東北学院大学連続講座「震災と文学」

今日は告知です。

東北学院大学連続講座「震災と文学」

本年度後期(10月から来年2月まで)のスケジュールが決定いたしました。


第1回目は来週金曜日(10月10日)、仙台在住の直木賞作家・熊谷達也さんです。


ぜひお運びください。

熊谷達也

  • 2014年10月10日(金)18:00〜19:30
  • 「災後の文学の可能性〜〈100人の作家の言葉〉より〜」

くまがい・たつや◎作家。1958年、仙台市生まれ。東京電機大学卒。著書に『ウエンカムイの爪』(小説すばる新人賞)、『漂泊の牙』(新田次郎賞)、『邂逅の森』(山本周五郎賞直木賞)など。震災後の著書に、岩手・宮城内陸地震の被災地を描く『光降る丘』、函館大火などをテーマとする『烈風のレクイエム』、主人公が震災を体験する『調律師』、気仙沼市を舞台とした『リアスの子』『微睡の海』がある。

翼に息吹を (角川文庫)

翼に息吹を (角川文庫)

星亮一

  • 2014年10月31日(金)18:00〜19:30

ほし・りょういち◎作家。1935年、仙台市生まれ。東北大学文学部卒。幕末をテーマとした書著に『敗者の維新史』『奥羽越列藩同盟 東日本政府樹立の夢』、『会津と長州、幕末維新の光と闇』、『会津藩斗南へ 新装版』など。震災後の著書に『脱・フクシマ論』、『老いてこそ過激に生きよ』など。NPO法人フクシマ未来戦略研究所理事長も務める。

偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)

偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫)

佐伯一麦

  • 2014年12月5日(金)18:00〜19:30
  • 「水辺を訪ねて考えたこと」

さえき・かずみ◎作家。1959年、仙台市生まれ。宮城県仙台第一高等学校卒。1984年に「木を接ぐ」により海燕新人文学賞受賞。著書に『ショート・サーキット』(野間文芸新人賞)、『ア・ルース・ボーイ』(三島由紀夫賞)、『遠き山に日は落ちて』(木山捷平文学賞)、『鉄塔家族』(大佛次郎賞)、『ノルゲ』(野間文芸賞)など多数。2014年、『還れぬ家』で毎日芸術賞、『渡良瀬』で伊藤整文学賞を受賞。

とりどりの円を描く

とりどりの円を描く

池澤夏樹

  • 2015年2月13日(金)18:00〜19:30
  • 「文学に何ができるのか──被災者とその他の人たちの距離」

いけざわ・なつき◎作家・詩人。1945年、北海道帯広市生まれ。著書に『スティル・ライフ』(芥川賞)、『マシアス・ギリの失脚』(谷崎潤一郎賞)、『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞)のほか、『きみが住む星』『池澤夏樹詩集成』『カデナ』『嵐の夜の読書』『春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと』『双頭の船』『アトミック・ボックス』など多数。『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』(朝日賞)に続き、2014年11月より『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』も刊行。

氷山の南 (文春文庫)

氷山の南 (文春文庫)

和合亮一

  • 2015年2月20日(金)18:00〜19:30
  • 「詩の礫、それから」

わごう・りょういち◎詩人。1968年、福島県福島市生まれ。福島市在住。福島大学卒。福島県立保原高校教諭。『After』(中原中也賞)、『地球頭脳詩篇』(土井晩翠賞)など。東日本大震災1週間後からツイッターで膨大な「言葉」を発信。『詩の黙礼』、『詩の礫』、『詩の邂逅』の詩集3部作として結晶した。その後も、『私とあなたここに生まれて』、『ふるさとをあきらめない』、『ふたたびの春に』、『詩の礫 起承転転』、『廃炉詩篇』などを発表。

心に湯気をたてて

心に湯気をたてて

【以下、共通】

  • 料金/無料
  • 企画・コーディネート/有限会社荒蝦夷

*会場は変更となる場合があります。


*席に限りがございますので事前のお申し込みをお勧めいたします。申込者の氏名・住所・電話番号(お持ちの方はEメールアドレスも)・年齢をご明記の上、ハガキ、電話、FAX、またはEメールにてお申込みください。


*ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

【申込先】東北学院大学地域共生推進機構

〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1  TEL:022-264-6424   FAX:022-264-6364 

Eメール:kikou@staff.tohoku-gakuin.ac.jp