ワールドカップ欧州予選、スペイン、ドイツ、ポルトガルがまさかのドロー

 どこの国にとっても、ワールドカップへの道は簡単な話じゃない。昨日の欧州予選は波乱の展開。終了間際のゴールで、スペインはフランスと1−1で引き分け、ドイツはスウェーデンに4−0から4−4に追いつかれて引き分け。一方、ポルトガル北アイルランドに1−1に終わる。強豪国とはいえ、ワールドカップへの道は平坦ではないのだな。フランス、スウェーデン北アイルランドにとっては価値ある勝ち点1だなあ。
★ドイツ、ポルトガルがまさかのドロー - Goal.com => http://bit.ly/Xlzqz2
★レーブ、衝撃の同点劇に「説明できない」 - Goal.com => http://bit.ly/S2xV7D
★W杯欧州予選、スペイン対フランスはドロー - Goal.com => http://bit.ly/Xlzr68

スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか (SB新書)

スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか (SB新書)

米大統領選挙討論会、第2ラウンドはオバマ大統領の勝利だとか

11月投開票の米大統領選が終盤を迎えるなか、オバマ大統領(民主党)と共和党ロムニーマサチューセッツ州知事が直接顔を合わせるテレビ討論会の2回目が16日、ニューヨーク州ヘムステッドのホフストラ大学で行われた。CNNと世論調査機関ORCが討論会直後に行った調査によれば、討論会を視聴した登録有権者の46%がオバマ氏が勝利したと答えた。ロムニー氏が勝利したと答えたのは39%だった。

 最終コーナーに入り、デッドヒートが続く米大統領選挙のオバマロムニー両候補による討論会。第1ラウンドはロムニー優勢だったが、先日の副大統領候補討論会で民主党のバイデン副大統領が共和党のライアン候補に反撃に出、そして、この日はCNNの調査で、オバマが優勢との判定。逆襲に転じてきた。第1ラウンドの経済問題ではロムニーのパンチが目立ったが、外交、銃規制などの問題になると、オバマのほうが強く、さらにリビア大使がアルカイダに殺された事件をめぐる対応では、ロムニー氏の発言に事実関係に誤りがあることを司会者から指摘されたりもしていた。最後まで、わからなくなってきたなあ。
【やぶしらず通信・関連ログ】
米大統領候補討論会、第1ラウンドはロムニーの勝利が67%、オバマ25%。 (10月4日) => http://bit.ly/QThw3g
米大統領選、ロムニーの支持率がオバマを逆転との調査結果も(10月9日) => http://bit.ly/QThKXU

複雑怪奇な尼崎の死体遺棄・行方不明事件に似ているという北九州連続監禁殺人事件の本

兵庫県尼崎市梶ケ島の民家で3人の遺体が見つかった事件で、昨年のドラム缶遺体事件で主導的な役割を果たしたとされる角田美代子被告(64)=死体遺棄罪などで起訴=の周辺や縁戚関係にあるうち、捜索願が出されている7人を含む男女計8人が所在不明になっていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、発見した3遺体の身元特定を急ぐとともに、不明者の一部が殺害され県内外に遺棄された疑いもあるとみて全容解明を進める。

 連日、話題になっている尼崎の死体遺棄事件、複雑怪奇で、新聞やテレビに出てくる事件関係者の図を見ても、今ひとつ、人間関係がわからない。遺体が見つかった3人のほかに2人殺されたという話もあるし、主犯とされる容疑者の周辺では8人が行方不明になっているという。大量連続殺人事件の様相を呈してきた。それも親族・知人を食っていたというところが異常。そして、この事件の解説するコメンテーターが必ずといっていいほど引き合いに出すのが「北九州連続監禁殺人事件」。この事件、あまり覚えていなかったのだが、ウィキペディアを見ると、2002年に発覚した事件で、6人が殺害され、1人が傷害致死と7人もの犠牲者を出している。しかも、被害者は加害者の親族や知人ということで、確かに似ている。衝撃的な内容だけに、いくつも本が出ていた。
★北九州監禁殺人事件 - Wikipedia => http://bit.ly/MRlV76

消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)

消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)

北九州連続殺人事件の教訓

北九州連続殺人事件の教訓

橘川幸夫『「生意気」の構造』

 新刊書を追うのも面白いけど、図書館で、ふっと目についた昔の本を借りて読むことも新しい発見があって、刺激的だ。昔の本といっても古典ではない。いまは時代の流れが速いから、10年も経てば、多くの本が書店の店頭から消え、内容にもカビが生えてしまっているような本が少なくない。ただ、中には今も生き続けている本がある。この時代に、こんな風に世の中を見て、こんなことを言っていた人が既にいたんだということを知るのは新鮮な驚きで、その論考は現在を考えるきっかけになったりもする。これも、そんな1冊。出版されたのは、1993年9月だから、すでに20年近く前。副題に「団塊ジュニアの発想が変える21世紀の日本」とあるが、ここので社会分析は今でも参考になるし、インターネット前夜に書かれた本なのに、インターネット社会を予見していたようなところがある。
 で、目次で内容を見ると、こんな感じ。

続きを読む