iPadとOSXのテキスト同期はSimplenoteでしょ
Simplenoteは、テキストを保存しておくためのクラウド・サービス。「リッチテキストや画像が扱えないEvernote」と考えたら良いかもしれない。「ファイル管理できないDropbox」かもしれない。だから、使いやすい。書いた文章を時系列で管理する。検索もできるし、タグ分けもできる。iPhone/iPadで物書きをするなら、これが無いと始まらない。
Metanota 1.4（無料）
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Bogdan Farca - Bogdan Farca（サイズ: 1.9 MB）
全てのバージョンの評価: 
（7件の評価）
前回はnvALTをオススメしたのですが、出てきました、本命 Metanota。MacでSimplenoteにアクセスするためのエディタです。nvALTが付加価値としてSimplenote同期するのに対し、Metanotaは初めからSimplenote前提。タグでテキストを絞り込むことも、消したファイルをゴミ箱から救出することもできます。nvALTには出来なかったことが出来る。iPadにもすぐ反映するし、無料だし、まず入れておいて間違いなし。
SimplenoteをOSXで使うためのフリーソフト nvALT
パソコンならではの３ペイン方式。絞り込みが分かりやすい。
日本語対応って、縦書きモードのこと？ コンテクストメニューの「Layout Orientation」を「Vertical」にすると縦書きのまま編集ができます。
まだ作りかけなのは、フォントのカスタマイズ。MacBookAirでは文字が小さい。でも、コピペ用の共有クリップボードと割り切れば難は無し。それに、ここあたりの改良も早いうちにやってくるでしょう。日本語に対応してくれたことのほうが有難い。
そして、iPadに引き寄せてみる。Simplenote純正アプリを開けば、文章がそこにある。同期を意識させない。テキストを長押しし「Select All」。DraftPadに移しリンクの貼り込みをしiHatenaSyncで投稿。Simplenoteを中継すると、作成効率が３割アップします。
Simplenote 3.2.2 
DraftPadからSimplenoteに転送するアシスト
いつでもどこでも「同じ文章」なのが凄いとこ。クラウドの恩恵です。ファイルを開いてから「しまった。これは古いバージョンだ」と叫ぶことがなくなった。そもそも、叫ばなかったら良いんですけどね。そういう体験がSimplenoteでは無くなります。時間を遡るリヴィジョン管理も出来るので「前のほうが良かった」という場合も安心。Evernoteは「残す」に重点があるけど、Simplenoteは「書く行為」をうまく捉えている。
現在進行形の「書く」。プロセス志向なシステムが、Metanotaの登場でパソコンも巻き込み始めた印象がします。
http://simple-backup.appspot.com/
（追記）
マウンテン・ライオンだと、メモがiCloud同期するみたい。メモにURLスキームがついたらDraftPadの保管庫になるのになあ。
