静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

高速バスのwebページから考えてみる。

 ここでも高速バスのネタかよ!と言う事でお許し頂きたいのですが、今回はバスそのものの話ではなく、そのPR方法と言う事について書いてみたいと思います。
***
皆さんが「どっか出かけるとき」には恐らく色んな交通機関を使用する事を考えるかと思いますが、その時に「高速バスもいいよね」って言う事を考えて見られるページはどこになるでしょうか。中には物好きなページもあって、そこを「地元のポータルサイトだ」的な勢いで作っている中の人も居るでしょうが、やはり基本的にはそれぞれの会社のページを見る事だと思います。
そんな中で、まず見るのは「バスの時間」であるとか「運賃」の話、これはあると思いますが、その他にも「どんな所にどんな風に行けばいいのか」って言うこともあるでしょうし、「長い時間過ごす車内、どんな感じなんだろう」って言うのがあるのではないでしょうか。
今回と言うか7/16に開業する遠州鉄道の「イーライナー」浜松横浜線のWebページと、地元静岡市しずてつジャストラインが運行する「静岡横浜線」のwebページを見ていると結構違いが出ているのに気付きました。
■横浜まで行ってどうするの?
路線開業の背景にあるものについては省略しますが、横浜と言う事で「横浜まで行ったら後はこんな所に行けますよ」って言うことを分かりやすく書いているのが遠州鉄道なんですよね。具体的にこのページになるのですが、単純に「横浜市内の観光」だけではなく、観光・ショッピング向けの路線乗換案内羽田空港・成田空港向けの路線乗換案内、そして、意外だったのがビッグサイトパシフィコ横浜と言った展示会会場向けのビジネス利用客向け路線乗換案内と、「こんなお客様でもご利用頂けますよ」と言う提案が出ているところです。
その一方でしずてつジャストラインは一応は横浜観光のモデルコースを掲示してあるものの、基本的には観光向け路線と車内で定義づけているのか、観光客向けの案内しか出ていません。
***
恐らくはそれぞれの会社で「路線の位置づけ」的なものはあるのかもしれませんし、特にしずてつの場合は同社が運行している東京都内行の「しみずライナー」や「駿府ライナー」と言った路線もありますので「社内で余計な競合をしたくない」って言うのはあるのかもしれませんが。・・・どうなんでしょ、
このこのPDFファイルを見て「横浜行こうか」って言う人がどれだけ居るのかな、って思わざるを得ません。そう言う面では「お客様の事をあんまり見てないんじゃないのかなぁ」と思う部分が正直あるんですよね。遠州鉄道の場合には更に横浜市バスと組んで一日乗車券の案内もwebでしていたりとか、YCATから羽田空港行バスの乗車券を遠州鉄道の各窓口で販売もすると言うような「お客さんが必要とされるものをそこで提供している」って言う所は相当力が入っている(逆を言えば顧客層が掴めない)なぁって考えます。
■バスの車内はどんななの?
まぁ、流石に市内を走っている路線バス用の車両は絶対に来ないものの、やはり4時間程度かかる事を考えると「どんな車内なんだろ」と言う事も考えてしまうかと思うところです。そんな観点から見た場合には、やっぱりしずてつの方が一日の長があります。こちらのページでは実際に使われている車両(実際には微妙に座席が違いますが、椅子の数は一緒なのでここでは「実際に使われている車両」とします)の中やどんな椅子なのかって言う事も出ています。
その一方で遠州鉄道の高速線ページにはそのような記載がないところで。トイレ無しでも実際には2回ほど浜松からですと休憩を取ることが出来るのですが・・・やっぱり心配ですね。
***
前振りが異常に長くなってしまいましたが、webページって言うのは「お客様が最初に目にする場所」であると言っても過言ではないでしょう。そんな中でお客様が「どんな事を知りたいのか」と言うのをマスで考えるのではなく、「どんなお客様が【イーライナー】と言う検索ワードで来るのか」と言う事を仮説でいいから設定した上で、それらのお客様でも分かるような構成にしないとならないのでは、と思うところです。その中でwebの雰囲気が良かったから「○○を選んだ」と言うようにお客様は感じ、お客様はお金を落としていきます。そんな風にお客様にとって「何をお客様は望んでいるのか」を常に市場の中から感じつつ、そんなお客様に良い経験をして頂くためには何をすべきなのか、と言うことを考えて広告に関するアクションプランの詰めを本当はしないとならないのではないでしょうか。
***
今回はただ「バスの話」をメインに据えてみましたが、どんな商売であっても「お客様に一人でも多くの方に自分たちの商品を体験して貰う」と言うのは全く替わりはない」と思います。そのためには「自分たちの強みや弱み、周辺環境の脅威や追い風は何なのか?」と言う根底の部分から考えて行かなくてはなりません。

さて、皆さんのビジネスでは「お客様が何を求めているのか?」と言う「お客様目線」に立って様々なことを考えていらっしゃいますか?

