン Mixolydian
• エオリアン Aeolian
• ロクリアン Locrian
それぞれの特徴は以下のとおり。
1. メイジャー/マイナー
2. 特性音(キャラクタリスティック・ノート)
3. 白鍵だけで構成するときのはじまりの音
4. 音の響きを男性にたとえると
• リディアン Lydian
1. メイジャー
2. ♯4
3. F
4. チャラ男タイプ
※ 唯一、♯の音を持つ
• イオニアン Ionian
1. メイジャー
2. なし(メイジャーの中心となるモード)
3. C
4. いいひと、どうでもいいひと
※ コーダル世界のCメイジャースケールと同じ構成音
• ミクソリディアン Mixolydian
1. メイジャー
2. ♭7
3. G
4. ユーモアとまじめさを兼ね備えたヒーロータイプ
• ドリアン Dorian
1. マイナー
2. ナチュラル6
3. D
4. 影があるがギャップもあるセクシーな男性
• エオリアン Aeolian
1. マイナー
2. なし
3. A
4. 暗くて実直なサラリーマンタイプ
※ ナチュラルマイナースケールと同じ構成音
• フリジアン Phrygian
1. マイナー
2. ♭2
3. E
4. 裏がありそうなミステリアス・タイプ
• ロクリアン Locrian
1. マイナー
2. ♭2・♭5
3. B
4. ロクリアンさん
これまでやってきたコード中心のお話とは、本当に全然違いますね。
いままでひとつきりしかないと思っていた「ドレミファソラシド」が、7つあったみたいなかんじがします。
新しい扉を開いた一歩め、いかがでしたでしょうか。
次回はより深く、モードの世界に踏み込んでいきます! お楽しみに!!
おまけ・今日の名盤
Kind of Blue: Miles Davis
モード・ジャズを世界に広めるきっかけとなった一枚。
1曲目の「So What」は、ドリアンの平行調だけで構成されています!!
そんなことも意識しながら、聴いてみましょう〜♪
2011年最後の講義でした!
先生方、おつかれさまでした!
みなさま2012年もベロベロ音楽理論をよろしくお願いします♡
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