復興担当相、後任に平野達男副大臣。レイムダック内閣の色彩が濃くなっていく

菅直人首相は5日午後、問題発言で復興対策担当相を辞任した松本龍氏の後任として平野達男内閣府副大臣(復興担当)に就任を要請し、平野氏は受諾した。枝野幸男官房長官は同日午後の記者会見で発表した。平野氏の認証式は同日中に行う予定で、後任の副大臣については調整中としている。▼枝野氏は平野氏の起用について「震災前から国家戦略という大変重要な課題について活躍してもらっている。震災対応でも地元(岩手県)出身ということを含めて活躍されており、菅直人首相は『継続性と力(の面)から是非お願いしたい』と言った」と明らかにした。

 ただでさえ退陣する首相のもとでは誰もやりたがらないのに、その首相が何を考えているのか、わからないとあって(正確には1日も長く首相の座にとどまること以外に何を考えているのか、わからない)、大臣もなかなか決まらない。仙谷氏も断ったらしいし、そうなれば、内部昇格になってしまう。暫定政権、それもレイムダックの暫定政権みたいな感じがますます強まっていくなあ。
★松本復興相の後任、首相の打診を仙谷氏断る : 読売新聞 => http://bit.ly/ifI7qq

菅直人 総理の野望

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