やってきた。

 今日は今日で荷物の片付けと称して夏休みを貰っていたわけなんですが(有休を今まで取れなかっただけにw)、待つこと数週間、ようやく我が家にもあれが来ました。

 はい、あれです、あれ。
 iOS4にうpしてから正直なかなか使えねぇ・・・なんて思ってましたが、流石新しいハードはなかなか使えます。twitterのクライアントアプリもなかなかいい感じに動きますし、何と言っても「ヌルヌル動くよ!」って言うのが使っていて気持ちいい所ですよ〜、いやマジな話。
 しかしながら気になる所もある訳で。それは「落としたら洒落にならんなぁ」と言うところ。流石にこんな早く手元にこいつが来るとは思って無かったので、カバーあたりは全く買ってないですし、ドックも言わずもがな。このあたり早く欲しいところなんですが・・・明日あたりコジマで買うか、それとも来週の日月で東京行く時にまたヨドバシで買ってくるか・・・などと思う所。

その一方で・・・

 非常に面倒臭くなっているのがMBP13とMBP15の使い分け。
 寮に居る間はMBP13を完全にメインマシンにした上で、MBP15は音楽プレイヤーやら書類を開いておくサブマシン的な使い方をしていましたが、さて、これから先はどうしようかなと思う。と言うか完全にそこらへんのポリシーが無くなっているので、この部分を何とか今月中には解決した上で、多少なりとも使いやすい環境を作らなくてはなんて思って居るのですが・・・難しいよねぇ。

新宿・渋谷〜三島駅系統

 些か旧聞ですがウチのBlogではまだ取り上げていなかったネタを。


いつも富士急バスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
7月16日(金)より、静岡県三島・裾野地区と、新宿・渋谷地区間を結ぶ高速バスの運行を開始いたします。バスの愛称は、三島市が生んだ話題のB級グルメにちなみ、「みしまコロッケ号」といたしました。
運行開始を記念し、平成22年7月16日(金)〜19日(月祝)まで「みしまコロッケ号運行開始キャンペーン」として、下り1号(新宿高速バスターミナル 12:00発)にて三島駅(北口・南口)までご利用のお客様にご到着時、「みしまコロッケ」をプレゼントいたします(みしまコロッケの会提供)。
この機会にぜひ富士急バスをご利用ください。
平成22年7月16日 「三島〜新宿・渋谷線(みしまコロッケ号)」が運行開始します!! ■富士急(7/9確認)
 「ヤキソバエクスプレス」に次ぐ第2弾は「みしまコロッケ号」ですか・・・いやはや、何とも(笑)。みしまコロッケって言うのは三島市内の箱根西麓で取れた三島馬鈴薯メークイン)で作ったコロッケの事を指すみたいで、三島市役所には「みしまコロッケの会」と言う団体があるようで。恐らく富士宮の「富士宮やきそば」に触発されて「自分らでも作ろうじゃねぇの」って言うところもあるんでしょうか。しかし、この「ローカルB級グルメ」を高速バスの愛称にした富士急の中の人の発想には頭を下げざるを得ないところ。(厳密に言えばヤキソバ〜が「富士急静岡バス」、みしま〜が「富士急シティバス」で微妙に運行会社は異なりますが)。
 あと、沼津駅発の東京駅行に「さんさんぬまづ・東京号」、沼津駅発の新宿西口行に「さんさんぬまづ・新宿号」と言う名前が付いてますね。今まで愛称が無かったこの系統、「みしまコロッケ号」で話題をさらいながら、同時に「こんなのも走らせてますよ〜」と言う事でPRする方向なんでしょうか。

 でさ、いっそのこと新宿から三島駅を経由して富士宮駅まで行く高速バスを作って「みしまコロッケ乗せヤキソバエクスプレス」なんて言うネーミングで走らせたら?(帰れ

高速バスページ開設

 以前書きました遠州鉄道の高速バスですが、正式にwebページが開設されました。
■時刻表

上り1便 上り2便 停留所 下り1便 下り2便
0640 0800 浜松駅 2035 2155
0645 0805 相生 2030 2150
0650 0810 子安 2025 2145
0655 0815 篠ヶ瀬 2020 2140
0715 0835 浜松IC-P 2010 2130
0730 0850 磐田IC-P 2000 2120
1025 1145 横浜YCAT 1650 1810
1040 1200 山下公園 1620 1740

 特徴としては浜松市内の主要停留所に停車って言うところと、横浜市内ではYCAT止まりになるのではなくて、山下公園まで行く所でしょうかね。むしろしずてつの静岡横浜線山下公園あたりまで行って観光客への訴求をした方がいいのでは?と正直言って思うところです。
 後、気になるのは車両がどんなやつで来るのかって言う所でしょうか。人数表示のところは実数表示で出てないですし、トイレ表示も全く無いですからねぇ・・・。とは言え、遠鉄にしてみれば初めての高速バス路線。今月中に何とか時間を作って乗ってみたいところです(早速それかよw)

2010年07月08日のツイート